8章 嘆きの妖剣士
賢者ホーローとともにグレンで下車したザーンバルフは、レンドアに向かうアディールを見送ってから、グレン城へと向かった。ホーローもグレンには用事があるような素振りだったが、バグド王への報告の後すぐにアディールを追うつもりのザーンバルフは、放浪の賢者と別れて、城へと続く階段を駆け上った。城の門には、以前見たことのある兵士が、相変わらず杓子定規に仕事をしているのが見えた。しかし、その兵士も、ザーンバルフを見ると、かつての無愛想な表情ではなく、敬意を込めた礼をもって城門を開いた。一国を救った英雄を見るような視線が、ザーンバルフにはこそばゆかった。
ザーンバルフが王の間に入ると、バグド王とチグリ大臣が、どうだった?という視線を向ける。扉の前では、ジダン兵士長がただただ敬礼を続けていた。
「バグド王、贈り物をすり替えて魔瘴石をしのばせた犯人がわかりました。」ザーンバルフは、ガートランドでのことをかいつまんでバグド王に報告した。
「なんと、そうであったか。すると、その賢者マリーンもまた魔瘴石の犯人と繋がっていたということか。」と、バグド王が言う。
「しかし、それでしたら王のネックレスを外したのがよくわかりませんな。」とチグリ大臣。「わざわざ魔瘴を解く必要もなかったでしょうに。むしろ、そのおかげでこうして王がご正気を取り戻されたわけですので。」
「ふ。われも侮られたものよの。ネックレスが無くとも、魔瘴からは抜け出せないと思ったのであろう。いや、実際ザーンバルフたちの助けがなければ抜け出せなかったのだ。その賢者の推測も、あながち間違っていたとは言えんのかも知れぬ。」
「バグド王、そのような・・・」
「よい。気遣いは無用だ。しかし、このたびのザーンバルフの働きには頭が下がる思いだ。魔瘴から救ってくれたのみならず、その魔瘴をしのばせた犯人まで倒してくれたのだからな。なにか褒美を取らせたいが・・・」
バグドがそこまで話したところで、ジダン兵士長が進み出た。「でしたら、また新しい武器をご用意いたしましょう。ザーンバルフ殿もさらに腕を上げておられるご様子。取り扱いが難しい故、以前は差し控えておりましたが、今ならきっとお役に立てれることでしょう。お持ちしますので、しばしお待ちください。」そう言って兵士長は軽やかに王の間を退室していった。
ジダン兵士長が退室した直後、入れ違うようにドタドタと王の間へ駆け込んでくる兵士がいた。「どうした!?何事だ!?」と言うバグド王に対して、息を切らせた兵士は「大変です!聖杯がっ!」と叫ぶ。
「聖杯がどうしたのだ?」と反応したのはチグリ大臣。聖杯については、バグド王よりも大臣と兵士長のほうがずっと詳しい。
「宝物庫に置かれていたレムルの聖杯が奪われてしまっ!」最後まで息が続かなかったようで、兵士は大きく呼吸をした。
「落ちついて呼吸を整えなさい。」大臣がそう言うと、兵士は何回か頷いて深く息を吸っては吐いた。「聖杯を奪って何になると言うのだ。アレは魔瘴を払うための道具だったはず。いったい誰が?」
「それが、目撃した宝物庫番によると、聖杯を持ち去ったのはエイドス様なのだそうです!」
「なんと!?」
「聞くと、エイドス様が現れたかと思うと急に眠気が襲ってきて、目が覚めたときには聖杯がなくなっていたと言うのです!」
「エイドス様が!?まさか、そんなことがあるはずがなかろう!」チグリ大臣も声を荒げた。
そのとき「やれやれ、騒々しいのう。」と、王室に入ってきたのは杖をついた麦わら帽子の眼光鋭い老人。豊かな白ひげから突き出したパイプがぷかぷかと煙を吐き出している。
「エイドス様!?」大臣は叫ぶように老人の名を呼んだ。
「わしの話をしておったようじゃな。」老人はひげを手でなでながら言った。
「そ、そうなのです!兵士が言うには、エイドス様がレムルの聖杯を奪っていったと。事実ではありませんよね、エイドス様?」
「うむ。それは確かにわしがやったことじゃ。少々手荒いことをして申し訳なかったと謝りに来たところじゃ。」
「どうしてそのようなことを?」
「むろん理由はある。もとの持ち主、妖剣士オーレンに返してやるためじゃよ。」
「オーレンだと!?」驚いたのはザーンバルフ。「妖剣士オーレンは確かに俺たちが倒したはずだ。じいさん、どういうことなんだ?」
「ふむ。おぬしが驚くのは無理もないが、アレはアンデッド。倒したからといって滅びるものでもない。何度でも蘇るのじゃ。」エイドス老の話ぶりは耽々としていた。
「大臣、最近ガイコツが歩きまわるという話が各地で出ておるじゃろう?」
「確かに出ておりますが、それが妖剣士オーレンだと?」
「そうじゃ。聖杯を失ったオーレンは、それを取り返そうと歩き回っておる。じゃから、わしが返してやったのじゃ。聖杯さえ渡しておけば、アレもおとなしくしておるはずじゃからな。」
