『真田丸』ネタバレ・あらすじ　９話（９回）「駆引」⑤

真田丸ネタバレあらすじ・キャスト・最終回　まとめ＞『真田丸』ネタバレ・あらすじ　第９話（９回）「駆引」⑤

『真田丸』ネタバレ・あらすじ　９話（９回）「駆引」⑤

『真田丸』ネタバレ・あらすじ　９話（９回）「駆引」④の続き。

夜更けに、昌幸は亡き武田信玄に賜った刀の前で問いかける。
「お屋形様…それがしでよいのでしょうか？
わしにこの地を治めるだけの力があるのでしょうか？
いや…。この世に武田信玄公の代わりが務まる者などいる訳がない。」

夜が明けて…馬の嘶きと鎧の擦れる音を聞いたような気がして昌幸が、信玄の姿を求めて戸を開けてみると
信幸と鉢合わせした。
信幸は「父上に…。徳川家康から書状が届きました。」と言って、書状を差し出す。
記されていたのは、真田と手を結びたいとの申し入れであった。

昌相、信幸、内記を前に、
昌幸は徳川からの要請を明かし、徳川の味方をしてみるつもりだと告げた。

信幸は「負けそうな方に手を貸すのですか？」と、納得が行かず尋ねたが、昌幸は
「負けそうだからこそ、うまくいった時に恩着せがましく出来るのがいいのだ。」と言う。

国衆を一つにまとめて国衆だけで信濃を統治するという話は、一体どうなってしまったのか？と、
昌相は思わず「また始まったか。」と零した。

しかし昌幸は、徳川に従うのではなく利用するのだと主張し、けして従属するのではない事を強調した。
そして…
「今は取りあえず徳川を利用するが、それも、信濃上野を、この真田が治める日までだ。」との昌幸の言葉に、
一同は昌幸の腹が、国衆の先頭に立ち、大名を目指す事に決まった事を知る。

「そうか！ならば不肖、出浦昌相…今この時より、真田安房守殿の家臣としてお仕え申す。
よろしくお頼み申しまする。」と丁重に平伏す。

その昌相の傍へ行き、しっかりと手を握りしめて結束する二人だが、信幸は、訳がわからない。
「いやお待ち下され！では国衆達の寄り合いはどうなるのです？」
昌幸＞「うむ諦めた。」
これを聞いて信幸が「父上ーっ！」と叫ぶのも無理はない。
賛同を得られなかった各国衆の面々はいいとしても、
すっかりその気になって乗ってくれた正武を怒らせてしまう事は必定であったからだ。

昌幸は戻って来た信尹に、すぐに家康の元へ行くようにとの指示を出した。

徳川の陣。
窮地の徳川に恩を着せる好機との昌幸の思惑通りに、家康は、昌幸の快諾が届くと
信尹の手を取って大喜びした。

信尹はこれが絶好のチャンスとばかりに手を組む事と引き換えに
諏訪・甲斐・上野の沼田領を真田にくれるようにとの条件を提示した。
「上野までだと！？図に乗るでない！」と、本多忠勝が激怒して立ち上がった。
だが、窮地に陥っている家康は、忠勝を軽くいなし、これらの条件をすべて受け入れた。

この時家康がつい約束をした沼田領の安堵が、後に家康と昌幸の間に大きな亀裂を生むのだがそれはまだ先の事。

佐助を介して家康に、こちらの要求が全て通った事を知った昌幸は
「これにて北条とは縁を切る。」と言い切った。
しかし…この取引の陰には、またしても徳川に人質を差し出すようにとの向こう側の条件が含まれていた。

それを聞いたとたんに薫は
「私は人質は御免ですよ。徳川などには決して参りませんから！金輪際御免です！」とソッポを向いた。

『真田丸』ネタバレ・あらすじ　９話（９回）「駆引」⑥へ続く。

【出演】堺雅人，大泉洋，木村佳乃，平岳大，中原丈雄，藤井隆，迫田孝也，高木渉，斉藤由貴，榎木孝明，温水洋一，林邦史朗，，草笛光子，高畑淳子，近藤正臣，内野聖陽，草刈正雄

【真田丸　ネタバレ・あらすじ】

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『真田丸』ネタバレ・あらすじ　９話（９回）「駆引」⑤

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