バンダイの食玩 ガンダムアーティファクト第6弾の製作記10回目(サザビーの製作記としては2回目)です。
今回はサザビーの合わせ目消し、モールドの深彫り等の工作から、塗装方法や配色、塗装手順の検討等、塗装前の準備の製作記事です。
合わせ目消し
仮組みした状態から一旦ばらし、合わせ目消しをします。
接着して削るだけで消せそうな箇所もありますが、この時点でちゃんと消しておいた方が手戻りが無く確実です。
ちなみに、左右どちらのパーツかすぐ分かるよう、裏側にマジックで印を書いてあります。
合わせ目消しにはタミヤ瞬間接着剤(イージーサンディング)を使っています。
その名の通り、硬化後に簡単に削れる瞬着です。
流動性が高いので隙間にもちゃんと入り込み、気泡も出来にくく、パテと違って瞬間接着剤用の硬化促進剤を吹けばすぐ固まるので便利です。自分はアルテコの効果促進剤を使ってます。
ちなみにウェーブからも硬化後に削りやすいタイプの瞬着が出てます。
タミヤのイージーサンディングが手に入らない場合はこちらもおススメです。
まずは外装パーツを付ける前の脚のフレーム、腕のフレームの合わせ目消しをしてしまい、その後外装パーツを接着して合わせ目消しをします。
外装接着前に、脚部バーニアの穴開けもしています。
合わせ目消しをしたのはこれらのパーツです。若干多めですね。
モールド彫り
細かいモールドがびっしり入っているガンダムアーティファクトですが、スジ彫りや丸い穴等のモールドが浅い箇所があり、塗装で埋まってしまう可能性があるので、浅い箇所を深彫りしておきます。
また、バーニアや銃口等は穴が開いていなかったりするので、開口しておきます。
こんな感じでモールドの穴の大きさに合わせ、主に0.5mm、1.0mm(一部0.3mm、0.8mmも使用)のドリルで深彫りしています。
モールドに合わせて彫るだけのお手軽ディテールアップです(深く彫り過ぎてパーツを貫通してしまわないようにだけ注意しましょう)。
浅いスジ彫りは、0.2mmのスジ彫りカーバイドで深掘りしています。
バーニアは0.5mm、1.0mm、1.5mmとドリルのサイズを段階的に広げて穴を開け、そのあとはデザインナイフやヤスリで削って整形しています。
ギリギリの大きさのドリルでいきなり穴を開けたりすると、バーニアの縁が千切れるので注意が必要です。キット自体が小さいので、穴さえ開いていれば見た目はほとんど変わりません。
このサイズの極小キットは塗装でごまかしが効くので、工作にこだわりすぎるより綺麗に塗装する事に集中した方が、仕上がりが良くなると個人的には思います(逆に塗装面がボコボコしていたり、塗り分けが汚いのは避けたい)。
塗装前の工作が終わりました。
この写真の状態のそれぞれのパーツ単位で接着してあります。
パーツがバラバラの方が塗り分けや細かい箇所の塗装はしやすいですが、あまりにバラバラだとパーツ毎に色味に差が出たり、塗装後の組み立て時に失敗するリスクがあります。あと管理や持ち手をつける作業が面倒です。
今回の接着単位ぐらいがちょうど良いと思います。
足裏にネオジム磁石の埋込み
サザビーは重心が低く、そのままでもちゃんと自立するので必須では無いのですが、足裏にネオジム磁石を仕込んでおきました。
足裏のスペースに余裕があるので、νガンダムに仕込んだ物より大きいサイズの直径2.0mm×高さ1.0mmの磁石を左右に1個ずつ埋め込んでいます。
これで金属板の上にはピッタリと張り付きます。
下地塗装
塗装下地としてクレオスの「Mr.プライマーサーフェイサー1000 スプレー」を吹きました。繊細なアーティファクトのモールドが埋まらないよう、なるべく薄めに吹いています
今回も塗装には水性塗料のファレホを使うので、食いつきを良くする為にプライマー成分入りのサーフェイサーを使っています。
ファレホのように強い溶剤を含んでいないエマルジョン系塗料は、プラの表面を溶かして食いつく事が出来ないので、プライマーで下地を作っておくと安心です。
サーフェイサーを吹くと見える整形漏れ箇所は、このタイミングで修正しています。
塗装方法
塗装は、全てファレホの筆塗りで行きます。
