kingmanの趣味ログ | 模型・PC・ときどき旅行

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カーモデル・戦車模型を中心に、バイク、艦船、飛行機、ガンプラなど様々なプラモデルの製作過程をゆっくり書いています。最近は愛用のBTOパソコンのカスタマイズやPCパーツのレビュー、さらに国内外の旅行記なども交えつつ、好きなことを詰め込んだ趣味ブログです。

やなせたかし展「人生はよろこばせごっこ」ポスター

先日、芦花公園の世田谷文学館で開催中の企画展『やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ』に行ってきました。
今回はこの展覧会の見どころや、実際に行ってみての感想をご紹介します。

 

「アンパンマン」の作者として有名なやなせさんの展覧会なので、「子供向けかな?」と思いきや、絵だけではなく詩や文章などの読み物も多く展示されていました。
むしろ小さいお子さんには少し難しいかもしれないくらい、大人がしっかり楽しめる内容でした。

 

 

■ 展覧会の基本情報

まずは展覧会の概要をまとめておきます。
お出かけの予定を立てる際のご参考にしてみてください。

  • 展覧会名:やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ ※東京会場
  • 会場:世田谷文学館 2階展示室
  • 会期:2026年6月30日(火)~ 9月6日(日)
  • 休館日:毎週月曜日
  • 開館時間:10:00~18:00
  • 観覧料:一般 1,500円、大学生・高校生 900円(※中学生以下は無料/※1階の宇野千代展も観覧可能)
  • アクセス:京王線「芦花公園駅」徒歩5分/京王線「千歳烏山駅」徒歩13分
  • 公式サイト:https://www.nhk-fdn.or.jp/yanasetakashi-ten/
  • 会場公式サイト:https://setabun.or.jp/

 

■ 『やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ』ってどんな展覧会?

国民的キャラクター「アンパンマン」の生みの親としてお馴染みの、やなせたかしさん(1919~2013)初の大規模巡回展です。
2025年に熊本会場からスタートし、京都、鹿児島、山口、愛知、福岡で開催され、現在は東京の世田谷文学館で開催されています。

 

やなせさんは、昨年放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」のモデルにもなっていますよね。
ドラマになるほど魅力的で紆余曲折の人生を歩んだやなせさんの半生や人柄、そして多様な創作活動をたっぷりと紹介しているのがこの展覧会です。

 

学生時代に美術を学んだやなせさんは、新聞社での編集・執筆・漫画などを経て、三越に転職。
グラフィックデザイナーとして働きながら、漫画家としても活動を始めました。
30代で漫画家として独立するも、40代では仕事が減少。しかしそこで腐らず、デザイナー、放送作家、舞台美術製作、作詞など、幅広い分野で才能を発揮します。

 

50代で絵本作家・詩人としての活動を本格化させ、雑誌の編集長(自ら表紙や編集も担当)を務める傍ら、初めて「あんぱんまん」を絵本として発表しました。
そして60代後半の1988年、ついに「アンパンマン」がテレビアニメ化されて大ヒット

 

その後も後進の育成や美術館の開館、無償での仕事や資金提供などの慈善事業に尽力。
さらには歌手やミュージカル俳優としてデビューし、ご自身を「オイドル(老いドル)」と称して精力的に活動を続け、2013年に94歳で永眠されました。

 

このような多種多様なやなせさんの創作活動を、原画や実際の出版物、写真や映像、ご本人の発言やインタビュー記事とともに振り返ることができる、非常に中身の濃い展覧会となっています。

 

■ 展覧会の見どころと各コーナーの紹介

会場は以下の5つのメインコーナーとエピローグに分かれており、それぞれのテーマに沿った展示が楽しめます。

 

① やなせたかし大解剖

やなせさんの94年間の人生年表とともに、若い頃の作品が展示されています。
新聞社時代の文章や漫画、三越時代のデザインなど、貴重な資料が盛りだくさんです。

  • 三越の包装紙や紙袋に描かれているアルファベットのロゴは、実はやなせさんのデザイン!
  • 童謡「手のひらを太陽に」の作詞もやなせさんによるもので、自筆の歌詞やテーマ絵画も展示されています。