「はぁ、そういうものですか。」チグリ大臣はキツネにつままれたように、納得できないという表情を見せている。
「聖杯の役目は終わった。オーレンに返して、各地の被害がなくなるのじゃから、問題もないじゃろう。宝物庫の兵士には悪いことをした、すまなかったのぅ。では、わしはこれで失礼するよ。」そう言ってエイドス老は王室を後にした。
一同が神妙な顔をしている中に、エイドス老と入れ違いに、今度はジダン兵士長が意気揚々と走って戻ってきた。
「ザーンバルフ殿!まどろみの棍をお持ちしました。」よほど自信のある武器なのだろう、兵士長はいつになく高揚した調子で高らかに言った。「ザーンバルフ殿なら、これで向かうところ敵なしですぞ!はっはっは!」嬉しそうに笑いながら棍を手渡す兵士長に、一同の目はどことなく冷たかった。やっと気付いた兵士長が言う。「おや、みなさんどうしたのです?」
エイドスが去った後になっても、チグリ大臣は納得いかない様子だった。確かに、ザーンバルフにも腑に落ちない点は多い。オーレンを倒したのはザーンバルフとアディール。しかし、それがまだ生きていたとなれば、ザーンバルフの行いは無駄だったということにもなりかねない。ただ、オーレンと戦うことになった理由というのは、レムルの聖杯を持ち帰るというザーンバルフたちの都合であって、オーレンがグレンに被害を与えていたわけではない。ザーンバルフには、オーレンが言っていた「ガートラントの追手」という言葉が気になっていた。理性を失い、骸となった今でも、生前の記憶と意志によって突き動かされているようにも見えた。
賢者エイドスは何かを知っている、とザーンバルフは直感する。生前のオーレンと、何か関係を持っていたのかもしれない。グレンやオーグリードに対して直接の被害を与えているわけではないが、ザーンバルフにも妖剣士オーレンのことが気になっていた。レンドアで待つアディールには悪いが、乗りかかった船の結論を知らないというのは、釈然としないものがある。ザーンバルフはそう思い、グレンに残って妖剣士の謎解明の協力を申し出た。
賢者エイドスは何かを知っている、とザーンバルフは直感する。生前のオーレンと、何か関係を持っていたのかもしれない。グレンやオーグリードに対して直接の被害を与えているわけではないが、ザーンバルフにも妖剣士オーレンのことが気になっていた。レンドアで待つアディールには悪いが、乗りかかった船の結論を知らないというのは、釈然としないものがある。ザーンバルフはそう思い、グレンに残って妖剣士の謎解明の協力を申し出た。
ザーンバルフが受けた任務は、城の学者の護衛だった。グレン城にある歴史資料の中に、生前のオーレンに関する記事がわずかに残っていて、オーレンはかつて剣聖と呼ばれる英雄だったことがわかった。しかし、城ではそれ以上の資料は見つからず、ランドンフットにある歴史書庫での資料探しを学者が提案したため、そこに行くまでの護衛をザーンバルフが務めることになったのである。
ランドン山脈の魔瘴の渦を横目に見ながら、ザーンバルフたちは歴史書庫を目指す。ザーンバルフからすれば、一度は通った道。グレン学者を守りながらの道程とはいえ、それほど苦になることはなく、ふたりは書庫へ辿り着くことができた。学者がすぐに目当ての書物を発見できたので、ふたりはまた来た道を戻り、グレン城へと帰った。
城に着くなり、学者は大臣にも会わずに研究室に籠った。書物の解読に熱中する学者には全く声が届かないようで、ザーンバルフはひとりで王の間へと足を運ぶ。王の間への扉を開けると、その途端に大臣が飛び寄ってきて「して?なにかわかりましたかな?」と目を輝かせていた。エイドス老の奇妙な行動の理由が気になってしかたないのが、ザーンバルフから見ても明らかである。「さあな。」と両手を広げて見せると、そうですか、と意気消沈の大臣。ある種、滑稽にも見える大臣の一喜一憂に、ザーンバルフはこう付け加えた。「いま学者先生が解読しているところさ。」
しばらくの後、王室に学者が飛び込んできた。と、それを見た大臣の目もぱっと明るくなる。
「わかりました!見つかったのデス!」と学者が言い終わらないうちに「よくやった!」という喜びの悲鳴を浴びせかけていた。
「オーレンは生前はグレン城に仕える騎士であり剣聖オーレンと呼ばれる英雄だったのデスが、あるとき彼は、ベコン渓谷を調査する任務でグレン城を出発しました。彼はその途中で姿をくらまし、次にガートラントの大商人宅に姿を現しました。そして、オーレンは、大商人を襲って、レムルの聖杯と商人の娘を強奪。この事件は、グレン、ガートラントの関係を悪化させ、戦争へと発展する引き金となりました。以来、オーレンは逆賊。戦争を引き起こした大罪人として、歴史では語られなくなった。と、歴史書には書いてありマス。」
