6章 赤のエンブレム
「ピュージュ。いまだ戦は起こっておらぬようだが、首尾はどうなっている?」
暗い部屋の中、よく磨かれた黒光りの鏡、魔石鏡に映っているのは無表情なひとつ目の白仮面、悪魔神官の姿。
「ああ。ガラトアさまね。うまくいっているように見えますかね?」
白化粧をした子供のような道化がおもしろくなさそうに言った。
「冥王様はもうお生まれになっているのだぞ。魔瘴を吸い上げる手筈はまだ整わぬのか?」
「あーあー。手筈ね。あいつらムカつきますね。チョームカつく。」
「あいつらとは?」
「誰だかわからないけどぉ、グレン王の魔瘴を払ったヤツがいるんですよぉ。もう少しで戦が始まろうとしていたのに、ムカつく。あぁムカつく。」
「そうか。失敗したか。」
「くそ!元はといえば、あの女がネックレスを持ち去ったからだ・・・。いや、こうなったら逆にガートラントから戦を仕掛けさせますよ。あのバカ賢者も、ガートラント王をそそのかすぐらいできるだろう。それでダメなら、ボクが力づくでも。」
「お前が戦って何になる。焦るな、ピュージュよ。冷静になれ。それよりも、エテーネの生き残りを探すのだ。」
「エテーネの生き残り?」
「滅びの寸前に、エテーネの巨亀により魂を守られた者がいると、冥王様はおっしゃっている。」
「そいつがまだ生きているってこと?」
「はっきりしたことは言えんが、もしそうだとしたら、少々厄介なことになる。その者は時渡りの術者なのだ。」
「へえ。それはそれは。それで、その生き残りの姿形は?」
「それがまったくわからんのだ。いるのかいないのか、どんな姿なのか、皆目見当がつかん。巨亀の狙いはこれだったのだ。時渡りを封じるためにエテーネを滅ぼしたというのに、我々は術者を見失ってしまったのだ。」
「その皆目見当つかない時渡りの生き残りを探せって言うんですか?いるかいないかもわからないのに?」
「そう言うな。もし、生き返しを受けたのだとすれば、特殊なチカラを持っているやもしれん。お前の計画を阻止した者がいるというのが、少し気になっただけだ。見つからぬのならばそれでもよい。」
「はいはーい。バカ姉妹に探させますよ。」
「手に負えぬようなら、ベルンハルトをそちらに遣るが?」
「いいえ結構。あんな奴の助けなんて要りませんね。」
「そうか。検討を祈るぞ。」
鏡の中からは悪魔神官の姿が消え、もとの黒光りした魔石鏡へと戻った。
「時渡りの生き残りねぇ。見つけたところで、過去か未来に逃げられたらたまったもんじゃない。もっとも、未来のアストルティアは、もう人の住めない世界だろうけどねぇ。」
ピュージュはニヤリと笑って、その場を後にした。
アディールたちはグレンを出発し、橋上の宿を通ってランドン山脈の麓、ランドンフットへと足を進めた。うっすらと雪が積もる場所もあるものの、ランガーオと比べると、草木が多いように見える。ふと山の峰のほうに目をやると、空を巻く渦が見えた。雲上湖だ。しかし、今見えた渦は、雲上湖の渦だけではなかった。それとは別に、空に黒い渦が浮いている。山の頂上よりもずっと上、空の一部が暗闇に飲み込まれたかのような、暗黒の渦。アディールには、この渦に見覚えがあった。
「魔瘴・・・」
アディールがひとりごとのように、言葉を発した。
「ああ、魔瘴だな。」
ザーンバルフもそれに頷く。
「どうする、行ってみるかい?」
「行きたいのはやまやまだが、あそこまで行く方法がないだろう。雲上湖のときとは違う。峰から手の届く場所じゃない。それに、俺にはバグド王に魔瘴のネックレスを送った犯人のほうが気になる。急がないといけないような気がしているんだ。」
結局、空に漂う魔瘴の渦のことは後回しにして、ふたりはガートラントの方向へと足を進めることにした。
ランドンフットを抜けると、ザマ峠と呼ばれる岩山に挟まれた細い道へと出た。ふたりは迫り来る山賊ウルフやオークを退けながら険しい峠道を登りきり、登りと下りの折り返し地点にある烽火台に辿り着いた。
ここザマ烽火台は南の地ガートラントと極寒のランドン山脈を行き来する旅人の休憩所となっている。ザーンバルフが、少し道具屋を見てくると言うので、アディールはその間バザーを覗くことにした。自分で縫った若手芸人の服をずっと着用してきたが、もともといびつな形をしていた上に、糸がほつれてきている。そろそろ新しい防具を買ったほうがいいかもしれない。そう思い、いくつかの服や胸当てを試着した後、アディールは手品師の服を買った。
アディールが店から出ようとすると、同じように買い物を終えたひとりのオーガと肩がぶつかった。
「おっと。すまない。」
オーガは軽く頭を下げた。
「いや、こっちこそ。」
アディールはそう言いながらオーガを見た。長身でがっしりとした体つき。ザーンバルフと同じような体型。長い白髪と頬の十字傷が印象的だった。
