カインの冒険日記 -169ページ目

カインの冒険日記

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5章  グロリスの雫


 アディールとザーンバルフはグレン行きの列車に乗っていた。
 ジュレットの酒場で、アディールはザーンバルフに声をかけられた。オーグリードでの事件を解決するのを手伝ってほしい、ということだった。しかし、それだけではない、とザーンバルフは言った。「生き返しを受けたんだろう?」と言われたときには、アディールは驚きを隠せなかった。誰も信じてはくれないだろうと思い、アディールは人間のときのことを話したことはない。しかし、ワインレッドのオーガは、そんな話をする前に、アディールのことを生き返しだと見抜いていたのだ。「当たりか?」と聞くザーンバルフに、アディールは首を縦に振った。「そうか、じゃあやっぱり俺が生き返しだというのも事実なんだな。お前に特別なものを感じたんだから。」ザーンバルフがひとりごとのように、ぼそぼそとつぶやくのが聞こえた。言われてみると、アディールのほうでも、確かに、ザーンバルフに対して特別なものを感じている。生き返しを受けた者にしかわからない同調感覚。そう、人間のアディールとウェディのアディールが同調したときに感じた、あの吸い込まれるような不思議な感覚。それをアディールは今まさに感じていた。
 生き返しを受けたのが自分ひとりではないことには、多少の驚きを覚えた。なぜ自分が生き返しを受けたのか、それがわからなかった。生き返しの瞬間、その意味を探せと光の声は言った。使命を探せ、とも言った。だから、ウェディの親を探しながら、アディールは、自分の使命をずっと考えていた。その過程で、なにか信頼の証を持っていたほうが旅がしやすいだろうと、キーエンブレムを探したりもしていた。しかし、生き返しを受けた者がひとりではないとわかった。ならば、他の生き返しを探すことこそが使命なのではないだろうか。そうすることで、意味が見出せるのではないだろうか。
「パルポスという生き返しのプクリポがいる。」
 列車に揺られながらザーンバルフが言った。
「そのプクリポを探そうと言うんだね?」
「いや。探さなくても、いずれ会えるだろう。俺たちは互いに引かれ合っている。そんな気がするんだ。俺がお前に引き寄せられたように。お前が俺に引き寄せられたように。」

 アディールとザーンバルフの話が一区切りしたところで、ひとりの老人が通りかかった。
「聞こえておったぞ。実にインタレスティングでサプライジングな話じゃのう。」
 小柄で人のよさそうな老人。弁当を片手に、アディールたちの隣りの席に座った。そして「おぬしたち、生き返リストなんじゃな。」と言う。
「生き返リスト?」アディールとザーンバルフがきょとんとした。
「生き返りの者、という意味じゃ。わかってくれ。」
 そう言いながら、老人は弁当のフタを開け、目を輝かせながら箸を割っている。
「わしは放浪の賢者ホーロー。おぬしたち、名は何と?」
「僕はアディール。こっちはザーンバルフ。」
「ほう。おぬしがアディールか。いかにもエテーネの民らしいプリミティブかつエレガントな名前じゃの。そっちのザーンバルフは、パワフルでストロングで、いかにもオーガっぽいのう。」
「ああ。ザーンバルフってのは、この体の持ち主の名前なんだ。」
「ほほう、そうかそうか。さてアディール。おぬしの故郷エテーネの村は、ネルゲルの手で封印されし大地レンダーシアの真ん中。勇者覚醒の光が放たれたのもレンダーシア。おぬしはかの地を目指さねばならぬ。」
「エテーネに、・・・エテーネに戻れるんですか!?」「待ってくれ!俺の前の姿もわかるのか!?」「でも、僕がエテーネの者だとなぜわかったんです!?」「教えてくれ!俺は誰なんだ!?」
「まあ慌てるでない。同時にしゃべられたら聞き取れんわい。ひとつずつ話そう。エテーネに戻る方法はある。しかし、まだそのときではない。いずれ来るそのときのために、今はチカラを蓄えておくことじゃ。ふたつ目の質問じゃが、おぬしがエテーネの民だとわかったわけではない。知っておったのじゃ。わしもエテーネの出身での。ある預言者の言によっておぬしのことを以前より知っておった。それからザーンバルフ、おぬしのことは残念ながらわからんのじゃ。わかるのはエテーネの民ではないことぐらいじゃ。すまんのう。」
「そうか。」と、うつむくザーンバルフを横に、アディールが質問をする。
「エテーネに行くにはどうしたらいいんですか?」
「まずはおぬしの力量を見せてもらおう。キーエンブレムを知っておるか?」
「これですか?」アディールはジュレットのエンブレムを差し出した。
「ひとつか?」
「はい。」
「ふむ。では、当面は世界を巡ってキーエンブレムを集めるのじゃ。エンブレムを集めていれば、巡り巡って結果的に早くエテーネに行くことができよう。おぬしの力量の証明にもなるしの。実力が足りたと判断したときにレンダーシアの封印を解くための方法を教えよう。」
「そんな方法があるんですか!?」
「おぬし次第じゃ。」
 弁当を食べ終わった賢者は、去り際にアディールを杖で指して言った。
「運命の線路が交差するときまた会おう。」