「うーむ。」とチグリ大臣は首をかしげる。「ならば、エイドス様はなぜそのような悪党をのさばらせておくのか。ますますわかりませんな。オーレンに直接聞くことも叶わんでしょうし。」
「いえ!」と学者が言う。「オーレンと話す方法もわかったのデス。」
「なんと!それは朗報だな。それで、どうやればよいのだ?」と大臣。
「まずは正気を取り戻してもらうことが必要デス。鎮魂のロウソクというものがあれば、我を失った者の理性を取り戻せるとのことデス。」
「鎮魂のロウソク?確かそのようなものがガートラントからの贈り物の中にあったような。ザーンバルフ殿、またひとつ頼まれてくれませんかな?贈り物の中のロウソクを使って、オーレン本人に話を聞いてきてもらえませんかな。エイドス様のおっしゃりようでは、オーレンがそのような悪党には思えんのです。歴史書とは違う事実がありそうに思えてならんのです。」
ザーンバルフは、ひとりベコン渓谷を目指していた。ここもまた一度は来た道。迷うこともなく、最奥の部屋へと辿り着いた。そこにオーレンの姿はなかったが、ザーンバルフが足を踏み入れると「誰だ?」という声が響いた。「話を聞いてくれ。」と言うザーンバルフの声は虚しくも届かず「また聖杯を奪いに来たのか。」というオーレンの声だけがザーンバルフに届く。「お前たち。」オーレンが言うと、地面に散らばっていた人骨が立ち上がり、がいこつの姿を形成した。4体のがいこつは太い骨を拾い集め、それを繋ぎ合わせて妖剣士を形作る。以前来たときと同じ光景だった。「ガートラントの追手め。レムルの聖杯は誰にも渡さぬ!」がいこつから受け取った妖刀を握り、オーレンはザーンバルフに正対した。
もちろん、こうなることはザーンバルフにもわかっていたこと。だからこそ、鎮魂のロウソクを携えてここに来たのだ。ザーンバルフがロウソクに火を灯すと、ロウソクはゆらゆらと部屋全体を照らし、溶けたロウが揮発したのだろう、心を落ちつかせる香りが漂った。揺れる炎とロウの香りのおかげか、オーレンの様子に変化があらわれた。グオオという奇声を発したかと思うと、やがて妖刀を手放し「ここはどこだ」と周りを見回す。
「ここは・・・ここはベコン渓谷の奥・・・。」オーレンはつぶやく。何かを思い出そうと、しきりに頭を左右に振っている。「私は・・・部下とここに来たのだ。魔瘴の吹き溜まりの調査をするためにだ。ところが、その調査の直前に、部下たちが魔瘴に巻き込まれて・・・。私は・・・」オーレンの言葉には力がなかった。脱力するオーレンには、先ほどまでの妖剣士としての風格も威圧感も感じられなくなっていた。
ふと、部屋の入口のほうから足音が聞こえた。ゆっくりとした足音と杖の音が交互に聞こえる。ザーンバルフが振り向くと、そこには麦わら帽子の老賢者の姿があった。
「やれやれ、困ったものじゃ。」麦わら帽子の切れ目から鋭い眼光をのぞかせて、老賢者はザーンバルフに言った。「捨て置けと言ったのに、ずいぶんと余計なことを。」そしてオーレンのほうにゆっくりと歩み寄った。
「エイドス?エイドスなのか?私は・・・お前に・・・」オーレンはむき出す骨の手を伸ばし、カタカタと震わせている。
「ほれ、オーレンも混乱しておる。ここはそっとしておいてやってはくれんか?いずれわしが話すから、大臣にもそう伝えておいてくれ。」エイドスはザーンバルフに背を向けて言った。「ここはわしに任せて、おぬしはもう行ってくれ。」
エイドスは翌日チグリ大臣とザーンバルフのもとへやってきた。「約束じゃからな。話に来てやった。」
剣聖オーレンと賢者エイドス。剣と賢、進む道は違えど、ふたりは友人と言ってよい間柄だったとエイドスは語った。しかしあるとき事件が起こった。オーレンが口にした、ベコン渓谷調査の際の部下たちの不幸である。魔瘴に侵された部下たちを救うためにオーレンはエイドスに助けを求め、エイドスもそれに助言は惜しまなかった。グロリスの雫が魔瘴のチカラを打ち消すことができる、と。
「あの頃はわしも若かった。」遠くを見る目でエイドスは言う。「知識だけ与えれば、人を救えると思っておったんじゃ。」
「エイドス様と妖剣士オーレンの間に、そのようなことがあったのですか。」頷きながら聞いていたチグリ大臣が言う。「しかし、バグド王もグロリスの雫で救われたのです。オーレンだって救われたのではないのですかな?」
エイドスは鋭い眼光でチグリ大臣を睨んだ。ひっ、と大臣が小さな声を上げる。
「これ以上は話しとうない。救われたのかどうかは、今のオーレンを見ればわかるじゃろうて。」
背を向けて去ろうとする老賢者に、チグリ大臣が呼びかけた。
「オーレンはどうなったのです?」
「・・・オーレンなら聖杯を持って雲上湖に行った。今のやつには誰の声も届かん。」エイドスは振り向かないまま、ザーンバルフたちの前を去った。
