会社員と心理カウンセラー、二足のわらじ。りんご🍎です。
本日もお越しいただき、ありがとうございます!
3連休最終日。
お陰様で、湘南ハピエスト主催の人格適応論によるコミュニケーション講座の2回目を無事終えることができました。
今回も満員御礼ご参加いただいた皆様ありがとうございます。
そして、、二足のわらじの、もう一つの会社員の方のお仕事でも、来週火曜日に少し大勢(たぶん・・)の前で
お話させていただくことになりました。
とっても不思議です。
こんなに人前でお話をする機会が増えることになるとは。
去年の今頃は思いもしませんでした。
そういうタイミングだったのかな?運命に逆らわず。ひとつひとつの機会に、そのまま向き合っていきたいと思います。
今年の私のテーマ→向き合う。
さて、そういうわけで。
「人前で話す」という、そもそも私が苦手な領域 (そんなことを書いた、こちらもどうぞ→ #14 台湾でセルフカウンセリングしてみた。)
に向き合うことになった今の私にぴったりはまったお話が、
「ポジティブ心理学」から、もうひとつありますので、
それを今週のこころのお話としてお届けしたいと思います。
「ゾーンにはいる。」
「ゾーン」とは、集中力が極限まで高まって、活動に完璧に没頭している特殊な意識状態のことです。
スポーツ選手は、試合などで「ゾーン」に入る経験をすることがあるそうです。そして、超集中状態でプレイすることで、圧倒的にハイレベルなパフォーマンスを発揮することが可能となります。「ゾーン」に入るとボールや人が、ゆっくり動いて見えたり、止まって見えたりするようなこともあるそうです。
でも、スポーツ選手だけではありません。
みなさんも無意識に「ゾーン」に入っていることがあるのではないかな、、と思います。
実際、私も無我夢中で何か大きめの課題にとりくんでいる時は、とても、集中して没頭して、
時間の感覚が変わってしまったような、そんな感じを味わうことがあります。
心理学者のミハイ・チクセントミハイが、ゾーン(ミハイ先生はフロー体験と言っています)に入るにはどうしたら?を教えてくださっていますので、ご紹介しますね!
①自分の能力と課題のバランスをはかる。
のびしろも含めた自分の能力と課題(目標)のバランスがちょうどいい。
手に届かないほど難し過ぎてもダメ。簡単すぎてもダメ。ちょうどいいバランスが必要なのだそうです。
②環境をととのえる
新しい挑戦に向けて、道具をそろえて練習をする。
気が散る要素を排除しておく。
当日集中できるように、余計なものは身の回りにおかない。
当日は、リラックスできて、気持ちいい洋服をきる。
とかそんな感じでしょうか?
③内的なモチベーションを強く持つ。
自分が夢中になれるようなゴールであること。
「好き」と思える活動
であること。
どうしても成し遂げたい。私しかできない。そういう強いモチベーションが必要なんですね。
④目的を一つにする。
あれもこれも、ではなく、目的は一つ。
研ぎ澄まして、
一つにすること。
⑤スイッチをいれる。
「さあ、はじめますよ!」
意識して、自分にスイッチをいれます。
どこかの塾のコマーシャルにありましたけど、自分の背中にある「やる気スイッチ」を押す。
⑥時間のかぎり集中する
これは、私の中では一生懸命!のイメージです。
もう、こうなったら、自分の持ち時間の限り、一生懸命やるしかない!そうすることで集中しているような気がします。
⑦「今、ここにいる自分」に集中する
前回の7種類の思い込みオウムでもお伝えした通り、私たちは、過去や未来、自分ではなく他人、に、意識を向けてしまいがちです。
未来への心配、過去への反省。「反省オウム」「心配オウム」
このオウムを手放して。
「今、ここにいる自分」
そのことだけを選択することが、自分を集中状態へと導いてくれるのだそうです。
これが、ゾーンに入るために一番必要なことだそうです。
意識して、これをやることで、「ゾーンに入る」ことが出来る。
皆様も、いざ!という時に、意識してお試しいただければと思います。
私も来週の火曜日の講演では、「ゾーン」に意識的に入りたい~。
今日のこころのお話は以上です。
お付き合いいただきまして、ありがとうございました!
よい週末をお過ごしくださいませ。
PHOTO by maui dream