『真田丸』ネタバレ・あらすじ　13話（13回）「決戦」③

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『真田丸』ネタバレ・あらすじ　13話（13回）「決戦」③

『真田丸』ネタバレ・あらすじ　13話（13回）「決戦」②の続き。

六文銭

上田城、二の丸を兄と共に歩く信繁。

信繁＞「この二の丸に造ったさまざまな建物も　攻めてきた敵を惑わすための策だったのですね。」
信幸＞「父上の頭の中を一度のぞいてみたいものだ。」

同じ頃、梅は城下で泣いている男の子を見つけた。
「お城へ逃げなさい。」と言って連れて行こうとしたが、子供が「お守り！」と言い
家の中を指さすので、梅は「取って来てあげる。」と、子供の目線に合わせて身を屈めて優しく話していた。

この時、そのすぐ後ろの通りを信繁が通ったが、梅がいる事に気付かずに、そのまま戸を出て去ってしまった。

それから、作兵衛のいる寺へ行った信繁であるが、作兵衛は「梅はお城へ行きました。」と答える。
それで、信繁は城下の杭の様子を確かめてから城へと戻る事にした。

梅は家の中で子供がお守りと呼んだとおぼしき六文銭を見つける。
信繁の事を思った梅はそれを譲って欲しいと子供に言うが、子供は首を振って嫌がる。
それで梅は六文よりも高額のお金とその六文銭を交換してもらう事にした。

信幸や信繁と共に、城下を歩きながら作兵衛が尋ねた。
「本当にこれで徳川の大群を打ち負かせるのでしょうか？」
信幸＞「確かに徳川は小牧長久手で秀吉を破り勢いづいている。
兵の数も桁違い。普通なら真田など一ひねりのはずだ。だが、そんな時こそ奇策を編み出すのが父上だ。
信じようではないか。」
信繁＞「この戦い。誰がどう考えても、我らの分が悪い。その事が、逆に勝機になると父上はお考えになったのでは？
敵は一気に押し潰そうとしてくるはずです。しかし、そこに隙が生まれる。大軍ならではの隙が。」

この後、三人は川向うの徳川軍を枯れ野原から偵察した。
敵が攻めてくるのは何時となるか頃合いを、信幸が明朝と予測するが、
油断は出来ないと言って、信繁は今夜から、ここで見張ると言う。

信幸＞「わしは陽が落ちたらすぐに戸石城へ向かう。」
信繁＞「お気を付けて！」

一旦、上田城へ帰った信繁をきりは怒鳴りつける。
「何やってんのよ、あんたたちは！」
梅とすれ違いになってばかりいるからだ。

信繁＞「お梅は？」
きり＞「お寺に戻ったわよ。早く行ってあげなさい！」
信繁＞「そうはいかん。私はこれから兵を連れて　河原へ向かう。」
きり＞「いよいよ始まるの？」
信繁＞「敵に聞いてくれ。」

「これお梅ちゃんから。お守りだって。」
きりは、去ろうとする信繁に慌てて梅から預かった六文銭を渡した。

それを見て信繁はニッと笑う。
きり＞「どういう事？」
信繁＞「以前　梅に話した事がある。真田の家紋は　２つあるんだ。」
きり＞「へえ～知らなかった。」
信繁＞「雁金と六文銭。これも真田の家紋だ。六文というのは三途の川の渡し賃。」
きり＞「縁起でもない！」
「悔いのないように心おきなく戦えという事だ。」と言って信繁は、お守りの六文銭を握りしめる。

『真田丸』ネタバレ・あらすじ　13話（13回）「決戦」④へ続く。

【出演】堺雅人，大泉洋，木村佳乃，平岳大，中原丈雄，藤井隆，迫田孝也，高木渉，斉藤由貴，榎木孝明，温水洋一，林邦史朗，，草笛光子，高畑淳子，近藤正臣，内野聖陽，草刈正雄

【真田丸　ネタバレ・あらすじ】

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