真田丸　ネタバレあらすじ　21話（21回）「戦端」⑤

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真田丸　ネタバレあらすじ　21話（21回）「戦端」⑤

真田丸　ネタバレあらすじ　21話（21回）「戦端」④の続き。

氏政が帰ってから正信は言った。
「殿の誠心誠意のご忠告氏政様も胸にしみた事でございましょうな。」
家康＞「だとよいが…。」

「で…誠、嘘偽りはございませんのですか？」正信は、主君、家康が本当に損得抜きで、
他の武将の説得にあたる事などあるのだろうかと半信半疑ゆえに尋ねた。

家康は振り返ると腕組みをして顔を顰め正信を見て「もっと素直にならんか！」と言った。
正信＞「性分でございますゆえ。」
家康＞「確かに北条には滅んでもらった方がどれだけ助かるか。しかし、心底救ってやりたくなったのだ。
何の得にもならんが、たまには得にならん事もしてみたくなるもの。いかんか？」
正信＞「それでこそ我らが殿。」
家康＞「どう出るかのう？」

一方、相模、小田原城へ帰った氏政は、氏直と上洛について話し合う事としたのだが、息子の氏直も、
上洛に難色を示した。

氏政は、江雪斎に、なんと上洛するにあたっての条件として、
沼田城の引き渡し要求を秀吉に伝えるようにと命じた。

その書状を受け取った秀吉は、強気な北条の態度に、あまりいい気がしなかった。
「舐めおって氏政め。」

それを三成が「しかしながらそれで上洛するというのならむしろ好都合ではございませぬか。」
と宥めた。
沼田を真田から取り上げて北条に渡すという采配を秀吉が行う事によって
無駄に戦もせずに済み、また大名同士の勝手な争いを禁じた天下惣無事の決め事も守れる。
ならば、そこは北条の条件を飲んでみてはと言うのである。

「しかし真田が納得せんだろう。」と秀吉は懸念した。

そこで三成は信繁を使って昌幸を説得させようと試みる。

御文庫にて。

三成＞「北条の上洛が決まりそうだ。」
吉継＞「北条攻めは取りやめという事か？」
三成＞「取りあえずは。源次郎。北条は沼田が自分たちのものだと言い張っておる。」
これには信繁も強い口調で反論した。「沼田は真田の城でございます。」
三成＞「沼田を渡さねば上洛せぬそうだ。」
信繁＞「父が納得致しませぬ。」
三成＞「そこで安房守を京へ召し出す事にした。」
信繁＞「父がこちらへ参るのですか？」
三成＞「おぬしがじかに諭してくれ。」
信繁＞「無理でございます！」
三成＞「全ては戦を起こさぬため。曲げて頼む。」

真田丸　ネタバレあらすじ　21話（21回）「戦端」⑥へ続く。

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