こんにちは。
会社員と心理カウンセラー、二足のわらじ。りんご🍎です。
今日からお盆休みの方も多いのではないでしょうか?
私も8連休
しかも、あまり予定をいれていないので、その日ぐらしでのーんびり過ごしたいと思います。
とにかく毎日暑くて、身体が思った以上に疲れていると思いますので、
皆さまもどうぞご自愛くださいね
さて、今日は心理ゲームをテーマに書いてまいります!
#13 悩み相談。では、Yes Butの心理ゲームについて、ご紹介しました。
悩みを聞いてほしいと持ち掛ける。
持ち掛けられた方は親身になって、アドバイスをしているのに、
『うん、でも』(Yes, But)が繰り返される。
無意識ですがその人は、
「どうせ誰も私のことはわからない」
「どうせ誰も私の悩みを解決できない」
『YES BUT』を繰り返すことでその考えを確認したい、という心理ゲームでした。
『YES BUT』を仕掛けられた!
と気が付いたら、アドバイスでなく
「そうなんだ、どうしたいの?」と優しい気持ちで質問に切り替えることで、ゲームを終わらせることができる、というお話でした。
このように、心理ゲームというのは、仕掛けたほうも、仕掛けられた方も嫌な気持ちになるやりとり。
やめたいのにやめられない「人間関係や行動のパターン」のことを言います。
後になって、「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう」、と思うのに、その場になると、ブレーキが効かなくなってしまう。
同じパターンを繰り返し繰り返しやってしまうというものです。
ターゲットとなる相手(カモ)をみつけてゲームを仕掛けます。
相手を刺激して、ゲームを仕掛けて、相手のネガティブな感情を挑発して、ゆがんだ形でストロークをもらうのです。
ストロークというのは、相手から関心を得るといこと。
ポジティブなものもネガティブなものもあるのですが、心理ゲームではネガティブなストロークになります。
いろいろある心理ゲームの中から、今日は『キックミー(Kick me)』をご紹介します。
「相手の拒絶」を誘うものです。
例えば、男性と女性のカップル。
男性は彼女に構っていられないほど仕事が忙しい状態です。
彼女へのラインやメールなどでのメッセージが滞り気味。
女性は男性の愛情が減ったように感じています。「もっと会いたい」って本当はいいたいけど、それを素直につたえることができません。
女性「最近、全然デートにさそってくれないね。」
男性「仕事が忙しくて・・ごめんね」
女性「私より仕事の方が大事なんだね」
男性「そんなことないよ」
女性「そんなことないって言ったって、メールやラインもくれないじゃない」
男性「だから、仕事がいそがしくて時間がないんだってば」
女性「もう私のことは興味がなくなったのね」
男性「話している暇はない。うるさい!」
女性「ほら、やっぱり私のことは嫌いなんじゃない」
こんな風に相手に拒絶されるまで、
際限なくしつこく、つっかかっていくのです。
本人は自覚がなく「なんでいつも自分はこんな目にあうだろう」と、あとから後悔するのです。
何度も何度もこんな風にふられてしまう経験をしています。
「自分は拒絶され嫌われるべき人間」自分に対するネガティブな感情を証明したいのです。
この理由はまた後日、どこかで御説明しますね。
もし、このように、相手を拒絶し、嫌いになってしまうそうなゲームをしかけられたら?
女性「最近、全然デートにさそってくれないね。」
男性「そうかな。前にデートしたのいつだっけ?」
女性「私より仕事の方が大事なんだね」
男性「そんな風に思っていたんだね、悲しいな。」
女性 (悲しいっておもってくれたんだ。。まだ私への愛情はありそうだ。信じてみよう!)
「仕事が忙しいのに、うじうじ言ってごめんなさい。でも会えなくて寂しいから、今週末デートしよう💛」
男性「うん。いいよ。土曜日の夜!」
こんな風に、子ども同士のケンカのような会話ではなく、大人な立場で返事をすることで、ゲームを断ち切ることができます。
相手の仕掛け、わなに巻き込まれていることに気がついたら、
大人な立場になる。
話題を変える。
などして、最悪の結末をむかえないように、ゲームをたちきっていきましょう。
今日のこころのお話は以上です。
りんご🍎のお話が、皆様の元気スパイスになりますように。
今回も、りんご🍎の心理のちょっとかためのお話にお付き合いいただいて、ありがとうございました!
PHOTO by maui dream
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