 グレンに着いたアディールとザーンバルフは城下町を出て北西の地、ベコン渓谷を目指す。エイドス老人に言われたとおりレムルの聖杯を探すためである。
 グレン王バグドは魔瘴に侵され、苦しみに囚われ、民を虐げ、挙句には隣国ガートラントとの戦まで引き起こそうとしている。この魔瘴からバグド王を救うために必要なのがレムルの聖杯なのだという。
 草木がほとんど生えない痩せた土と岩の渓谷を進んで行くと、やがて崖の岩の中がくり抜かれたような洞窟が見えてきた。ふたりは、その暗い穴の中へと入り、奥へ奥へと足を進めていく。
 アディールとザーンバルフは行き止まりに突き当たった。違う道を探そうかと、アディールが振り返ろうとしたときに、ザーンバルフが声を上げた。
「あれだ!聖杯だ!」
 ザーンバルフが指差す方向を見ると、岩の上に丁寧に置いてある杯がある。アディールは聖杯を手に取ろうと近寄った。
 そのとき、突然響く声があった。
「誰だ!聖杯を盗もうとするのは!」
 アディールは周りを見回したが、声の主の姿が見えない。
「お前たち、私の体と剣を持って来い!」
 見えない声がそう言うと、あたりに転がっていた骨の残骸が立ち上がり、人の形を成していく。がいこつだ。それも4体。立ち上がったがいこつたちは、いそいそと走り回り、地面に落ちているひと際太い骨や服や兜や剣を拾い、組み立てるようにひとつに集めた。集められた骨は、ひと回り大きながいこつの剣士の姿を形成し、剣士は2本の妖刀を構えてアディールに顔を向ける。
「我が名はオーレン。」
 妖剣士はそう名乗った。
「聖杯を狙ってくるとは、きさま、ガートラントの追手か。きさまなどにこの聖杯は渡さぬ。これこそがこの剣士オーレン最後にしてただひとつの希望。」
「待ってくれ!俺たちはガートラントの者じゃない!グレン王の呪いを解くために聖杯を取りに来ただけなんだ!」
 ザーンバルフがそう言うのも、しかし無駄だった。
「お前たち、聖杯を守るぞ。かかれ!」
 オーレンは、ザーンバルフの声など聞こえていないかのように、がいこつを従えて突進してくる。オーレンの振り下ろす妖刀の衝撃が地走りとなってアディールを襲った。紙一重でかわしたアディールは、衝撃がそのまま地を走って背後の壁に穴を開けたのを見て冷や汗を拭った。しかし、よそ見をしている暇はなかった。他のがいこつたちの剣が次々とアディールを襲う。
「くそっ!これじゃ反撃の隙が」
 隙がない、とアディールが言いかけたとき、ザーンバルフの声が飛んできた。
「跳べアディール!!」
 咄嗟のことではあったが、アディールは反射的に声のとおりその場でジャンプした。
「足払い!」ザーンバルフの振った棍がアディールの下を通り、2匹のがいこつの足を襲った。がいこつの骨の繋がりは弱いようで、足元を棍で払われると、そのままばらばらと崩れ落ちた。しかし、今度は残りの2匹が剣を振り上げている。
「しゃがめアディール!!」
 ザーンバルフは一撃目の回転を利用して、今度はしゃがんだアディールの頭の上で棍を振るった。「薙ぎ払い!」二撃目の棍ががいこつたちの頭部を叩く。2匹のがいこつが崩れ落ちた。
「上下二段払いさ。」ザーンバルフは得意気に親指で鼻の頭をこすった。
「グオオ、我が同胞たちを・・・。許さぬ!」オーレンは怒号を上げながらザーンバルフに突進し、剣を横薙ぎに振るった。棍で剣を受け止めたはずのザーンバルフが衝撃と風圧で壁に叩きつけられた。剣の衝撃は、オーレンの背後にいたアディールにまでも届く。アディールは、ザーンバルフとは逆の方向に弾き飛ばされた。
「くそっ!」
 アディールは立ち上がってオーレンの懐に飛び込み、ナイフで斬り付けた。が、相手は骨。刃が滑ってまともにダメージを与えられない。そうしているうちに、またオーレンの剣が振り上がる。
「短剣じゃ駄目だ!下がってろアディール!」
 うずくまっていたはずのザーンバルフが飛び出してオーレンの肩口に棍を振り下ろす。ぼろりと肩の関節が外れ、妖刀を握ったままオーレンの左腕が地面に落ちた。
「よし!じゃあ僕はバックアップに回る!バイシオン!」
 アディールが跳びながら後退した。
「力がみなぎるようだぜ!あとは任せろ!」ザーンバルフは力強く飛び上がり「トドメだ!」と、棍を振り上げる。
「グオオ。零の洗礼!」オーレンは剣を突き出し、剣から出た妖しい衝撃がザーンバルフのバイシオンを打ち消した。
「関係ねぇ!!」ザーンバルフはそのまま棍をオーレンの額に叩き落とし、叫んだ。「黄泉送り!!」
 ドカンッ!という激しい音が響き、棍の衝撃でオーレンの体の骨がバラバラに弾け飛んだ。「グオオ・・・我が聖杯・・・」頭部が地面に落ちたときには、声も出なくなっていた。
 アディールは聖杯を手に取り、それを見つめながら言った。
「妖剣士オーレン。いったい何者だったんだろうか。」
「わからん。ガートラントの追手とか言ってたな。気に留めておこう。」
 次に行くのは雲上湖。グロリスの雫を取りに行くのだとザーンバルフは説明した。わかった、とふたつ頷き、アディールはリレミトゲートを開く。アディールが手で促したので、ザーンバルフが先にゲートをくぐり、それを追うようにアディールも洞窟を脱出した。