「どうしたの?」
と、声がしたので目を向けると、細く華奢な若いオーガの女。いや、ウェディと比べると十分長身なのだが、十字傷の男に並ぶと小柄に見えてしまう。頭の上で束ねた白い長髪がサラサラと風になびいている。
「いや、なんでもない。」
そう言って、十字傷のオーガは、白髪のオーガの娘のほうへ歩き寄る。
「そう。じゃあ行きましょう。」
白髪の娘がそう言い、ふたりのオーガは南のガートラントのほうへ向かって行った。
アディールが暫くその後ろ姿を眺めていると、道具屋に行っていたザーンバルフが戻ってきた。
どうした?と、ザーンバルフが聞くので、なんでもない、とアディールは答えた。さっきの十字傷の男たちの受け答えと全く同じだなぁと、思いながら。
烽火台を南に出ると、あとはずっと下り坂。ごつごつした岩の道を下って行くと、やがて緑の草原が広がってきた。北のランガーオや、高山ランドンとは違う、温暖な気候。痩せた大陸オーグリードにも、こんなに暖かくて穏やかな地があったのかと、アディールは驚いた。丈の短い草の群れの中に、背の高い木がまばらに生えている。木を見上げると、大きな実がいくつかなっている。ウェナ諸島に生えるヤシの木にも似た木だった。気候が似ていると、生息する植物も似てくるのだろう。寒冷地と岩場ばかり見てきたふたりには、ガートラント領は特別な場所に思えた。
草原を南下すると、やがてガートラントの城下町が見えてきた。
ガートラントは戦神ラダ・ガートが岩山をくり抜いて建国した国。強きを尊び、オルセコ闘技場を再建した国でもある。石が豊富にあるガートラントでは、建築物はすべて石で作られる。それゆえ、この国は石加工技術に優れ、多くの優秀な石工を他国にも排出していた。岩を切り崩すオーガ特有の力作業と、オーガの中でも限られた技術者だけが有する精密で精巧な加工技術によって、この国ガートラントは成り立っていた。同じオーグリードにあっても、グレンとは風習の違いが多く、それは気候の違いによる影響が大きいのだろうとする研究者も多かった。
アディールたちがガートラントの城下町に踏み込んだとき、町の中央部には賑やかな人だかりができていた。人だかりの注目の先には大道芸をする道化の姿がある。道化は自分の体ほどもある大きな玉の上でバランスをとりながら、小さな手玉や棍棒状のものをジャグリングしている。手玉の数が4個5個と増えていく度に、人だかりがわっと沸いた。
「最高だよ!ピュージュさん!」
ひとりのオーガの男の子が、乗り出して演目中の道化にそう叫び、ダメよこの子ったら、と母親に肩を押さえられていた。
演目が終わると、オーガの少年と母親がピュージュという道化に歩き寄って「いつもありがとうございます。」と頭を下げた。
「この国で起こっている連続失踪事件で、私の主人ももう何日も帰ってきていません。それで、この子もずっと塞ぎ込んでいたのですけれど、ピュージュさんの芸を見て、こんなに嬉しそうにして。お礼のしようもありませんわ。」
ピュージュのほうは「それはよかったね。あはは。」とおどけていた。「お父さんも早く帰ってくるといいね。」とピュージュは続けたが、口元が微かにニヤリとしたように、傍から見ていたアディールには感じた。
散り散りになる人だかりに合わせて、アディールもその場を後にして城のほうを目指した。少し歩いたときに、横の道から小柄な人影が飛び出してきて、アディールと衝突した。「うわっ!」とアディールがよろめくと「おっとごめんよ。」と言って、走って立ち去った。走り去る姿を見て、今のがドワーフだったのだとアディールは気付いた。
アディールがそのドワーフをずっと目で追っていると、ドワーフは今度は体の大きな人間の女にぶつかって尻餅をついていた。そそっかしいドワーフだ、とアディールが思っていると、大女はドワーフをつまみ上げて、のしのしとアディールのほうに歩いてきた。
「アンタ、このドワーフに財布をスられたのに気付いてないだろ。」と、大女はアディールに言った。近づいてみると、人間とは思えないほどに大きな体をしている。オーガのザーンバルフにも引けを取らないほどの背丈で、胴回りはザーンバルフよりもむしろずっと太い。いかつい顔をしたその大女は、白いボブヘアに黒い羽根帽子をかぶり、体格に見合った大棍棒を背中にしょっている。
「へっ?」アディールは素っ頓狂な声を上げた。
すると、大女は「おめでたいヤツだね。」と言って、つまみ上げたドワーフをアディールの前に放り投げ「あたしの役に立ちそうもない。」とボソリと続けた。
投げ出されたドワーフは、ひい、と財布を投げ出して逃げ去って行った。
「僕の財布。あ、あの、ありがとう、おばさん。」
「おばさんじゃないよ。あたしはマリーンって賢者さ。あたしはトロいヤツが大嫌いなのさ。」
賢者マリーンは、そう言って王宮へ入って行った。
