【こころのこと#253】夢にみる自分の無意識。

会社員と心理カウンセラー、二足のわらじ。りんご🍎です。

当ブログは50代（アラカン）の6人のライターが、それぞれの専門分野や趣味について日替わりで情報発信をしております。

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先週は風邪っぴきで、番外編、最近みた韓国ドラマをお届けしました。

これはこれで、次、韓国ドラマ何見ようかなとおもっている方はぜひご参考いただきたいですｗ

『【こころのこと番外編#252】風邪ひいちゃったので韓国ドラマ。』会社員と心理カウンセラー、二足のわらじ。りんご🍎です。当ブログは50代（アラカン）の6人のライターが、それぞれの専門分野や趣味について日替わりで情報発信を…

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お蔭様で、1週間ですっかりよくなりました。

葛根湯がききました。冬本番。寒いし乾燥していますので、どうぞ今週末もご自愛くださいませ。

さて、今週末の私は、基本的にはお勉強して過ごします。

放送大学大学院専科の単位認定試験期間中。

仕事していても、好きなテニスや着物でおでかけや、韓国ドラマをみていても、それなりにお勉強の時間は捻出できるものです、やりたいと思うこと、面白いと思えることは時間が限られた中でもやれるということでしょうか。

試験勉強はどうするか？

過去2回分の試験問題を放送大学のサイトからダウンロードして、過去問を解きながら、復習したりしています。皆さんはどうしているのかもお聞きしてみたいです。

今回履修している科目はこちら↓

今週は『臨床心理面接特論II～心理療法の世界～』から私が面白いと思ったことを書きたいと思います。

臨床心理面接特論II: 心理療法の世界 (放送大学大学院教材)

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みなさんは、寝ている間、夢をみますか？

朝起きたとき、夢を覚えていますか？　

私はほとんど毎日夢をみます。夢を見るのを楽しみにしています。

と、いうのも、自分の無意識が何かあるのではないかと思うからです。

教科書から抜粋します↓

ユングは、人間のこころ、特に無意識には『補償・コンペンセーション』という働きがあることを強調している。無意識のもつ補償とは、意識の持つ傾向が偏りすぎている場合とか、極端になっている場合とかに、この意識の傾向を修正しようとする無意識の働きのことです。

たとえばある人がとても『紳士的で、おだやか』な傾向を『すばらしい』『温かい』と感じるひともいれば、『つまらない』『何を考えているのかさっぱりわからない』『冷たい』と感じる人もいるかもしれない。

いずれにしても、『非常に穏やか』を意識的な傾向で意識している人がいるとすれば、無意識的に『もう少し感情的になってもいいかもよ？』『激しさというのも結構面白いかもよ？』あるいは、『ときには喧嘩することで人と本当に仲良くなることだってあるんだよ』『自分や自分の大切な人を守るには、時には対決、ぶつかり合いもどうしても必要なことだってあるのさ』といった修正、すなわち当該の人物の意識的傾向に対して『補償的』働き方をすることがある。

例えば『非常に穏やか』な人は事情や生来の傾向や環境から、『非常に穏やか』な意識傾向を形成して、それなりに社会の中で現在の生き方をしているが、それでも無意識、こころの深いところからは、補正・補修・変容への働きかけが生じることがある。

せっかく、苦労して作り上げた自らの意識的傾向を本人が修正するのは、苦痛を伴う心理的試み。しかし『補償』の働きかけによって、意識は否応なく変容を迫られる。生涯にわたって続くこの『変容の過程』をユングは『個性化の過程』と表現しました。

少し話が難しくなりましたが、つまり夢でみた自分の無意識は、自分が固定的に思っていた自分自身の補償、変容したいと思う現れかもしれない、ということです。