真田丸　ネタバレ・あらすじ　26話（26回）「瓜売」③

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真田丸　ネタバレ・あらすじ　26話（26回）「瓜売」③

真田丸　ネタバレ・あらすじ　26話（26回）「瓜売」②の続き。

一方、信濃の上田城では…。

きりが、父である内記に、秀次の側室への誘いの事を打診していた。

「馬鹿を申せ！何のためにお前を京へ行かせたと思っておるのだ！？
少しでも源次郎様の傍にいて、あの方のお心に叶うためであろうが！」と言って、
内記は、きりの話をロクに聞かずに頭ごなしに反対する。

きり＞「そんな事聞いておりません！そのお方はどうしても私を側室に迎えたいと仰るのです。」
「真田家の男子をお前に産んでもらう。それがわしの悲願だ！
どこの馬の骨とも分からぬ男と一緒になってどうするのだ！金輪際許さぬ！」狭い部屋をウロウロ右往左往しながら、
内記は短気に言葉を投げかけて来る。
内記の真田一門に対する思い入れは相当に深いようであった。

扇子を激しく打ち慣らし憤慨して腰を降ろした父に、きりは
「どこの馬の骨ではありませぬ…。」とボソッと反論するのだが「関白殿下に見初められたならまだしも…。」
と言葉を繋ぐ内記。

すると、きりが「その関白殿下なんです。」と言った。
この瞬間、内記は驚いて、手にしていた扇子をポロッと落とす。

きり＞「殿下に、側室にと望まれたのです。…でも、やはりお断り致します。」
内記＞「待ちなさい…。」
お相手が関白殿下ならば、まるで話が違うと考えているらしい内記の様子がフイに変わる。

ところが、きりは、父がそこまで反対するのならと「父上と話して決心がつきました。」
と、もう、きっぱりと断るとでもいうかのように心境は変化していた。

「いやいやいや、つけんでよろしい。」とにわかに雲行きを変える内記であったが、
きりは「京に戻ってお断り致します。」と一礼すると、さっさと部屋を出て行く。
「待て！おい！待て待て！」と内記は、きりの後を追った。

その頃、肥前、名護屋城では、
信繁は三成について、朝鮮出陣の各軍ごとの兵の割り付けの業務を、忙しくこなしていた。

三成＞「先陣の小西行長勢一万八千七百。加藤清正の第二陣が二万二千八百。これをまず対馬に送る。」
吉継＞「締めて四万一千五百。まずはこれで、何艘の船が要るかを割り出そう！」
三成＞「大船を揃えて一気に運ぶ。あるいは、小船を何度も往復させる。どちらが高くつくか早速吟味致す。」

この場にいた宇喜多秀家は気が早っている様子で
「わしは、いつ頃、向こうに渡れるのだ？一刻も早く戦に出たいのだが。」と聞いて来た。

三成＞「備前宰相様は第八陣でございます。」
吉継＞「総大将は後からゆっくり乗り込むもの。」
秀家＞「なるほど！」
信繁＞「ちなみに真田はいつ頃？」
吉継＞「真田は後詰めとなっておる。…出番はだいぶ先だ。」
三成＞「不服かな？」
信繁＞「いえ滅相もない。」

清正＞「参ろうぞ！」一同＞「おおっ！！」
天正20年３月。
加藤清正達の先鋒隊が名護屋を立った。

４月25日、秀吉が名護屋に到着する。

真田丸　ネタバレ・あらすじ　26話（26回）「瓜売」④へ続く。

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