「手のひらを太陽に」は、漫画家時代に仕事がなく、デスクライトに手をかざしていた時に思いついたそうです。
苦境でも前向きなお人柄が伝わってきますね。

 

② 漫画 人とのつながり

漫画家時代の作品がメインのコーナーです。
漫画のサザエさんや、新聞の4コマ漫画のような軽いタッチの作品が多く展示されています。

 

特に、やなせさんが「パントマイム漫画」と名付けたセリフのない漫画作品は、絵だけで内容が伝わり、クスッと笑えて癒される名作揃いです。

 

③ 詩 うたうように生まれる

このコーナーを見ると、やなせさんが詩の活動にどれほど力を入れていたかがよく分かります。

 

1963年に自費出版で詩集を発行した後、サンリオの協力で雑誌「詩とメルヘン」を創刊し、なんと30年にもわたり編集長を務めました。
自身の詩を掲載するだけでなく、表紙のイラストも担当。
創刊号や最終号に寄せられた、やなせさんの熱く切実な思いが綴られた文章は必見です。やなせさんとサンリオの熱い信頼関係についての説明もありますのでぜひ見てみてください。

 

また、後進のイラストレーターを育成するために創刊したイラスト雑誌「イラストレ」や、子供向け雑誌「いちごえほん」の表紙イラストも展示されており、どの作品も目を奪われる美しさでした。

 

④ 絵本とやなせメルヘン

やなせさんのライフワークとも言える、絵本作品の原画が展示されています。
中でも「やさしいライオン」は、その可愛らしくて優しい絵柄とストーリーに、思わず涙が出そうになりました。

 

「子供向けだから」と決して妥協しない、本気の仕事ぶりが原画からビシビシと伝わってきます。本当に温かくて綺麗な絵ばかりです。

 

⑤ アンパンマンの誕生

最後はお待ちかねのアンパンマンコーナー。
やなせさんの晩年の作品でもあるので、最後の配置にも納得ですね。

 

ここに展示されているアンパンマンの絵画作品は、シンプルに「芸術」でした。
アンパンマンの原点となった作品や、主要キャラクターの登場秘話、やなせさん自身による解説は読み応え抜群です。40代以下の日本人(その親も含めたらもはや全世代かも)が、誰しも子供の頃に通ってきたアンパンマンの所以がわかるかもしれません。

  • 「当初、大人には全く評価されなかったが、子供たちが評価してくれたおかげで大人が手のひらを返した」という、やなせさんの人間味あふれる恨み節(?)コメントも面白かったです。
  • アンパンマンとジャムおじさん、バタ子さんとチーズは顔がほぼ一緒(ご本人談の豆知識)
  • アニメの登場キャラクター数は2300体以上でギネス記録にも認定されています。
  • やなせさんが実際に使っていた画材(ターナーのアクリルガッシュなど)も展示されていて、模型や絵を描く趣味がある方には興味深い内容です。

 

⑥ Epilogue 人生はよろこばせごっこ

最後はおまけ的なエピローグコーナー。
ステージやパーティーで観客を楽しませるやなせさんの映像が上映されており、周囲には実際のステージ衣装も展示されています。

 

アンパンマンやばいきんまんの中の人(戸田恵子さんや中尾隆聖さん/フリーザ様)とじゃれ合う姿がとても微笑ましかったです。
ここまで観ると、本展覧会のタイトル「人生はよろこばせごっこ」の意味が解かる気がしました。

 

■ 会場の様子とアクセス・所要時間

展覧会の内部は、入り口と出口付近以外は写真撮影が禁止されています。
ですので、会場の外観やエントランス周りの様子を写真でご紹介します。

 

アクセスについて

会場の世田谷文学館は、京王線の「芦花公園駅」が最寄りです。
各駅停車しか停まらない小さな駅で、周辺は閑静な住宅街といったおもむき。
新宿からは各駅列車でも約20分と意外とアクセス良好です。(ラッシュ時以外はほぼ確実に座れるのも嬉しいポイント)。渋谷からも25分前後で着けます。

