真田丸　ネタバレ・あらすじ　30話（30回）「黄昏」③

真田丸ネタバレあらすじ・キャスト・最終回　まとめ＞真田丸　ネタバレ・あらすじ　30話（30回）「黄昏」③

真田丸　ネタバレ・あらすじ　30話（30回）「黄昏」③

真田丸　ネタバレ・あらすじ　30話（30回）「黄昏」②の続き。

真田屋敷で酒を酌み交わす兄弟。

話題は再びの朝鮮出兵の事。
信幸＞「また朝鮮で戦か。」
信繁＞「誰も喜ばない戦です。」

信幸が秀吉の粗相の真相を尋ねるが信繁は真実を伏せている。
信幸＞「誠に拾様だったのか？」
信繁＞「もちろんです。」

一度、沼田城の検地がはかどっていないらしいので、真田の里へ帰って来ると告げる信幸。

その夜、妻、春の前で、信繁は辛い心中を洩らした。

深刻な顔つきで何かを考え込んでいる信繁に春（松岡茉優）が「何かお悩みですか？」と尋ねた。

一旦は「春には関わりのない事。」と言うまいとした信繁であったが、ついつい
「…私は兄を裏切っているそして兄に私の心はお見通しだ。」と具体的ではないが、苦しい胸の内を洩らす。
春が信繁の傍に来て座ると信繁は
「私の人生であの人のようになりたいと思うお人が２人いた。
その２人から同じ事を言われた。わしのようになるなと…。
一人はお家のため、人の道を捨てた。
一人はお家のため、己の信念を曲げた。
だから私はそうならぬよう心がけてきた。
秀吉様にお仕えした以上、豊臣家に背くは義に背く事。
お陰で今…息が出来ぬほど苦しい思いをしている。」

春＞「おつらいのですね」
信繁＞「義を貫くとは、これほど厳しいものなのか…。」

上野　沼田城。

大叔父、矢沢頼綱とその息子、三十郎、そして家臣の高梨内記の前で
「今、秀吉が倒れれば、世が再び乱れる事は十分、考えられる。」と話す信幸。
「それゆえ沼田城に天守を築き難攻不落の城に造り変える。」と宣言する信幸。

頼綱は喜び「長生きした甲斐があったというもんじゃ。」と言った。
三十郎は信繁の近況を気にし、内記は娘のきりの消息を尋ねた。
信幸は、信繁については誇らしげに語り、
きりについては、秀次公の一件の頃は、かなり傷心していたが、今はもう立ち直っていると伝えた。

再び、それぞれの任務を胸に心を一つにする真田一門であった。

頼綱は、この時、再び戦で、ひと暴れ出来ると、たいそう喜んでいたが、
意気込みとは裏腹に、その後、一度も戦場に出る事なく天寿を全うした。享年80。

真田丸　ネタバレ・あらすじ　30話（30回）「黄昏」④へ続く。

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