『真田丸』ネタバレ・あらすじ 2話(2回)③「決断」 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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真田丸 ネタバレあらすじ・キャスト・最終回 まとめ

『真田丸』ネタバレ・あらすじ 2話(2回)③「決断」

『真田丸』ネタバレ・あらすじ 2話(2回)②「決断」の続き。

岩櫃城に辿り着いた真田一門。

早速、今後の方針について軍議が開かれる。

内記>「織田勢は既に甲斐を押さえた。いずれこの岩櫃まで押し寄せてくるは必定。
となれば打って出るか城に籠もって迎え撃つか道は二つに一つ。殿はお前たちの考えを聞きたいと仰せである。」

この軍議に参加していない源次郎に「どうなりますかねえ?」と聞く三十郎。
源次郎>「さあな。」

今後、真田がどう動くのかは源次郎とて予想もつかない。
だが父、昌幸を、心から信頼しているので、悪い方へ転がり落ちるとも思えない。

城に籠もって戦っても、戦場で戦っても、どっち道死ぬと決めてかかっている三十郎に
刀を磨きながら源次郎は「どうせ死ぬとなぜ思う?」と聞く。

「織田勢が攻めて来るから」と答える単純な三十郎に
「攻めて来るまで日数が掛かるのだし、その間に、父上が策を練っておられるのだ。
武田が終わっても真田はまだ終わってない。」と述べ、
あくまで真田の未来に前向きな希望を持つ源次郎であった。


碁盤に向かい一人、碁を打つ昌幸。

昌幸は考えている。
武田家滅亡という未曽有の出来事を前に今何をなすべきか。
真田家当主として、人生最大の岐路に立たされていた。


部屋に兄弟を呼び、昌幸は言う。
昌幸>「武田は滅んだ。わしは己のふがいなさを責めるのみじゃ。」
源三郎>「何をおっしゃいます。父上に非はございません!」
昌幸>「いやわしもそう思うんだ。」
源三郎>「え…?」
矛盾した父の言い草をスルーして源次郎>「私もそう思います。」
昌幸>「乱世ここに極まれり。これからは一つ打つ手を誤るとそれは即座に真田の滅亡につながる。
心して掛からねばならん。分かるな?」

源次郎・源三郎>「はい!」

昌幸>「道は二つ。」
源三郎>「籠城か?打って出るか?」
昌幸>「あほ。」
源三郎>「え…?」

昌幸>「今、織田と一戦交えても勝てる見込みは万に一つもない。御屋形様はわしを見放された。
この上は織田と戦ういわれはない。」

源三郎>「戦うおつもりはないのですか?」
昌幸>「ない。」
源次郎>「では二つの道というのは?」

昌幸>「北の上杉景勝(遠藤憲一)の元へ身を寄せるか、はたまた東の北条氏政(高嶋政伸)のもとへ行くか。」
源三郎>「上杉か?北条か?」

昌幸>「上杉とは領地も近く今や武田とも親しい。弱き者に手を貸す上杉家の家風からしても、温かく迎えてくれるであろう。
一方北条とは兼ねてより気脈を通じておる。何度も文のやり取りをしておった。」

嬉しそうに源次郎>「さようでしたか!」
唖然として源三郎>「存じませんでした…。」
昌幸>「断っておくが武田を裏切っていた訳ではないぞ。これは間違えるな。」

無言になってしまう兄弟。

「ん…何だ文句あるかい?」


上杉か北条かの二択として、昌幸は、わざわざくじを用意して、くじびきで決めようという事で、
源三郎に「いずれか一本を引くがよい。選べ。」と命じたにも関わらず、
いざ、緊張の面持ちで源三郎が引こうとすると、右手、左手のどちらも固く握りしめたままで絶対に離そうとしない。

源三郎>「どういうおつもりですか?」
昌幸>「このように大事な事を本当にくじで決めていいのか…。」
源三郎>「父上!」
「すまん。」と言って昌幸は俯いてしまう。

そこで源次郎が「上杉を選びましょう。」と提案し、その理由もちゃんと述べる。
「上杉にしてみれば信濃は決して織田には渡したくないはず。となれば真田が味方につくのは願ってもない事。
喜んで迎え入れてくれると思います。」

源三郎>「しかし源次郎、上杉につけば真っ先に織田と戦いになるぞ。下手をすると捨て石にされる恐れもある。」

源次郎>「はい、だったら北条にしましょう。」

源三郎>「真面目に考えろ!北条は既に織田への臣従を誓っている。北条につけばすぐさま織田に突き出されてもおかしくはない。」

源次郎>「はい。」

源三郎>「つまりはいいか?武田が滅ぼされた以上、どの道を選ぼうと織田の脅威からは逃れられないという事なのだ!」

源三郎>「はい。」

源三郎>「お前本当に分かっているのか!?」

源次郎>「織田ってそんなに怖いですかね?」

源三郎>「ちゃかすな!」

この兄弟の会話からヒントを得たのか否かは定かではないが、ここで昌幸は決断を口にした。

「源三郎源次郎。わしは決めたぞ。わしは決めたぞ息子達。わしは決めた!」

源三郎が「上杉と北条どちらにつくのですか?」と聞き、固唾を呑んで、兄弟は父の答えを待った。
昌幸が勢いよく囲炉裏の火の中に投げ込んだ赤(上杉)と黒(北条)のくじが燃え上がる。

昌幸>「どちらにもつかん。」

それを聞いて兄弟は、まさか…父上のお考えは、我らだけで織田を迎え撃つ事なのかと思ったが、そうではない。

昌幸>「織田も迎え撃たん。織田につく事にする。」

「織田に!?………」

「あえて火中に身を投じてみるのだ。真田は織田につく!信長に会うてくるぞ!」そう言うと昌幸はにっこりと笑った。

思いも寄らない父の決断に、ぶっとびそうなほどに驚く兄弟であった。

『真田丸』ネタバレ・あらすじ 3話(3回)「策略」へ続く。

【出演】堺雅人,大泉洋,木村佳乃,平岳大,中原丈雄,藤井隆,迫田孝也,高木渉,斉藤由貴,榎木孝明,温水洋一,林邦史朗,,草笛光子,高畑淳子,近藤正臣,内野聖陽,草刈正雄

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