 

芦花公園駅近くの道、雨上がりの街並み

芦花公園駅の南口を出て、駅前の通りを南へまっすぐ進みます(サミットストアなどがある方です)。

 

やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ 世田谷文学館

5分ほど歩くと、道路沿いの左側に展覧会の看板が見えてきます。

 

世田谷文学館の「やなせたかし展」会場入口

世田谷文学館「やなせたかし展」入口

こちらが世田谷文学館の建物です。

 

やなせたかし展の入り口、赤文字の看板

エントランスもすっかり「やなせたかしモード」になっています。

 

やなせたかし展、人生はよろこばせごっこ

入ってすぐのところにチケット売り場があります。
私が行ったのは8月16日(日)の14時頃でしたが、並ばずにスムーズに購入できました。
会場は2階の展示室になります。

 

アンパンマンとばいきんまんのタペストリー

アンパンマンとばいきんまんがお出迎え。

 

やなせたかし展のやなせうさぎの展示

そして、やなせさんのお人形も。

 

やなせたかし展の紹介、やなせさんの人物像

会場入り口前の説明文。

 

やなせたかし展のメッセージバナー

ここから先が展示室です。

 

やなせたかし展の会場模型

こちらは会場の案内図。
かなり入り組んでいて順路が分かりにくい構造になっていますが、これもあえての演出。
やなせさんの遊び心を体現しているかのようです。

 

やなせたかし展のフォトスポット

1階には、やなせさんの等身大パネルと一緒に写真が撮れるフォトスポットもありました。

 

その他、ベビーカーを預けられるスペースや休憩スペース、カフェ、図書館等も館内にあります。

 

グッズ販売と混雑状況・所要時間

やなせたかし展、アンパンマンと仲間たち

1階のグッズコーナーはかなり賑わっていました。

 

アンパンマンミュージアムのクッキー缶とクッキー

やなせたかし絵本:犬と子犬のイラスト

やなせたかし展「やさしいライオン」巾着

我が家では、妻がアンパンマンサブレや巾着などを購入。かわいいですね。

 

客層は本当に老若男女さまざまでした。
意外にも小さいお子さん連れはそれほど多くなく、女性客が多めな印象。
子供の頃にアンパンマンを見て育った、10代~40代くらいがメイン層かもしれません。

年配の方も意外と多かったです(NHKの朝ドラの影響?)。

 

所要時間は、休憩なしでじっくり見て約1時間半といったところです。
会場自体はそれほど広くありませんが(その割に展示数は豊富!)、歩き疲れるような広さではないので気楽に楽しめます。

最初のコーナー等、入り口付近の狭い箇所はそれなりに混雑していましたが、後半に行くにつれて人混みがばらけて観やすかったです。お盆の日曜日に行きましたが、全体的にそれほど混雑している感じではありませんでした。

 

世田谷文学館 宇野千代展ポスター

宇野千代展、会場の様子、世田谷文学館

ちなみに、今回のチケット(一般1,500円)で1階で開催されているコレクション展「宇野千代展」もそのまま観覧可能です。
やなせたかし展(2階)とはまた違った文学館らしい落ち着いた展示空間になっており、時間がある方はぜひ1階も立ち寄ってみるのをおすすめします(所要時間は+20分ほど見ておくとスムーズです)。

■ 感想・まとめ

セクション分けを見ても分かる通り、アンパンマンについての展示は全体の5分の1程度。
行く前は「アンパンマンメインの展覧会なのかな?」と思っていたのですが、いい意味で予想を裏切られました。

 

今まで詳しく知らなかったやなせさんの多彩な才能や、幅広い創作活動の歴史を知ることができ、非常に面白く新鮮な体験でした。
限られたスペースの中に素晴らしい展示物がギュッと詰め込まれており、特にメインの絵画作品は、どれも鮮やかで優しい画風で見入ってしまいます。特に色彩の鮮やかさと綺麗なグラデーションが個人的に目を奪われ、創作意欲を掻き立てられました。

