『真田丸』ネタバレ・あらすじ 1話(1回)②「船出」
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 1話(1回)①「船出」の続き。昌幸の命により、一足先に新府へと戻る真田家の長兄、源三郎(真田信幸)
昌幸は、西の織田のみではなく、南からの徳川勢を案じていた。
そろそろ徳川が駿河口に兵を進めてくる頃と、信幸に南の偵察を託したのである。
この時期、真田昌幸の家族たちは、武田の本拠地、甲斐の新府で暮らしていた。
戦国大名達は家臣の裏切りを防ぐため、その家族を預かり自らの城下に住まわせていた。
いわゆる人質である。
甲斐、新府城、真田屋敷。
屋敷内では信繁らの母である薫(高畑淳子)が、侍女らに引っ越しの準備の指図をしていた。
神経質にキリキリと侍女らに命じる母の姿をしばし呆然と眺めていた信繁は、
薫が気付き「何です?」と問うと、幼子のような満面の笑顔を浮かべて、その場を去った。
うららかな午後に仏様への鐘の音が響く。
信繁らの祖母のとり(草笛光子)が、仏前で手を合わせていた。
一方、別室では、信繁の姉、松(木村佳乃)が、囲炉裏端で、夫である小山田茂誠(高木渉)に
「ねえ、織田信長ってどのくらい強いのかしら?」と尋ねていた。
茂誠>「あまり大きな声では言えないけど日の本一じゃないかな。」
松>「武田よりも強いの?」
茂誠>「何しろ長篠ではあの武田の騎馬衆が手も足も出なかったんだ。」
松>「これから武田のお家はどうなるの?」
茂誠>「さてどうなるかなあ。」
松>「今川様みたいな事にはならない?」
茂誠>「御屋形様は信玄公の立派な跡取り。多分大丈夫だとは思うがなあ。」
松>「心配ですね…。」
茂誠>「こっちには何と言っても松の父上がおられるのだから。」
そこへ、やって来た信繁「兄上、姉上!お見えでしたか。」と親しみたっぷりに呼びかける。
信繁>「いかがですか?新しい暮らしは。もう慣れましたか?」
松>「おかげさまで楽しくやっております。ねっ?」
あっはははと笑う茂誠。
「姉上は一段とお美しくなられたようです。」と、信繁が暗記したてのような口調で世辞を言うと、
松は、そんな世辞よりも、戦は、始まりそうなのか否かと、せっついて尋ねる。
「私に聞かれても困ります。」と答える信繁に松は真剣に「誰に聞けばいいの?」と聞くのだが、
残念ながら、信繁の返事は「織田信長に!」というふざけたものであった。
ムッとした顔に変化した松に、信繁は
「もし戦になっても、ここは父上が御屋形様のために心血を注いで築かれた城。
いくら織田でも攻めようがありません。」と、通り一遍の慰めを言う。
そして、この後、3人は、お気楽に、
源三郎と源次郎の名前の由来などを話し始める。
子供への名付け方が実に大雑把なところのある昌幸であったのだが…。
「細かいところは気にしない。私はそんな父上が好きだ。」と微笑む信繁だった。
『真田丸』ネタバレ・あらすじ 1話(1回)③「船出」へ続く。
【出演】堺雅人,大泉洋,木村佳乃,平岳大,中原丈雄,藤井隆,迫田孝也,高嶋政伸,遠藤憲一,榎木孝明,温水洋一,草笛光子,高畑淳子,内野聖陽,草刈正雄
【真田丸 関連記事】
真田丸 あらすじネタバレ・キャスト・最終回 まとめ真田丸 キャスト まとめ
『真田丸』原作
2016年 NHK 大河ドラマ 真田丸 主演 堺雅人
真田信繁(幸村) 年表
真田幸村が生まれた永禄10年(1567年)の出来事
2016年 NHK 大河ドラマ 真田丸 主演 堺雅人
真田丸 キャスト 竹林院(本名不明)
真田丸 ネタバレ~真田六連銭の街
真田丸~真田氏のふるさと信州上田市の取り組み
真田丸とは
慶長19年(1614年)徳川対豊臣の「大坂冬の陣」で、
豊臣方の武将、真田幸村が、大阪城の平野口に築いた出城の名称である。
東西約180メートルの半円形で、土塁の高さは約9メートル、外周の壕の深さは6~8メートル。
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fimage.with2.net%2Fimg%2Fbanner%2Fm09%2Fbr_banner_risu.gif)
人気ブログランキングへ
もし当ブログがお役に立つ事が出来ましたら1クリック応援して下さると助かります。