『真田丸』ネタバレ・あらすじ 7話(7回)「奪回」③ | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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真田丸 あらすじネタバレ・キャスト・最終回 まとめ『真田丸』ネタバレ・あらすじ 7話(7回)「奪回」③
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 7話(7回)「奪回」②の続き。

『真田丸』ネタバレ・あらすじ 7話(7回)「奪回」③

木曽に向かう途上の休憩時に、信繁は、とりに謝罪する。
「こんな事になって申し訳ありませんでした。」

とり>「ばばも戦国の女子じゃ。人質になった時から覚悟はしておりますよ。
思うようにいかぬのがこの世。 大事なのは思うようにいかぬ時いかに振る舞うか。
源次郎諦めてはなりませぬ。望みを捨てなかった者のみに道は開ける。
ばばが言うんだから間違いはない。」

それから、今いるのが木曽に近い場所だという事と、
木曽義昌の人質は武田を裏切った折に勝頼の命で皆殺しにされているという事を聞いて、
武田の家臣を恨みに思っているのではないかと、きりが不安がって、逃げようと言い出す。
信繁>「丸腰でこんなとこで逃げ出してもまず生きては帰れない。」
きり>「じゃあどうすれば? 」

とりは落ち着いて「望みを捨てなければ何とかなる。」ときりを言い聞かせた。


滝川は交渉の駒として人質を使う事にする。
木曽路を通らせてもらう代わりに、人質全員を差し出すと、木曽義昌に申し出たのだ。
すんなりと交換条件を受け入れた義昌に
「やはり狙いは人質であったな。」と一益は、長崎元家に言う。
一益>「ここで人質を手放すのはもったいないが背に腹は代えられん。」
元家>「ようやくこれで信濃を抜けられますな。」

滝川一益が木曽義昌に人質を渡したのは6月28日。
だが滝川一益は結局、清洲会議には間に合わなかった。
織田家屈指の名将といわれたこの男は、羽柴秀吉の台頭により力を失い、
この後二度と信州に戻る事はなかった。


人質達を集めた部屋へ義昌が入ってくる。
「木曽義昌である!本日をもって滝川一益殿より貴殿らの身柄を預かる事となった。
手荒な扱いはせんのでご安心召されよ。いずれわしは信濃一国を治める大名となるつもりである。
おぬしらはそのための大事な駒じゃ。
グッハハハハハハ!ウッハハハハ…。」義昌、笑いの途中で急になぜか止まる。
とりが目に入ったようで、とりを見ると、とたんに動揺し出した義昌は、ここで話を切り上げて硬直している。

きりが信繁の元に来ると、再び文句をダラダラと垂れ流し始める。
「これではたらい回しではないですか!滝川から木曽って、これは何?
いい事なの?悪い事なの?」

信繁>「あまりいいとは言えない。木曽義昌は信濃では真田に勝る力を持っている。まず人質は帰してはくれないだろう。」
すると、きりは「人質としての価値のない自分だけは、帰してくれるように木曽のお殿様に取り次いで下さいな。」
などと言い出す。
「いい加減にしろ!」と信繁に怒鳴りつけられて「真田に帰りたい」とシュンとしてしまったきり。
信繁がどうにか、きりの機嫌を宥めようと考えているところへ木曽義昌様が直々にやって来て、
とりに「宗太郎、久しぶりです。」と名を呼ばれてペコペコしている。

義昌は、とりの前に行くと、とりの手を取って
「おとり様、昔と少しも変わりませんなあ~!」と、やたらに腰が低い。

「このような形でお会いするとは思ってもみませなんだ。」と、とりに述べる義昌の横から
信繁が二人の間柄を問うと
「私は宗太郎の子どもの頃をよ~く知っておる。 この子は信玄公の前でしょんべんを漏らしおったんじゃ。」
と、とりに、
義昌が触れられたくない過去の恥ずかしい話をされてしまう。
それから、とりは、義昌の頬を叩いて武田家を裏切った事を叱る。
その後、とりの交渉で、人質のうち信繁ときりだけは解放される事となった。


