華奢でおませなコッペパンから
モリモリキャベツがあふれんばかり♪
シンプルでなつかしくて、だから、おいしい。
京都人なら誰もが知る、老舗パン屋さんのコッペパンサンドは
きっと日本人みんながほっとするおいしさです。
今日はちょっぴり番外編を。
というのも、とーっても久しぶりに『まるき製パン所』さんに行ってきたのです。
まるきさんといえば
京都人なら、そして関西のパン好きさんにはいわずとしれた名店。
昭和22年創業の老舗パン屋さんで
朝7:00から、名物の作りたてコッペパンサンドが並びます。
今のラインナップとお値段はこんな感じ。
オープン時には、作りたてのサンド(ロール)がてんこ盛りにテーブルに並ぶのだけど
次々とお客さんが来られては飛ぶように売れていって
数時間もたてば、ほぼ空っぽになるほどの大人気。
それでもどんどんと裏の厨房で作ってくれていて
店頭にないものも快く作ってくださいます。
そんなわけで、わたしはオムレツロールを♪
まるきさんのパンなんて、何(十)年ぶりだろう…。
最後にいただいたのは、まだ実家に住んでいた学生の頃。
この細めのコッペパンにモリモリキャベツがまるきさんの代名詞!
ふかっと柔らかいパン生地って、関西らしいなあというのがわたしのイメージ。
けっしてパン自体の主張は強くない
すごくシンプルな生地なのだけど
これだから、どんな食材とも合うんです。
この細めのサイズ感も、ちょうどいいんですよね。
業務用のひき肉入りオムレツすら、
昔のパン屋さんらしいレトロな雰囲気をかもします。
味付けはパンに塗ったマーガリンと、ちょっと甘めのソースのみ!
結局、シンプルがいちばんおいしいんです。
手の混んだ料理も最新のお菓子もパンも
あふれるほどある京都だけど、
こうやっていいものは愛され続けるという文化があるってやっぱりいいな。
コーヒー牛乳などの飲み物もあるので
暖かくなったら、ぜひぜひ鴨川ピクニックのお供におすすめです。
今日も美味しいものをいただけることに、感謝。
【まるき製パン所】
京都府京都市下京区松原通猪熊西入北門前町740