『真田丸』ネタバレ・あらすじ 第3話(3回)「策略」 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

真田丸 ネタバレあらすじ・キャスト・最終回 まとめ『真田丸』ネタバレ・あらすじ 第3話(3回)「策略」

『真田丸』ネタバレ・あらすじ 第3話(3回)「策略」

『真田丸』ネタバレ・あらすじ 2話(2回)③「決断」の続き。


天正10年3月。武田は滅びた。旧臣が次々と信長に打ち取られる中、あえて織田に仕える事を決意した真田昌幸。
しかし、織田が受け入れてくれる確証はなかった。

織田の軍勢は間近に迫っている。
昌幸(草刈正雄)は、ひとまず信州、真田の郷へ戻ってきた。

爛漫に桜が咲いている中、帰り着いた真田の衆がゆっくりと歩みを進めている。
それを見つけた郷の人々が「おかえりなさいませ!」と皆、丁寧に頭を下げる。


今後に向けての身内だけでの軍議の場。
昌幸は、織田につく事にした事を弟の真田 信尹 (栗原 英雄)」と叔父の矢沢頼綱 (綾田 俊樹)に告げる。

北条家との交渉役を務めてきた信尹は、上杉との同盟は揺るがず、
やっと北条家との密約が固まりつつあるこの時期に、
わざわざ危険を冒して織田家に付かなくても北条で十分ではないかと言うが、
昌幸の考えは変わらなかった。

昌幸を見て頼綱は昌幸の父・幸隆の若き日を思い出す。
「思えばおぬしの父親も家督を継いで間もない信玄公に賭けた。そして真田の礎を築いたのじゃ。
伸るか反るかは当家の家風である!」
どっしりとした声で、そう言い放つと豪快に笑う頼綱だった。

軍議の間、源次郎は外にいる。
矢沢三十郎が、なぜ軍議に参加しないのかと問うが、源次郎は
「私は呼ばれていない。」と言って気にも留めず、何やら木箱に紐を掛けている。


「おこう戻ったぞ。」と源三郎が、妻の寝ている寝所へ板襖を開けて入って行く。
信幸の妻、こうは病弱である。
だが、それでも常々、妻の役割を果たしたいとは願ってはいるが、
寝付いてばかりでそれも出来ぬゆえ、
「どうか、私などに構わずに、源三郎様は真田の嫡男としてお家の名に恥じぬよいお働きを…。」
と言うのが常となっていた。


昌幸と内記は碁を打ちながら、次の手立てを相談していた。
昌幸>「さ~て次は国衆たちじゃ。」
内記>「やはり皆そろってでなければなりませぬ…か?」

昌幸は信長をその気にさせるために、この地の国衆たちを一つに纏め上げたいと思っている。
信長に敵に回すには、惜しい勢力だと思わせる必要があるからだ。

内記>「一筋縄ではいかぬ者たちです。果たしてどこまで乗ってくれますか。」
昌幸>「まあ、わしに任せておけ。」

真田家の本領は信濃の東の一角、小県郡にあった。
小県は真田・室賀・顧津(ねづ)などの地域に分かれ、
それぞれが領主である国衆によって治められていた。
真田昌幸もその国衆の一人にすぎない。


松は、夫の茂誠の生死もわからぬままとあって、
気が塞ぎ、食事もロクに喉を通らない有様。
母、薫は「生きていて欲しい」と言うが、祖母のとりは、あっさり
「死んでいる」と断言し、たとえ生きていたとしても
小山田一族は裏切り者なのだから、
ここへ戻って来られる訳もあるまいと言う。


武田家のかつての軍事拠点、高遠城。
徳川家康は織田信忠から信長を迎える準備を命じられていた。

「信長公はきれい好きなご性分。戦の名残は一切残さぬように。
板塀についた血も洗い落とせ。刺さっている矢は全て抜いておけ。
地面には新しい砂をまいておくように。馬糞は一つ残らず拾え!」
家康は細かく家臣に命じる。
只ならぬ気の遣いようだ。

高遠城は対織田・徳川勢力の重要な軍事拠点であった。
城主は、天正9年に、勝頼の異母弟の仁科盛信※にしな もりのぶ(信盛)[武田信玄の五男]が勝頼に命じられ務めていた。
そして…一族・重臣の逃亡や寝返りが続く中で、この高遠城において最後まで抵抗し、勇猛に討死したのだ。
信忠の好条件の降伏の催促にも応じぬままに…。

荒れ果てた城内を家康と本多正信(近藤正臣)が見て回っていると、躯に手を合わせる本多平八郎(忠勝)(藤岡弘)の姿があった。

平八郎は「城の外で城主仁科信盛の自害した場所を見つけ申した。」と誘うが、家康は見たくないと嫌がる。
だが「よき武士の一生に思いを馳せるのも武将の嗜みでござる。」と言って、
平八郎は、けっこうひつこい。
そんな事より家康は、表に出たりして武田の残党にでも斬りかかられるのを恐れているのだが、
正信は「平八郎がおりますれば心配はございません。」とサラッ~と言ってのける。

