こんにちは。
会社員と心理カウンセラー、二足のわらじ。りんご🍎です。
木曜日は、娘の幼なじみの音大生のピアノリサイタル＠表参道パウゼ に行ってきました。
1曲目の1音から感動して涙
とても忙しかった一週間。こころがゆるむひと時をすごせました
明日は七夕。皆様の願い事がかないますように
そういえば！オリンピックの観戦チケット。りんご🍎は、なんとテニスが当たりました～～
みなさんはいかがでしたか？
りんご🍎の趣味のひとつはテニスです。もうかれこれ30年以上やっている大好きなテニス。
ですから、東京オリンピックでテニス観戦チケットが当たるなんて、、
本当に幸せ
1年後のことですが今からわくわく。
指折り数えて楽しみに待ちたいと思います
🎾 🎾 🎾 🎾 🎾 🎾 🎾 🎾
さて、先週は、
をご紹介しました。
たくさんお読みいただきありがとうございました。
これを読む前から、この筋弛緩法を実践しているお友達がいましたー！
筋肉を緊張させ
同じところをストレッチして
そこをグーッと押して
最後はゆらゆらする
そうすると筋膜がゆるみ、
ストレッチだけよりず～っとカラダが柔らかくなるそうです。
カラダが柔らかくなると、頭も気持ちも柔らかくなるから不思議。
これで激務を乗り越えているのだそうです。
ぜひ。皆様も。
カラダを柔らかくして、頭と気持ちも柔らか～くなってみてくださいね。
さて、話はうって変わって・・。
今日は認知症のお話です。
先々週末。
認知症の介護で大変な思いをされていて、お悩みをお持ちの方も多いので。
認知症の専門医のもとお勉強してきました。
自分の復習もかねて、ここにまとめておきたいと思います。
これを読んでいる同世代の皆様の中には、
認知症の親御さんの介護を頑張っていらっしゃる方も多いと思います。
ここにこれから書くことはとっくの昔にご存知かもしれませんし、
もっともっと、お勉強も、経験もされているかもしれません。
ですから、
今はまだお元気な親御さんのこの後を心配されている方。
または、自分や自分のパートナーもいつか、その時が来るかもしれないから、、。
認知症を知っておきたい、という方向けに、書きたいと思います。
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
まず、認知症とは？
脳の病気のために、いったん身につけた知的能力が低下し、自立した生活が難しくなった状況。知的能力の低下といっても、その現れ方は人それぞれで、どこからが認知症であるかは明確に線がひきにくいところがあります。
脳の病気なのですね。
加齢による物忘れと、認知症の物忘れは違うそうです。
加齢による物忘れ＜＝＞認知症の物忘れ
比べてみましょう。
体験の一部を忘れる＜＝＞全体を忘れる
物忘れを自覚している＜＝＞物忘れの自覚に乏しい
探し物を努力して見つけようとする＜＝＞探し物も誰かが盗ったということがある
取り繕い（言い訳）がみられない＜＝＞しばしば取り繕い（言い訳）がみられる
日常生活に支障がない＜＝＞日常生活に支障をきたす
きわめて徐々にしか進行しない＜＝＞進行性である
これによれば、りんご🍎の物忘れは、
まだ、加齢による物忘れなようです。。
最近は人の名前とか、忘れ物も多いですけど
それでは、4大認知症と特長をご紹介しますね。
①アルツハイマー型認知症 50% （認知症全体のうちの割合）
脳の神経細胞が変性、萎縮していく。
脳全体が小さくなる。
身体的な障害はほとんどなく、物忘れが徐々に進行し、
人格変化や精神症状等の問題行動が多くみられる。
★例）外出して、場所がわからなくなる。帰ってこられない。
通帳や大切なもののしまい忘れが目立つようになり、家族のせいにする。
「今日は何月何日ですか？」と、分からなくなり家族に尋ねるが、
分からなかったことをとがめると、今日はテレビも新聞も見なかったから、と言い訳する。
②脳血管性認知症 25%
脳血管がつまったり、破れたりしてその部分の脳の細胞が壊れる。
男性に多く、身体の麻痺、しびれを伴うことが多い。
脳卒中を繰り返すたびに段階的に進行し、感情のコントロールがうまくできなくなることがおおい。
★例）昨日のことも、今日のこともなんにもわからない。
前日話した内容を覚えていない。身の回りのことができず、尿失禁。
トイレの位置がわからない。洗面所で排便したり、玄関で放尿してしまう。
せかされる等、自分のペースを乱されることを嫌がる。
人見知りや人の好き嫌いが明確な傾向。誰とでも気軽に付き合えない。
認知症があっても、健常人と同様に理屈や納得の通用する現実世界で生きているので、
筋道の通った説明をする必要がある。ごまかすような対応はNG。
③レビー小体型認知症 18%
レビー小体が脳に広く出現、神経細胞を障害する。
幻視（実際見えないものがありありと見える）
パーキンソン症状（筋肉のこわばり、ふるえなど）
自立神経障害（起立性低血圧、便秘、多汗など）
睡眠障害がみられる。
例）意欲低下。動きが遅くなり眠ってばかりいる。
会話が筋道たててできない。下肢が動きにくい。洋服がうまく着られない。
夜になると人がたくさんきているのでお茶を出さなければと言って、いない相手に話しかけていることがある。
④前頭側頭葉変性症
目立って前頭葉や側頭葉の神経細胞が少しずつ壊れる。
65歳以下で発症することが多く、初期には性格変化が強くみられる。
病気の自覚がなく同じ行動をくりかえしたり、こだわりが異常につよくなり
柔軟な対応ができにくい。
例）社会的なマナーの喪失。感情の平板化。共感がない。
我が道をゆく行動。不眠。無口。本来は社交的だったが家族とも口をきかなくなった。
同じものを何度も買いに行き、お金を払わずに帰ってくる。
スーパーのビニール袋を際限なくひっぱりだす。全裸で洗濯物を乾かす。
他人のごみ袋に自分の家のごみを入れる。
銀行から大金をおろし、どこへしまったかわからない。
部屋のなかは泥棒がちらかしたように散らかっている。
片づけてもまた散らかす。
自覚症状がまったくなく、家族が言っていることはすべて嘘。
このように、認知症といっても、
大分類だけでも４種類あるようです。
認知症？と思ったら、
まず、神経内科にいって検査をしてもらうことをお勧めします。
かかりつけ医に相談して紹介してもらってもいいでしょう。
問診、記憶や認知機能の程度を調べる検査や、
脳の状態をみる画像検査などをして
どの認知症に相当するのか診断してもらえます。
適切な治療によって治る種類のものもあるそうです。
予防薬をだしてもらえることもあるようです。
病気が理解できれば、不安が軽減できます。
家族が適切な介護方法や対処方法を習得する時間ができて、
病気の進行に合わせて適切にケアすることにより認知症の進行が抑制できます。
アルツハイマー型認知症であれば、薬物療法による進行抑制の可能性があるようです。
以上です。
今日は認知症のことを書きました。
次回以後も認知症の際の、本人のこころの状況や、ご家族のこころのことについて、
書いていきたいと思います。
りんご🍎のこころのお話が
皆さまのお役にたちますように😊
PHOTO by maui dream
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