こんにちは。
会社員と心理カウンセラー、二足のわらじ。りんご🍎です。
先週土曜日はお友達の家で薔薇鑑賞をさせてもらいました。
気のおけないお友達との会話、おいしいお菓子、薔薇のいい香りに癒されました
さて、今日もこころの話をいたしましょう!
先週は #11 自分(あなた)のこと。 を書きました。
自分の性格、
“こうあるべし”
“こうあってはならない”
という考え・信念は
どのように作られてきたのか?
というお話でした。
幼少期の父母との関わりによって
作られるもの
とお話ししました。
今週月曜日のまとめ「忙しいGW明け」ではレアが、
私は長女だったので、
母には弟たちよりも厳しめに躾られた気がしますが、今はだいぶいい加減な能天気な人に。同じく能天気な父の影響でしょうか(笑)
とコメントしてくれました。
レアは
「いい加減で能天気」=「やりたいようにやれ」
というようなメッセージをお父さんからもらったのかな?
お母さんのメッセージの
「しっかりしなさい、周りを気遣いなさい、等(子どもであるな)」
もレアの中にあるのかもしれません。
このように、
親からのメッセージは
良いものもたくさんあり、
そのおかげで私たちは幸せにここまで生きてこられたのですよね。
また、別のお友達からは、
自分は「常にニコニコ元気で愛想がいい。飲み会の場を盛り上げる人」と思われているが、ちょっと静かにしているだけで
「xxさんらしくない」といわれる。嫌なことがあって、ウジウジしてしまいそうなことがあるが
それを隠すようにニコニコしてしまう・・。
といったコメントをもらいました。
うんうん。そうなんだ。
ニコニコしないでウジウジしているあなたも大好きそんな自分も大切にしてね。
自分のことにてらして考えてくれてありがとう!自分はどうだろう?
と考えてみてもらえる。それが一番うれしいです。
さて、
今日は私の事例をご紹介しながら、
自分の性格、“こうあるべし”“こうあってはならない”という考え・信念はどのように作られてきたのか?
を、もうすこし見ていきたいと思います。
実は、私も「元気で明るい」が取り柄と思って生きてきました。
「元気で明るい」
私に父母から「いつも元気で明るいxxちゃんが好き」という
ストロークをもらってきた、ということもあるのですが、
(ストロークについてはこころの栄養 をご参照ください!)
「元気で明るい」の影で、「悲しい、怖い」 を無視したり、なかったことにしていたことに、
心理を勉強してから気がつくようになりました。
家族との関係をふりかえる中での気づきでした。
「悲しい、怖いと感じていては、前に進めない、生きていけない」
「悲しい、怖いと感じている場合ではない」
というようなちょっと極端な感覚です。
元気で明るくしていることでうまく社会に適応していたので、
自分でも無意識でまったく気がついていませんでした。
しかし、自分の「悲しい、怖い」だけでなく、自分の家族や、大切な友達の「悲しい、怖い」にもむきあえない、残念な私、に気がついてしまったのです。
さて、どうして、私は「悲しい、怖い」を感じないようにしてきたのでしょうか?
私の母は、同居しているおじいちゃん、おばあちゃんとの折り合いが悪く、いわゆる嫁・舅姑のバトルで、
しょっちゅう大げんかをしていました。
母は私にはとても優しくて、怒られることはほとんどなかったのですが、おじいちゃん、おばあちゃんとのけんかの時は、鬼の形相。
ご近所まで聞こえてしまうような大きな声で、おじいちゃん、おばあちゃんのことを悪くいうのです。
まだ、小さな私は、
そんなお母さんが怖くて怖くて。
大好きなお母さんが壊れてしまいそうで、悲しくて悲しくて。
でも、小さい私には、そのけんかを止めることはできませんでした。
けんかのあった翌朝は、そんな大喧嘩などまるでなかったかのように、
「おはよ~!おなかすいた~!いってきま~す!」と元気に明るくします。
そうすることで、家族みんながいつも通りに生活ができるようにしていたつもりでした。
けなげ
もし私が、そうしないで、いつまでも怖がって、悲しがっていたら、
お母さんがどこかにいってしまいそう、普通に学校にはいけないような感覚に包まれて、
「悲しい、怖い」を封印して、「元気で明るい」私でいることに決めたのでした。
さて。。。この「元気で明るい」にどれだけ私は助けられてきたことでしょうか?
学校でのお友達づくり、勉強、部活、習い事、お仕事。
元気で明るい私は、社会にうまく適応して、活躍(自画自賛ですみません)してきました。
今もこれは私の取り柄といっていいでしょう。
このように「元気で明るい」を私の生きる信条・戦略として、
ここまで幸せに、
生きてこられたわけですが、
やっぱり、自分や自分の大好きな人たちの「悲しい、怖い」をじっくりと受け入れられる、
こころの豊かさ、深さをもった50代の方がずっとずっといいですよね。
お陰様で、自分の心を内省し、カウンセリングを受けたことで、
元気で明るいばかりではない、
悲しい、怖い、暗い、がっかりした自分も本当に大切にできるようになってきました
#5 感情の効能 を実感しています
自分の性格、“こうあるべし”“こうあってはならない”
という考え・信念はどのように作られてきたのか?
今日は私の事例でご紹介しました。
良い面では元気で明るい子。悪い面としては悲しい・怖いを感じられない。人の痛みがわからない。このような悪い面が深刻になったときに、コミュニケーションの問題や、体に不調がでてきてしまったり、社会に適応できなかったり、というのが出てきます。
今日のこころのお話はここまで。
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