平八郎(忠勝)>「いざ!いざ!いざ!いざ!」
仕方なく、家康、イヤイヤ平八郎の後に続く。

家康が「勝頼の首についても、
信長の実検と見せしめの晒す行為が終わってからで良いので、我らで手厚く供養してやろう。」
と話すと、平八郎は
「おお…それはよきお考えでございますな。勝頼公も浮かばれましょう。」
と死者への畏敬の念に厚いところを見せる。

にっこり笑う家康。
だが、家康の場合は甲斐信濃の武田方残党への計算であり、
一方、平八郎の供養は本気だった。

「なんまいだ…。」信盛が自刃した血で染まった敷物に向かいとなえる平八郎。

その後ろで、家康と正信が話す。
正信>「これからは生き残った武田の家来衆の心をつかむのが肝要。」
家康>「勝頼の魂など祟りさえしなければそれでよい。」

ここで、意外な人物が物陰から飛び出して来る。
松の夫・茂誠である。
忠勝が、斬り捨てようとするところを、家康に救われ、命からがら逃げ出した茂誠。


国衆を一本化する事が叶わず、昌幸の織田につくという策は難航したがため、
ひとまずは上杉と関係を作っておこうという考えの元
昌幸は真田家の生き残りをかけ、信幸(大泉洋)に上杉家に密書を届けるように命じる。

つい先日「織田につく!」と大声で言いきっていた父が、
その敵とも言える上杉と通じようとしている事から、
父のコロコロ変わる考えに疑問を抱きつつも、命令に従おうとする源三郎信幸。
佐助(藤井隆)を供として、急遽上杉へと向かった。

しかし、その動きを国衆の室賀正武(西村雅彦)の忍びが偵察していて、大切な密書を奪われてしまう。

しかし、実はこれこそが昌幸の策であったのだ。
信長に、引く手あまたの有能な人材と思わせる策である。


一方、信繁(堺雅人)は、地侍の娘で、家臣の堀田作兵衛(藤本隆宏)の妹・梅(黒木華)に加勢するため、
幼なじみ・きり(長澤まさみ)とともに室賀の領民たちとの争いに巻き込まれるが見事に勝利する。


源三郎信繁が足をくじいたきりを背負っての帰り道、
家康の所から逃げ戻って来た茂誠と出くわす。

信繁は茂誠を松と信幸に引き会わせるも、信幸は裏切り者の茂誠に切腹せよと命じる。
だが、松が許してほしいと懇願するので、仕方なく見逃される。


暫く後、昌幸の元へ織田信長から「参上せよ」との書状が届く。
信幸も同行を願い出るが、命の保証がないので許されなかった。
ところが、弟の信繁は許されて、昌幸と共に織田信長の元へと向かう。

昌幸の思惑どおり果たして信長は真田を臣下に迎え入れるのか?

伸るか反るか、真田家の存亡を掛けた大勝負が始まろうとしていた。


『真田丸』ネタバレ・あらすじ 4話(4回)「挑戦」へ続く。


【出演】堺雅人,大泉洋,木村佳乃,平岳大,中原丈雄,藤井隆,迫田孝也,高木渉,斉藤由貴,榎木孝明,温水洋一,林邦史朗,,草笛光子,高畑淳子,近藤正臣,内野聖陽,草刈正雄

『真田丸』ネタバレ・あらすじ 1話(1回)「船出」①
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 1話(1回)「船出」②
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 1話(1回)「船出」③
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 1話(1回)「船出」④
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 1話(1回)「船出」⑤
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 1話(1回)「船出」⑥
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 1話(1回)「船出」⑦

真田丸 2話の予習? 幸村の生い立ち(序盤)
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 2話(2回)①「決断」
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 2話(2回)②「決断」
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 2話(2回)③「決断」

『真田丸』ネタバレ・あらすじ 3話(3回)「策略」
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 4話(4回)「挑戦」

【真田丸 関連記事】

真田丸 あらすじネタバレ・キャスト・最終回 まとめ
真田幸村 年表
真田幸村が生まれた永禄10年(1567年)の出来事
NHK大河ドラマ『真田丸』原作は?
2016年 NHK 大河ドラマ 真田丸 主演 堺雅人
真田丸 キャスト(決定と内定と予定)
真田丸 キャスト 竹林院(本名不明)
真田丸 ネタバレ~真田六連銭の街
真田丸~真田氏のふるさと信州上田市の取り組み


人気ブログランキングへ
もし当ブログがお役に立つ事が出来ましたら1クリック応援して下さると助かります。