一方、昌幸を訪ねた出浦昌相(寺島進)は、室賀が北条についた事を知らせる。
「これで他の国衆たちも続々と北条になびく。」と予測する昌相に昌幸は
「おぬしもひとまず北条についてくれ。内情が知りたい。」と指示する。
だが昌幸自身は北条には付かないと言う。
昌相>「では…。」
頷く昌幸。


福島城。
役目を果たせぬまま解放される事になり落ち込んでいる信繁に、きりは手を叩いて
「いい事を思いついた!別所の湯に寄りませんか? 」と言う。
信繁は、むろん、そんな浮かれ気分の話には乗らず、
能天気にして過干渉のきりを嫌がるが、きりは何だかんだ言いながら信繁の傍を離れない。

こうして、信濃の真田の里へと帰って来た信繁は
とりを連れて帰れなかった事を気に病んで信幸に胸の内を話す。
「真田家にとって大事な時に私は足を引っ張っているだけ。本当は今こそ役に立たねばならぬのに。情けない話です。」
信幸は、信繁に
「本当は気の利いた事の一つも言ってやりたいのだが、わしは今、岩櫃の城を任されそれだけでいっぱいいっぱいなのだ」
と語る。
そして、この時、昌幸は上杉景勝(遠藤憲一)に会いに行ったのだと、信繁は信幸から聞かされる。

昌幸は、上杉景勝に謁見すると
「信濃は元来上杉にこそ縁深き土地。他の国衆がどのように動こうとも真田は決して北条に寝返る事はありません。」
と、真田の上杉への従属を述べ、景勝と共に信濃を守り、北条と戦うと宣言した。
それを聞いて、景勝は「あい分かった。 そなたの小県はこの上杉が必ず守る。」と約束する。


「ばか者!それでばば様を残してきたというのか。 何のためにお前をやった!」
昌幸は、とりを救えなかった信繁の失態を聞くと大声を出して怒った。
そして、失敗続きの源次郎の、その失敗の原因を「己の勘に頼り過ぎるからじゃ。」と諌め
「わしも勘だけで生きておるが、わしの勘は場数を踏んで手に入れた勘なので、だいたいは上手くいくが、
場数を踏んでいないお前がしくじるのは当たり前じゃ。」と言う。
そして
「お前の兄は勘には頼らない故に間違いは、少ないが、真面目過ぎて面白くない。
お前は自分の勘に頼り過ちを犯すが面白い。
面白くなければ人はついて来ないから、どちらにも利点があり、どちらが正しいというわけでもなく二人で一つである。」
と、言い聞かせる。

そして、昌幸は立て続けに、また新たな任務を信繁に与える。
それは、上杉の海津城に行き、信尹(栗原英雄)の指示に従い、上杉の家臣・春日信達(前川泰之)を調略して、
上杉を裏切り北条に寝返るよう仕向けろというもの。
父の意図を測りかねる信繁に、ここで昌幸は、
上杉に付くと見せかけて、最終的には寝返って北条に付く腹つもりなので、
その時の手土産にしようという考えであると手の内を明かした。

昌幸の計画は、、
景勝を信濃に誘い出し、背後から春日信達に攻めさせ、前と後ろから挟み撃ちにして一網打尽にするというもの。
それが実現すれば、この戦の一番手柄はこの真田になると言う。
この大仕事を信繁は喜んで引き受けた。
回転扉をくぐり昌幸の部屋から信繁が出ると、
外で待っていた内記が「支度は整っております。 殿は本気になられたのです。」と告げた。

上杉北条を股に掛けた真田の大勝負はまだ始まったばかりである。


『真田丸』ネタバレ・あらすじ 8話(8回)「調略」へ続く。

【出演】堺雅人,大泉洋,木村佳乃,平岳大,中原丈雄,藤井隆,迫田孝也,高木渉,斉藤由貴,榎木孝明,温水洋一,林邦史朗,,草笛光子,高畑淳子,近藤正臣,内野聖陽,草刈正雄

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