アオシマ ウラカン ペルフォルマンテ #04 ボディ塗装 | kingmanの模型製作記Ⓐ

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カーモデル・戦車模型を中心にバイク、艦船、飛行機、ガンプラ等々いろんなプラモデルの製作日記をゆっくり書いてます。


アオシマ 1/24 ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテの製作記4回目です。
今回はボディの下地処理、メインの黄緑塗装、スミ入れの製作日記。

ランボルギーニが2024年末までに全ラインアップを電動化(ハイブリッドまたはEV化)する事を発表しました。
噂にはなっていましたが、やはり純粋なガソリン車は現行のウラカンやアヴェンタドールが最後になるんですね。

 



まずはボディの白成形色パーツにEvoブラックEvoブラックで捨てサフ吹き。
ボディの皮むきをしてヒケや深堀りしたスジボリのチェックをする為です。
今回から塗装前の下地をサフ吹きっぱなしの状態にするのはなるべく辞める事にしました。
サフ吹きっぱなしだとどうしても塗膜がざらついてその後の艶出しが面倒だからです。
逆に小まめに塗装面を平滑にするようにしました。


表面は基本的には綺麗に見えます。

が、リアフェンダーとリアボンネットの間にパーティングラインがあるので、エッジを潰さないように丁寧な処理が必要。
リアのテールランプ付近のパーツにもパーティングラインがあります。

フロントバンパーとフロントリッドの間のスジボリはめちゃくちゃ汚くなってました(^-^;
ここはパーツの接着面になってて、スジボリするときにガタガタになっちゃったんですよね・・・
瞬着使ったりして適当に修正はしましたが、塗装やスミ入れ、クリア等で最終的にはそれなりに見える状態に。


神ヤス600番神ヤス600番を使って全体を水研ぎ。
ルーフの折り紙ラインやドアのエッジは繊細なので形状を変えないように注意が必要。

大きなヒケはこのサイドリップ下面ぐらいだったかな。下面だしブラックで塗装するパーツなので適当に馴らしただけですけど。


その後は平面の平滑化やエッジ出しの為に800番のマイスターシートで研磨。

このマイスターシート、今回から試しに使ってみたんですがなかなか良いです。
プロモデラーの北澤志朗さんが製作動画の中で使っていて知ったのですが、極薄のプラ板の表面に柔らかい研磨剤が塗布してあるようなものです。
元々はコバックス社がTolecutという商品名で発売しているもので、実車の塗装面のゴミ取りや気泡の処理に使う為の業務用の製品です。
コバックス社は自動車修理業者用に販売しているので50枚単位でしか買えないようですが、それをモデラー向けにAXELL WORKS社が小分けにして売っているのがマイスターシート。
シートに適度な硬さと弾力があり、平面やエッジをシャープに磨くのに適してるし、エッジを使ったり曲げた状態にすると塗装面に付いたホコリや傷をピンポイント修正する事が可能。
ラプロスと同様、傷が深く残りにくいのも特徴ですね。
裏面に粘着剤(コバックス社から専用の貼り付け用ブロックが発売されてます)が付いてるので、指に貼り付いて磨きやすいのも良いところ。
AXELL WORKSのオンラインストアでお試しセット(800、1300、1500、2000、3000番の5枚セットで500円)を2セット買ってみましたが、カーモデル作りには便利なのでオススメです。
800番を下地用、1500、2000番を塗装時の修正用に使ってます。


そのあとラプロス#2400ラプロス#2400(1000番相当)で磨き、

さらにこのタイミングでフィニッシャーズのコンパウンドハードコンパウンドハード

同じくコンパウンドファィンコンパウンドファィンで下地を平滑化(流石に最終番手のミクロまでは使わず)。



捨てサフはほぼ落ち、表面も滑らかな状態に。
この下地から平滑化していく方法は艶が出やすく、研ぎ出しで失敗する危険性も減って良かったです。



あと、ボディ内側なんですけど、黒サフで綺麗な状態になっていたのでこのまま残そうと思い、結構丁寧にマスキングしてみたんですよ。
ボディ塗装後にマスキングして再塗装するのも面倒だし、ふちに塗料やクリアが乗らなくなるので塗膜を薄く出来、クリアパーツをはめ込みやすくなるかなと思い。
ですが、クリア後のマスキング剥がしでクリア層まで持ってかれて修正に苦労したので失敗でしたね。
素直にあとから内側の塗装やクリア層削りをやった方が綺麗に仕上がると思いました。
マスキングテープ貼ってあると途中で水洗いも出来ないし。




