お花見はいかれましたか?
私は本日新宿御苑にお友達といく予定です。
雨なようですが、めげずに行ってまいります。
さて、前回のお話、は、、。
春は新しい環境で、ストレスがたまりやすい時期。
感情を抑え込んでしまわずに、自分の心の状態(感情)をそのまま感じて受けとめよう!
回り道なようでストレス解消の早道ですよ、
というお話でした。
お試しいただけましたでしょうか?
「確かに、嫌なことは、無理やり忘れたことにしている・・」
「ほんとは悲しかった(本物の感情)のに、怒り(偽物の感情)を旦那さんにぶつけちゃってる!」
と気がつかれて、コメントをくださった方がいました。
ありがとうございます!
皆様に自分の感情を大事に感じていただけるように、
今日は「感情の効能」をお伝えしていきたいと思います。
まず、「怒り」
怒りには、 現状打破、危機突破、障壁除去、警告発信、やる気向上 の効能があるといわれています。
「あの人(職場の同僚)はいつも遅刻してきて、その分私が仕事をカバーしてあげているのに、お礼も言わない!」
と、怒っているAさん。
怒りながらも・・職場のピンチを救う、仕事ができるスーパーウーマンのAさん。自分以外の分までカバーして、ますます手際がよい。成果をどんどん出して、上司の目にとまる。感謝される 同僚は別の部署へ移動したが心機一転、今度こそ頑張っているらしい。
「今日も虐待のニュース。大人として虐待の子どもを助けてあげられなかったことに腹が立つ。
虐待される子ども、虐待してしまう親の為に何か活動する(誰がなんと言おうと遠慮せずに世話を焼く)ことを誓う!」
=これ、私のカウンセラーの師匠のことです!”世話焼き協会”を発足されるそうで、会員を募集中。
私も会員です。ご興味のある方は、コメントください
このように、「怒り」はうまく感じることで、活動していくためのパワーを生み出す源(みなもと)になっています。
次は、「悲しみ」
過去を乗り越える、効力感回復、新たな選択 といった効能があります。
涙活という言葉を聞いたことがありますか?
泣ける映画、音楽を聴いて能動的に涙を流すことによって心のデトックスを図る活動だそうです。
涙を流すことによって、緊張やストレスに関係する交感神経から脳がリラックスした状態の副交感神経へとスイッチが切り替わるのだそうです。
「悲しみ」 を感じて、泣いたら、すっきりした、元気がでてきた。何かやろうという気持ちになるのです。
「私、本当は悲しかったんだ」と、久しぶりに涙を流してみてくださいね。
「怖れ」は危機の知覚・回避、逃走・闘争の促進、慎重な行動、適切な戦略立案につながります。
狭い駅のホーム。
「落ちてしまいそうで怖い」 そう思っていなかったら?危険な目にあいそうです。
自分を優位するために「人の足を引っ張ってやろう!」とおもっている人がいるとしたら、、、
そんな人いてほしくないけど、、残念ながらいますよね
「この人怖い!」と思っていたら、近づかないようにして罠にはまらずにすむかもしれません。
「嫌悪」は不快なものの排除、非受容、迅速な決断と行動、楽な行動 につながります。
「なんとなく嫌だな・・」
いままでお友達だと思ってつきあってきたけど、この人の話をきいていると気分が沈む。
距離をおいていいんです。お付き合いしたいと思う人とだけお付き合いして楽になりましょう。
「寂しさ」は 孤独回避、人間関係構築
「強がっていたけど、本当は寂しい、、優しくしてほしい」
その気持ちを素直に伝えたら旦那さんが優しくしてくれた。
「孤軍奮闘がんばってきたけど、一人では無理!」
と上司や同僚につたえたら、助けてもらえた。
素直に「寂しさ」を感じて周りにつたえたら「優しさ」がもらえるんですね。
いかがでしたか?
本日は、「感情の効能」のお話でした。
どうぞ自分の気持ちに蓋をしてしまわずに、大切にして感じてくださいね。
安全を感じられる家族や友達には、素直な気持ちを伝えてみてください。きっと何か変化が感じられると思いますよ。
今日もここまで、お付き合いいただきありがとうございました。
こころのことで取り上げてほしいことがありましたら、
どうぞお知らせくださいませ。
放送大学から合格通知がきました
この春から、3年生に編入です。ただ出願しただけだけど、嬉しいです。
勉強し続けています!