νガンダムはベタ塗りにしましたが、筆でのベタ塗りは綺麗な平滑面を作るのが大変なのと、サザビーは赤の面積が多く単調になりそうなので、全体的にカラーモジュレーション(面ごとに明暗をつけて立体感を強調する技法)っぽいグラデーションをかけていこうと思います。
単純にアーティファクトで筆塗りの色んな技法を使って楽しむという意図もあります。
バーニアやメガ粒子砲には、塗装による発光表現「OSL(Object Source Lighting:光源の照り返しを描き込む技法)」を施す予定です。
また、金属部分にはメタリック塗料は使わず、ソリッドカラーでの金属表現「NMM(Non Metallic Metal:非金属色で金属の反射を描く技法)」で塗装します。
これは、前回作成したνガンダムでつや消しトップコートを吹いた事により、メタリック塗料の金属感が損なわれ、後からピンポイントで光沢クリアを塗ってもイマイチだったから、という理由もあります。
配色
配色は基本的には原作の配色をベースにします。
ディテールが細かいので、RGサザビーやMGサザビーの配色も参考にしました。
深紅に近い赤とブラック、暗めのグレー、オレンジに近い黄色が散りばめられている感じ(ジョニーライデン専用機っぽいイメージ)。差し色でホワイトも入れようと思います(シナンジュみたいに一部白が入っているとカッコいいので)。
これらの塗料を使って塗装する予定です(塗装しながら調整するかもしれませんが)。
- 赤い装甲部分:70859 ブラックレッド⇒70926 レッド⇒72010 ブラッディレッド
- 黒い装甲部分:70950 ブラック⇒70862 ブラックグレー
- フレームの濃いグレー:70862 ブラックグレー⇒72050 ニュートラルグレー⇒70989 スカイグレー
- アポジモーター、動力パイプ等の黄色:70851 ブライトオレンジ⇒72007 ゴールドイエロー⇒72005 ムーンイエロー
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プロペラントタンク等一部の白色:72050 ニュートラルグレー⇒70993 ホワイトグレー⇒72001 デッドホワイト
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バーニア外側等の銀色(NMM):70.950 ブラック+70898 ダークシーブルー⇒70989 スカイグレー⇒72001 デッドホワイト
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バーニア内部、メガ粒子砲(OSL):72082 インク ホワイト⇒72103 蛍光イエロー⇒72156 蛍光オレンジ
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モノアイ・センサー等(OSL)72082 インク ホワイト⇒69057 蛍光グリーン
塗装手順
塗装手順、今後の工程としては、大まかに下記を予定しています。
- グラデーションをかけるので、一旦各色のベース色(一番暗い色)で全体を塗装し、その後、各色のハイライトや中間色を塗っていきます。ベース色を全体に塗るときは、奥まった部分から塗装するようにします(フレームや装甲内部のバーニア、シリンダー等から塗装する)。
- グラデーション塗装が終わったら、一番明るい箇所にエッジハイライト(光の当たる部分のエッジに、一番明るい色を線状に塗装する方法)を入れます。
- その後、ツヤありの水性クリアーをスプレーで吹いて塗装面を平滑にし、Mr.ウェザリングカラーでスミ入れをします。デカール貼りもするかもしれません。
- 最後につや消しの水性クリアーをトップコートとしてスプレーで吹き、センサー等を筆塗りでクリアコートして完成になります。
次回からはお楽しみの塗装です!
ではまた!
▼ガンダムアーティファクト 第6弾 サザビー 製作記のリンク








































































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