蛍光パールイエローグリーン塗装の1色目はサフ替わりのEx-ホワイトEx-ホワイト。クアトロポルテのTipo マルチシンナーTipo マルチシンナーで3倍希釈しています。
隠蔽力が強く発色も良いので磨き残した黒サフも簡単に隠してくれます。
またマルチシンナーの溶剤成分が強いからか、サフ無しでも食いつきが悪いという事はありません。


下地を滑らかにしているのとマルチシンナーの力で、この時点でもなかなか綺麗な光沢が出てます。


でも、微妙に塗膜がざらついている箇所もやはりあるので、ラプロス#6000ラプロス#6000(4000番相当)、#8000(6000番相当)で軽く水研ぎしてまた平滑に。下地が出ないように優しくソフトタッチで研磨します。



続いて2層目になるタミヤスプレー ライトグリーンタミヤスプレー ライトグリーンをエアブラシで塗装。
スプレー缶から取り出した後のガス抜きで溶剤分も飛んでいた(量も2/3ぐらいになってた)ので、これもマルチシンナーで適当に希釈。


2回吹いて綺麗な黄緑塗装が出来ました。
このままでも良いような気もします。


で、またラプロス#6000、#8000で水研ぎ。
面倒そうに見えるかもしれませんが、軽く磨いてるだけなのと一緒にホコリ取りも出来るので、そんなに手間でもありません。



最後に3層目になるプレミアムガラスパールプレミアムガラスパール蛍光イエローグリーン蛍光イエローグリーン蛍光イエロー蛍光イエローEx-クリアーEx-クリアーを1対0.5対0.5対0.2で混ぜた塗料で塗装。
最初はマルチシンナー2倍希釈で2回吹き付け、最後に3倍希釈で滑らかな塗膜になるように吹きました。
プレミアムガラスパールが分離しやすいので、吹き付け中も軽くうがいしながら塗ってます。



良い感じに塗れました。
光が当たっている部分や近い部分はパール感強め、遠い箇所は蛍光色強めな良い感じのパール塗装に。
ムラっぽく見えるかもしれませんがこういう塗装なんですよ!?
自分でもムラなのかそう見えるだけなのかよくわからなくなりましたけど。いつもムラムラしてるし。



別々に塗装していたパーツを仮付けして、色味がそろっているかチェック。
パール塗装は特に吹き付け回数や吹き方によって色味や光り方が変わるので注意が必要です。

ついでにブラックライトの下でも光りっぷりをチェック(意味わかんないけど)
よく光ってるからOK!これならクラブでも大人気!



やっぱメリハリが欲しいのでスジボリにMr.ウェザリングカラーのマルチブラックマルチブラックでスミ入れ。
クリアでスジボリが埋まる可能性があるのでクリア前にやっちゃいます。


シャープさが増して良い感じな気がする。

ということで、ヴェルデ・マンティスかヴェルデ・セルヴァンス風の蛍光パールイエローグリーン塗装完了!

Mr.ラプロスで小まめに磨いてることもあって塗膜も綺麗!
理想通りのボディ塗装になったと思います。

 


最近は毎週のようにモータースポーツイベントがあるので週末が楽しいです。
先週末はF1のモナコGP、WRCのラリーポルトガル、(ちょっとしか観てないけど)スーパー耐久の富士24時間レースが同日開催。
モナコはフェラーリが久々にポールポジション取ったり、フェルスタッペンを始め若手が表彰台を独占(フェラーリとマクラーレンが表彰台ってのも良いし、ホンダは29年ぶりのモナコ勝利!)して面白かったし、ラリーポルトガルはヒュンダイの自滅でトヨタのエバンスが久々に優勝したし、富士24時間はトヨタの章男社長自ら(パートナーに小林可夢偉がいるのも熱い)水素カーで出走してるし盛り沢山でしたね~。
そして今週末(正確には5/31の月曜0時)は佐藤琢磨の2連覇&3勝目がかかっているインディ500が。楽しみですね~。
今年はファイターズが弱いから、モタスポとオオタニサンを応援するぐらいしかないですよ。

結局何が言いたいかと言うと、DAZNとJ:COMは生活必需品って事ですよ!

ではまた!

 


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