「猫と、とうさん」猫と”おとうさん”の生活を追います。猫”には”優しいのよねぇ、おとうさん。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「猫と、とうさん」

 

を観ました。Fan’s Voiceさんの、独占最速オンライン試写会が当たり、観せていただきました。(@fansvoicejp)

 

ドキュメンタリー映画なので、内容は、

 

俳優でインフルエンサーのネイサン、ベイエリアでエンジニアとして働くジェフ、ニューヨークの路上で生活するデイビッド、消防士のジョーダン。他、猫と暮らす9人のおとうさんたち。さまざまな背景を持つ彼らには、家や職場で一緒に暮らす猫を心から愛しているという共通点があった。

 

 

世界中の人々にとって前例のない試練となったコロナ禍の2020年を愛猫と共ともに乗り越えた9人の男性の姿を追い、人間と猫との特別な絆を爽やかに描き出す。

 

というお話です。

 

難しい内容は言いません。もう、猫が好きなら観に行って欲しい作品です。これは、人間と猫が一緒に生きる姿を、愛情をもって撮影したドキュメンタリーです。猫を溺愛し、猫を家族として生きている男性を追った映画です。なんで、とうさんなのかは解りませんが、今回は、男性を追ってみたという事だと思います。

 

 

映画の中で、男性が猫を飼うのはおかしいと言われたという話があったと思いますが、何でなんだろう。そういう風潮って、米国ではあったのかしら。日本では、男性でも女性でも、猫を飼うのはおかしいという風潮はありませんよね。好きなペットを飼えばよいと思うけど、ちょっと不思議でした。

 

まず、俳優でインフルエンサーのネイサンは、4匹の猫と暮らしていて、動画に猫を出演させたら閲覧数が増えたという事で、現在は4匹の猫と一緒にインフルエンサーとして活躍しているそうです。可愛がってはいるんだろうけど、ちょっとお金儲けの匂いがしたかな。死ぬまで面倒を見てくれると良いけどなと思いました。

 

 

エンジニアのジェフは、ズールーという子と暮らしていて、何をやるにもズールーがメインなので、彼のために引っ越しをしたり、散歩に出たりと、忙しそうでした。でも、とっても幸せそうに見えました。本当に家族として一緒に暮らしていて、猫も信頼しているようでした。いや、ズールーがジェフを執事くらいに思っているのかも。(笑)かわいかったです。

 

NYで路上生活をするデヴィッドは、ラッキーという猫と暮らしています。でも、身体を壊していて、入院する為にラッキーを友人に預けることになります。長い闘病の末、戻ってきたデヴィッドは、またラッキーと幸せそうに暮らしています。デヴィッドの生きる希望が、このラッキーなんです。たとえ命が短くても、一緒に暮らしたいようで、今も頑張っているようでした。

 

 

消防団員のジョーダンと消防署に住み着いたフレイムという猫。最初は、消防署から出すようにと言われたようですが、フレイムはガンとして出て行かず、消防署で飼うことになり、団員の癒しとなっているそうです。いつ火事で事故に遭うか判らないという状況の中、フレイムのおかげで穏やかに仕事に従事出来るようでした。

 

トラック運転手のデヴィッドと猫のトーラ。SNSで大人気となり、色々な土地で、トーラを囲む集まりが開かれるようです。アメリカ中を旅して、トーラは何を見ているんでしょうね。ちょっとエキゾチックの血が入っているようで、可愛かったです。

 

 

フラットブッシュ地区で、猫の保護活動ウィル。最初、ボロボロの猫の親子を見かねて病院に連れて行ったことから、保護猫活動をするようになり、保護をして避妊手術をしてから放すという事をしているそうです。彼に助けられた猫ちゃんが沢山いるようです。日本でも保護活動をして下さっている方がいらっしゃいますよね。本当に頭が下がります。

 

ハリウッドでスタントマンとして活躍するライアンは、トゥードルズという猫と暮らしています。たまたま知り合った猫を飼い始めたら、凄く大きくなってしまいました。メインクーンって、こんなに大きくなるのかな。抱っこが大変そうだけど、スタントマンだから体力はあるわよね。いつも一緒で、この子のおかげでパートナーとも知り合えたようでした。

 

 

教師のピーターは、ある日、ペットのキーズが両手を上げて伸ばす行為をするようになり、その写真を”ゴールキャット”としてSNSに上げたら、大バズり!グッズも作って、大成功したようです。見たことあるんじゃないかな。

 

最後は、ホームレスのデヴィッドを心配して相談に乗っていた警察官のクリス。猫は好きじゃなかったけど、デヴィッドのラッキーによく似たペズと知り合い、今は一緒に暮らす家族になったようです。色々な出会いがあるんですね。

 

 

こんな9人の男性の猫との関わりが描かれています。どの猫もかわいくて、撮影の仕方も上手いのかもしれないけど、何かしゃべっているようにも見えるんです。ゴールキャットなんて、まるでゴール!って叫んでいるようで、笑ってしまいました。

 

この映画は、猫好きはもちろん、そうでなくても、メロメロになってしまうような映画です。観た後は、そのまま猫カフェにでも入ってしまいそう。でも、私は浮気はしません。直ぐに家に帰り、自分の子であるフェレットのゴロちゃんをぐりぐりします。(笑)

 

 

きっと、誰もが自分のペットが一番かわいいし、賢いし、どんな子にも負けないと思っているでしょ。間違いじゃないんです。それは正解です。世界一、あなたの子がかわいいし、賢いんです。そんな人ばかりが、ペットを飼ってくれたなら、捨て猫や、動物虐待なんてニュースは聞かなくて済むようになると思うんですけど、何故か、悲しい事件のニュースを聞く度に、悲しくなります。いつか、ペットを取り巻く環境が良くなり、どんな子もしあわせだねと思えるようになると良いですね。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。特に、猫好きにはたまらない映画です。犬好きの方でも、こんな風にペットと暮らしている方もいるんだと解ると思います。とっても良いドキュメンタリー映画なので、退屈にはなりません。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「猫と、とうさん」