 ベコン渓谷から雲上湖へ行くためには、一度グレンへと戻らねばならない。グレンを挟んで反対の位置にある。
 ザーンバルフとアディールは、グレンに立ち寄るついでに、エイドスに会うために宿屋へと足を運んだ。宿には冒険客が溢れていて、繁盛しているのがよくわかる。ザーンバルフは呼び鈴を鳴らして女将を呼んだ。はーい、と声がして、奥からふっくらと丸いオーガの女将が出てきた。
「はいはいいらっしゃい。だけど見てのとおりうちは満室でね。ごめんよぉ若いおふたりさん。」
と、女将は申し訳なさそうに頭を下げた。
「いや、俺たちは泊まりに来たんじゃなくて、その、泊まり客に会いに来たんだ。エイドスというじいさんが泊まってるはずなんだが。」
 ザーンバルフがそう言うと、女将は目を丸くした。
「あら!あんた若いのに賢者様の知り合いかい。」
「賢者様?」
「あら、知らなかったのかい。エイドス様はレンダーシアから来た賢者様だよ。と言っても、そうお城の兵士さんが言ってるのを聞いただけなんだけどもさ。エイドス様なら、さっき出て行っちまったよ。こんな状態だからさ、自分はいいから他の客を泊めてやってくれ、ってさ。お客さんなのに気を使わせちまったよ。申し訳ないことだよ。」
 ふっくらとした女将は、大きな身振り手振りでそう言った。
「じいさんがいないとなると、王と兵士長が心配だな。」
宿を出たザーンバルフは城を見ながらそう言い、「アディール、急ぐぞ。」とつけ足した。


 グレンは極寒のランガーオよりもずっと南に位置し、荒れた土地ではあるものの、オーグリードの中では比較的安定した気候の地域である。しかし、雲上湖は高いランドン山脈の上にあるため、氷点下の雪山を登らなくてはならない。ふたりが目指すランドン山脈は、遥か距離を置いたグレンからでも、その白い峰を拝むことができる。
 グレンを出て、白い峰を目指しながら進むふたりは、やがて細い橋の上の岩宿に辿り着き、その宿で一泊した。この橋上の宿は、ラダ・ガートが創生したオーグリードもうひとつの大国ガートラントとグレンを結ぶ重要な中継地点になっている。橋の下はゲルト海峡と呼ばれる細い海路になっていて、内海と外海を繋ぐ流れの速い海域である。この急流を間近で見たいという旅客も多く、橋から海峡へと飛び込むバンジージャンプというのも、この集落のひとつの名物となっていた。一方、上に目を向けると、橋と並行して鉄道の線路が走っている。時折、ポッポーという音を立てて列車が通過する。鉄道は、南に下ればガートラントへと繋がり、さらに南下すればウェナ諸島へと繋がっている。巨大な環状線になっているので、乗り続けていればアストルティアを一周してまた同じ駅に戻ってくる。アディールたちはジュレットから時計周り便でグレンに来て、反時計回り便と並走する形でグレンから下っていた。