腕組みをしながらチグリ大臣が「うーむ。行ってしまわれましたな。」とザーンバルフのほうを見る。「聖杯のこともわからないままです。あ、いや、もう聖杯を取り戻そうなどとは考えておらんのですが、オーレンがどうして聖杯にそこまで執着するのか、それが知りたいのです。エイドス様の話ぶりでは、オーレンがガートランドの富豪を襲うという暴挙に出たのには深い理由がある様子。私は、悪党として歴史から抹殺されたオーレンのことが少し不憫に思えてきたのです。興味本位というわけではなく、オーレンの名誉を取り戻せるようなことができないかと、そう思っておるのです。」
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【目次】
序章:誕生【1】【2】
1章:エテーネの民【1】【2】
2章:旅立ち【1】【2】
3章:ランガーオの戦士【1】【2】【3】
4章:ジュレット【1】【2】
5章:グロリスの雫【1】【2】
6章:赤のエンブレム【1】【2】【3】
7章:港町【1】
8章:嘆きの妖剣士【1】【2】
9章:風の町アズラン【1】【2】
10章:世界樹の約束【1】
11章:ガラクタの城【1】【2】
12章:五人目の男【1】
13章:団長の策謀【1】【2】【3】【4】
14章:娯楽の島【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】
15章:三つの願い【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】
16章:太陽の石【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
17章:白き者【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】
18章:恵みの歌【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
19章:錬金術師【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】
20章:時渡りの術者【1】【2】【3】【4】
21章:ふたつ目の太陽【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】
22章:冥府【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
終章:レンダーシアヘ【1】【2】
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【目次】
序章:誕生【1】【2】
1章:エテーネの民【1】【2】
2章:旅立ち【1】【2】
3章:ランガーオの戦士【1】【2】【3】
4章:ジュレット【1】【2】
5章:グロリスの雫【1】【2】
6章:赤のエンブレム【1】【2】【3】
7章:港町【1】
8章:嘆きの妖剣士【1】【2】
9章:風の町アズラン【1】【2】
10章:世界樹の約束【1】
11章:ガラクタの城【1】【2】
12章:五人目の男【1】
13章:団長の策謀【1】【2】【3】【4】
14章:娯楽の島【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】
15章:三つの願い【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】
16章:太陽の石【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
17章:白き者【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】
18章:恵みの歌【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
19章:錬金術師【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】
20章:時渡りの術者【1】【2】【3】【4】
21章:ふたつ目の太陽【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】
22章:冥府【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】【12】【13】
終章:レンダーシアヘ【1】【2】
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