「おい、アディール。」ザーンバルフが呼びかける。「賢者マリーンって、バグド王のネックレスを外したやつなんじゃないか?」
確かに。グレンのチグリ大臣がそう言っていた。
「だとしたら、ガートラントに巣食う魔瘴も取り払えるのかな。」
「そうだな。ならばガートラント王が魔瘴漬けってことはなさそうだな。」
ふたりは城へと入り、王の間へと足を運んだ。途中に衛兵から、グロスナー王に失礼のないように、と言われて、そこではじめて王の名を知った。
王の間には謁見中のふたり組の先客がいたが、グロスナーがアディールたちに目を向けたので、それに合わせて謁見者たちも振り向いた。頬に十字傷がある男と、白い長髪の女のオーガ。
「あ!」と、同時に声を上げたのは、アディールとザーンバルフとふたりの謁見者。
「アロルドじゃないか、久しぶりだな。」ザーンバルフの顔がほころんだ。「それにマイユも。」
「ザーンバルフ。こんなところで会うとは思いもしなかった。」と言うのはアロルドと呼ばれた十字傷のオーガ。「それから、あなたはザマ峠でお会いした。ザーンバルフの仲間でしたか。」
「なんだ、ザーンバルフの知り合いだったのか。」とアディール。
「仲間ができたのね、ザーンバルフさん。」白い長髪のほうはマイユという名前。
「ああ、グレンで世話になったんだ。アディールというんだ。」
4人が懐かしむように話し込むのを聞いていたグロスナー王が、ごほん、とひとつ咳をした。あ、と言って4人が王へと向き直り、膝をつく。
「うむ。」とグロスナー王。細長い顔に豊かな白髭。ふさふさとした髭とは反対に、頭髪は一本もない。やや小柄ではあるものの、目つきは鋭く、尖った耳は体格や輪郭とは不釣り合いに大きく見える。「よく来たアロルド。急な呼び出しにもかかわらず、感謝する。それから、そちらのふたりも手助けをしてくれると思ってよいのかな?ザーンバルフとアディールと言ったか?」
「俺たちは、バグド王の、」とザーンバルフが言いかけたので、アディールは横腹を突いて話を止めた。そのことはもう少し様子を見てからにしたほうがよいと思ったのだ。
「僕たちも手伝いたいんです。どんなことなんでしょう?」アディールは王を見上げた。
すると、アロルドのほうがアディールに答えるように話し出した。
「ウワサは耳にしました。強い者たちがいなくなるとか。」
それを聞いて、アディールにも心当たりがあることに気付いた。ピュージュという道化師と話していたオーガの母子のことだ。子供の父親が、連続失踪事件に巻き込まれているという話だった。
「そうだ。頭を悩ませておるのだ。・・・おや、マリーンどの。」話の途中で、王が視線を外したので、アディールたちもそっちに目を向けた。さっきの大女、賢者マリーンが階段から降りてきているところだった。
「孫娘ゼラリムの病状はどうだ?」と、グロスナー王が聞く。
「快方に向かってるよ。安心しな。」と、賢者マリーンが答えた。
「ああ、紹介しよう。癒しの術で名高い賢者マリーンどのだ。マリーンどの、アロルドと婚約者のマイユさんだ。それに、ザーンバルフにアディール。アロルドは知恵も勇気もある、命の恩人だ。アロルド、今回の事件を手伝ってほしい。」
「もちろんです、グロスナー王。私はそのためにここに来たのです。」
「感謝する。参謀、詳しく説明してやってくれ。」
グロスナーに言われて、人間の参謀が歩み出た。マグナス、と名乗った。
「アロルドさんがこの国を去ってしばらく、勇猛な兵士やパラディンの精鋭、他国の猛者たちが姿を消すようになりました。」
「なにかきっかけがあるんですか?」アディールは聞いてみた。
「はじめは、グレン城へ友好の品を届けたパラディンの輸送団が姿を消しました。そして、その探索に向かったものも次々と。」
繋がっている。グレンのネックレス事件とガートラントの連続失踪事件は繋がっている。アディールはぐっと拳に力を入れた。
「結局バグド王の宣戦布告は取り消されましたが、友好の贈り物に呪いの品を入れた犯人はわからぬまま。」
「俺たちは、その犯人を探しに来たんだ!」ザーンバルフが、がばっ、と立ち上がって言った。「俺たちにも手伝わせてくれ!」
そうして、アディールたち4人は犯人の調査をすることになった。4人はまず、輸送団が行方不明になった場所を探すことにした。ガートラントからグレンに向かう途中で消息を絶ったという話だったので、その場所に行けば、何らかの痕跡が残っているのではないかとアロルドが言ったためである。4人一緒に行動するのは時間がかかるので、ふたりずつ2組に別れて調査をしてはどうかと、今度はザーンバルフが言い、残りの3人もそれに頷いた。
