真田丸ネタバレ・あらすじ 39話（３９回）「歳月」①

真田丸ネタバレあらすじ・キャスト・最終回　まとめ＞真田丸ネタバレ・あらすじ 39話（３９回）「歳月」①

真田丸ネタバレ・あらすじ 39話（３９回）「歳月」①

真田丸　ネタバレ・あらすじ　37話（37回）「昌幸」③の続き。

信繁たちが九度山に流されて十年の歳月が過ぎた。
上田に戻る事を夢見ていた昌幸だったが、その願いは叶わぬまま64年の生涯を閉じる。

昌幸が亡くなり、上田から信之が、三十郎を連れて、手を合わせに九度山へ来た。

信之＞「さぞご無念であったであろう。」
信繁は、昌幸が形見として残した兵法書を信之に見せる。
「これまで戦場で培ってきた戦のしかた勝ち方が全てこの中にあると父上は仰せでした。」

信之＞「孫子の兵法にも匹敵する貴重なものではないか！」
だが…その中身は、
文章は一切なく、すべて記号で表されていて「凡人には全く分からん。」と信之。

信繁＞「父上らしいとも言えますが。」
信之＞「全部こんな感じか？」
信繁＞「全部こんな感じです。」

信之は、ご赦免頂けるようことの歎願はこれからも続けてくれると言ったが、
信繁たちは、それを丁重に断った。
「梅と大助に至ってはここでの暮らししか知らないから、無理して上田に戻らずともよい。」とも。
そして、内記が、昌幸が亡くなった後、追腹を切ろうとして、思いとどまらせるのに骨を折ったという話をした。

信之＞「父上とはわしらが生まれる前からの仲だからな。」
きり＞「ご心配なく。すぐに元気になりますから。」
信繁＞「兄上こそ大変なのではないですか？大名として領内をまとめていくというのは。」
信之＞「新たに堀を作って田に水を引かせた、荒れ地を耕して畑を広げたり、まあやらねばならぬ事は後を絶たぬ。」
信繁＞「休む暇もありませんね。」
信之＞「まあそういう地道な仕事の方がわしには向いておるのかもしれんが。」

貧しくとも戦のない暮らしは、女達に安らぎを与えた。
ただ、その貧しさは信之の想像以上のものであり、生活のために、
きりが、村の女たちに縫い物を教えてみたり、
佐助が、村の若い衆を相手に忍びの小技を指南して小遣い稼ぎをし、
家計を助けたが、それも焼け石に水で、信繁は、信之に援助を申し出る。
信繁＞「こんな事お願いして申し訳ありません。」
信之＞「これ以上ひもじい思いはさせん。」

後ほど互いの子供の話となった時、信之は自らの二人の息子たちの事を「なかなか頼もしく育っておる。」
と述べた後「大助は少々おとなしすぎはせぬか？」と気になった事を口にした。

自身も父にほったらかしにされて育ち、子育てが今一つ分からない信繁は、この後、
大助の養育を内記に委ねるのであるが…。

ところで亡き父、昌幸からは信之と信繁の兄弟は互いに、
自分よりも兄の方が、…自分よりも弟の方が、愛されていると思っていた事がわかる。

十年ぶりの再会ゆえ「２～３日泊まっていかれますか？」と信繁は兄に聞いたが、
先だっての、三十郎が見つけてきてくれた、かつて寧に仕えていた侍女に会い、
高台院様への取り次ぎを頼む用件のために、早や明朝には、京へ向けて出立すると言う。
信繁は先ほどに重ねて「どうかその件はお忘れ下さい。」と言うが信之は
いつになるか分からないが、また皆で共に暮らすのが願いであると、逆にやらせて欲しいと頼んだ。

真田丸　ネタバレ・あらすじ　39話（39回）「歳月」②へ続く。

真田丸後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)/NHK出版

￥1,188
Amazon.co.jp

真田丸に関連したニュース　まとめ

【出演】堺雅人，大泉洋，木村佳乃，平岳大，中原丈雄，藤井隆，迫田孝也，高木渉，斉藤由貴，榎木孝明，温水洋一，林邦史朗，，草笛光子，高畑淳子，近藤正臣，内野聖陽，草刈正雄