 翌朝宿を発ったアディールたちは、雪のランドン山脈を登り雲上湖を目指した。降っては止み、止んでは吹雪く不規則な降雪に翻弄されながら上へ上へと山を登る。視界が悪い中、周りの雪を保護色として生息するモコモコ獣やイエティにも注意を払わねばならなかった。
 雪が止むのを待って、アディールは峰にかかる渦巻き状の雲をじっと見据えた。雲は猛烈な速度でぐるぐると同じ場所を回り続けている。その渦を巻く様子は、あたかも湖を見ているようだった。峰までの道は、歩いては行けないほどの急峻な崖になっている。アディールたちは崖に手をかけ、ゆっくりと登り始めた。掴んだ岩が崩れ落ちないように、そろそろと体重を移動させながら次の岩を掴む。岩の窪みですべらないように、しっかりと足で踏み固めたから次の足を出す。そうして一歩一歩と崖をよじ登り、やがて渦巻く雲を突き抜けて、雲の下からは見えなかった峰の先端へと登り着いた。周りを見回すと、パノラマの銀世界が見えた。地上からは見えなかった白銀の景色に、ふたりは目を見張った。すぐ下には雲の湖が渦を巻いていて、アディールとザーンバルフは湖の中心、渦の中心にいる。まるで、水の上に立っているような幻想的な光景だった。しかし、肝心なグロリスの木は見当たらない。そもそも、岩と雪しかないこんな崖の上に木が生えているというのも不思議な話だ。アディールは不安を感じていた。
 アディールとザーンバルフが広くもない雲上の峰でグロリスの木を探していると、雲の湖からグギャー!という鳴き声が聞こえると同時に一匹の水竜が雲の水面から顔を出した。
「なんだ?こんなところにドラゴン!?」アディールは息を飲んだ。
「まずい。早く木を見つけないとやばいことになるぜ。」
 ザーンバルフがそう言うのとほとんど同時に、水竜がギャオー!と雄叫びを上げ、峰全体に向けて氷の息を吐いた。
「くそっ!こんなところで!一旦退くぞアディール!」
「待ってくれ!今水竜の吐いた氷の粒が何もないところで跳ね返った。」アディールは何も見えないその空間に走り、ぐっと手で掴んだ。「あった!木だ!光を透過して目には見えないけど触ればわかる!」
「わかった!俺が少しの間引き付ける。その間に雫をすくってくれ!さあ来やがれ、心頭滅却!!」
 ザーンバルフが水竜の吐く息に必死に堪えている間に、アディールは急いで腰の短剣を抜き、見えない木の幹に斬り込みを入れた。幹から樹液が流れ出し、枝を伝って雫が落ちる。
 ぽちゃん。
 アディールが雫を聖杯で受けると、聖杯の中の液体が黄金色に輝く。
「やった!取れた!」と、アディールが叫び、「よし!降りるぞ!」と、ザーンバルフが身を翻した。しかし、それを逃がすまいとするように水竜が迫る。
「おい早くしろアディール!モタモタするな!」
「わかってるけど、聖杯の中身がこぼれそうなんだ!片手だとうまく降りられない!」
 そんなアディールにお構いなしに水竜は渦巻きを裂くように飛んで来る。
「くそ、どうすればいいんだ!?こっちは飛べないんだぞ。・・・ん。待てよ?」ザーンバルフは閃いたように、アディールの手を掴み、そして崖を強く蹴って空中に身を投げ出した。
「ザーンバルフ!?このまま落下したらただでは済まないよ!?」
 しかし、ザーンバルフは落ちついて懐から石を取り出す。
「なーに。俺たちも飛んでやろうと思っただけさ、これでな。」ザーンバルフは軽くウインクをして見せ、石を高々と掲げた。「ルーラ!」



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目次
序章:誕生【1】【2】
1章:エテーネの民【1】【2】
2章:旅立ち【1】【2】
3章:ランガーオの戦士【1】【2】【3】
4章:ジュレット【1】【2】
5章:グロリスの雫【1】【2】
6章:赤のエンブレム【1】【2】【3】
7章:港町【1】
8章:嘆きの妖剣士【1】【2】
9章:風の町アズラン【1】【2】
10章:世界樹の約束【1】
11章:ガラクタの城【1】【2】
12章:五人目の男【1】
13章:団長の策謀【1】【2】【3】【4】
14章:娯楽の島【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】
15章:三つの願い【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】
16章:太陽の石【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
17章:白き者【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】
18章:恵みの歌【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
19章:錬金術師【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】
20章:時渡りの術者【1】【2】【3】【4】
21章:ふたつ目の太陽【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】
22章:冥府【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
終章:レンダーシアヘ【1】【2】



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