アディールとザーンバルフはガートラントからザマ峠に向けての調査を引き受けた。ザマ峠から先はアロルドとマイユに任せ、それでも痕跡が発見できなければ、ランドンフットか橋上の宿あたりからまた2組で調査を続けようと、そういう考えだった。ガートラントに来たときには、意識していなかったから痕跡に気付かなかったのかもしれないと思い、来たときと同じ道を注意深く観察しながらザマ峠のほうに北上する。ガートラント領は、きちんと道が整備されていて、領内は広いものの、狙いを絞って調査をすることができた。馬車を使った輸送団は、草原ではなく道を通ったはずであり、ザマ峠方面へは一本道なのである。領内では特に不審な場所は見つからなかった。輸送団を襲うのに、領内で強行に及ぶのは、犯人としてもあまり得策ではないだろうから、少なくともガートラント領内が現場だとはアディールは考えていなかった。ザマ峠へと足を進めると、ガートラント領内とは違って、舗装された道はない。とは言うものの、峠の通路自体が広いものではなく、調査がそれほど難しいものではなかった。峠から先のランドンフットも舗装された道があるので、アロルドたちもその点は困らないだろうと、アディールは思う。
アディールとザーンバルフは、これといって不審な場所を見つけることなくザマ烽火台まで戻ってきた。アロルド組は、もうランドンフットまで行っている頃だろうと思っていたアディールは、急いで合流すべく、烽火台を北に向けて出発しようとした。走って追えば、入念に調査しながら歩くアロルドたちに、すぐ合流できるだろうと思ってのことだった。
ところが、それよりもずっと早く合流することになった。ただし、マイユだけ。
不思議に思ったザーンバルフが「どうしたんだ?アロルドと一緒に行ったんじゃないのか?」とマイユに訊くと「いなくなっちゃったの!」とマイユが動転した様子で答えた。黒いモヤのようなものがアロルドを包んだかと思うと、アロルドが消えていなくなってしまったのだとマイユは言う。「私なにもできなかった。」と、マイユは何度もつぶやいている。
「おい、アディール。」ザーンバルフがアディールに耳打ちした。「アロルドは相当腕が立つ戦士だ。それから、マイユも、ランガーオの村王クリフゲーンの娘だ。戦いに無知とも思えない。」アディールが相槌を打つのを見て続ける。「不意のこととはいえ、そのふたりが何もできないなんてことは考えたくないが、だが、そうだとすると、相手は相当に手強いぞ。」
確かに、とアディールは頷く。
「とにかく、2組に別れるのは危険だ。」と、ザーンバルフは言い「ふたりずつで調査しようと言ったのは俺だ。・・・すまない。」と続けた。
「しかたのないことだよ、ザーンバルフ。僕だってそれがいいと思ったんだ。でも、こうなった以上、調査を続けるのは危険だと思う。一度ガートラントに戻って、方策を立て直そう。」
アディールがそう言い、ザーンバルフとマイユはそれに従って、3人はガートラントへと戻った。
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【目次】
序章:誕生【1】【2】
1章:エテーネの民【1】【2】
2章:旅立ち【1】【2】
3章:ランガーオの戦士【1】【2】【3】
4章:ジュレット【1】【2】
5章:グロリスの雫【1】【2】
6章:赤のエンブレム【1】【2】【3】
7章:港町【1】
8章:嘆きの妖剣士【1】【2】
9章:風の町アズラン【1】【2】
10章:世界樹の約束【1】
11章:ガラクタの城【1】【2】
12章:五人目の男【1】
13章:団長の策謀【1】【2】【3】【4】
14章:娯楽の島【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】
15章:三つの願い【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】
16章:太陽の石【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
17章:白き者【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】
18章:恵みの歌【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
19章:錬金術師【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】
20章:時渡りの術者【1】【2】【3】【4】
21章:ふたつ目の太陽【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】
22章:冥府【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
終章:レンダーシアヘ【1】【2】

