真田丸　ネタバレ・あらすじ　29話（29回）「異変」⑥

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真田丸　ネタバレ・あらすじ　29話（29回）「異変」⑥

真田丸　ネタバレ・あらすじ　29話（29回）「異変」⑤の続き。

家康が伏見城に呼ばれてやって来た。

家康の謁見前に秀吉は付け髭を付けて支度していた。
そこへ寧が出来たての生せんべいを持って来た。
秀吉＞「生せんべい？」
寧＞「昔よう食べとりゃあしたでしょう。何べんも作り直してようやくこの味に辿りつきました。」

そこに、家康が来た事を知らせに三成も来た。
秀吉＞「それで？」
三成＞「徳川様には、今後の政の仕組みについては、まだお話ししておりませぬ。
我ら奉行衆が政を担う事早めにお伝えしておかれた方がよろしいかと。」

三成が話している間に、生せんべいを口に運んだ秀吉は
「まずい！何だこれ！」と怒って、生せんべいを畳の上に叩きつけた。
寧は驚いて「昔は好きでよう食べておられましたよ～。」と言ったが
「こんなもん食うた事ない！」と言い返す秀吉。
昔の記憶が欠落しているようであった。

それから秀吉は家康と対面する。
「徳川殿を呼んだのはほかでもない。わしは政の仕組みを考え直す時が来たと思っておる。」と秀吉が用件を切り出すと、
家康は「この内大臣徳川家康、豊臣家のためこの命、捧げる所存でございます。」と体裁のいい綺麗ごとを言って、頭を下げた。

「わしが隠居したあとも拾が元服するまで関白は置かぬつもりだ。
政は徳川殿を要とした大名たちの合議で進めていって欲しい。」
　
先に秀吉が三成達に言っていた《奉行衆が力を合わせて政を担う》という方針とは“担う者達”が違ってしまっている事から、三成と信繁は驚き、二人して秀吉の顔を見た。

家康＞「かしこまりました。」
秀吉は、距離を取って座っていた家康の目前まで歩み寄ると
「拾のこれからは徳川殿、そなたに懸かっておる。どうか頼みますぞ。」と深く頭を垂れた。
家康＞「はは、ははぁーっ。」
むろん家康の態度も丁重であるが…秀吉の方針がブレた理由が、気弱になっているせいなのか？それともボケが来ているのか？
三成と信繁の二人には判別できなかった。

夜、この件で信繁は舅である吉継の屋敷を訪ねて相談した。
吉継＞「太閤殿下もお疲れなのだろう。」
信繁＞「石田様は困り果てておられます。」
吉継＞「まあそうであろうな。」

この時、信繁は、吉継の原因不明の病の病状が気掛かりで
「舅殿はお体の具合はいかがですか？」と尋ねた。
吉継＞「よくもならず悪くもならずといったところじゃ。何の病かもさっぱり分からんのだ。」

真田丸　ネタバレ・あらすじ　29話（29回）「異変」⑦へ続く。

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