 

作品の素晴らしさに加え、やなせさんの率直でウィットに富んだコメントがあちこちに散りばめられており、見終わった後はとても前向きで幸せな気持ちになれる展覧会でした。

 

「若い頃は不遇でも前向きに生き、歳をとってから大成功を収めた」というやなせさんの人生。
これからの人生に不安を感じている方も、やなせさんの足跡をたどることで、きっと元気をもらえるはずです。
まさに、大人にこそ深く刺さる展覧会だと思います。

 

東京(世田谷文学館)での開催は2026年9月6日(日)までとなっており、残りの会期もあとわずか。気になっている方はぜひ足を運んでみてください!
東京の後は、兵庫県の姫路文学館にて2026年9月19日(土)~11月23日(月・祝)の会期で開催予定です。

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホンダF1新旧マシン展示:AMR26とRA272

2026年8月19日(水)から8月26日(水)までの8日間、虎ノ門ヒルズで特別イベントとしてホンダの新旧F1マシン2台が展示されています。

このイベントの正式名称は『Powered by Honda -Phase2 Begins-』。2026年からアストンマーティンとのワークス体制で新たな挑戦をスタートさせたホンダF1の『新章』をアピールする特別展示となっています。
実は職場がここにあることもあって、早速イベント初日に(しかも昼と夜の2回)見に行ってきたので、現地の様子を写真と共にご紹介します。

 

誰でも無料で自由に見学でき、混雑も少なくじっくり見られる穴場スポットになっています。F1ファンの方はもちろん、お近くにお立ち寄りの際は足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

■ 新旧F1マシン展示イベントレポート

会場は虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの地下2階イベントスペース「ステーションアトリウム」です。

 

虎ノ門駅構内、改札へ向かう人々

東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅の改札(改札は1か所のみです)を出ます。

 

虎ノ門ヒルズ駅構内の案内表示と広告

虎ノ門ヒルズ ホンダF1マシン展示

改札を出て右へ曲がってすぐ目の前に広がる広場が「ステーションアトリウム」です。
駅直結で改札から徒歩30秒という抜群の好立地。

 

ホンダF1 新旧マシン展示 イベント

ホンダF1新旧マシン展示:AMR26とRA272

1階までつながった吹き抜けの広場中央に2台の新旧F1マシンが並んで展示されています。天井にはイベントの垂れ幕も。
どちらのマシンもかなり至近距離まで近づくことができ、ぐるっと360度どの角度からも観察できるのが嬉しいポイントです。

 

ホンダF1、レース動画とイベントロゴ

案内係のスタッフさんとホンダのF1活動を紹介するモニターも設置されています。F1マシン2台をメインにしたシンプルな展示構成です。

 

ホンダF1新旧マシン展示イベント

ホンダF1新旧マシン展示:AMR26とRA272

一つ上の階(地下1階)に上がると、上から眺められます。

 

① アストンマーティン・ホンダ AMR26

アストンマーティン AMR26 ホンダF1マシン

まずは展示されている2台のうちの1台、最新マシンからご紹介します。
アストンマーティン・アラムコ・ホンダの「AMR26」です。
現在開催中の2026年シーズンを戦う最新スペックのF1マシンとなります。

 

ホンダF1新旧マシン展示 AMR26 RA272

アストンマーティン・ホンダ AMR26 F1マシン

台座に誇らしげに記された「RA626H」は、搭載されているホンダ製パワーユニット(エンジン+モーターのハイブリッド)の形式番号です。
エンジンカウルに刻まれた「Powered by HONDA」のロゴを見るだけで、往年のF1ファンとしては胸が熱くなります。

 

ホンダF1 AMR26 虎ノ門ヒルズ展示

昨年までのちり取りのように巨大だったフロントウィングに比べ、コンパクトになった2026年レギュレーションならではのウィング形状が特徴的です。

 

アストンマーティン AMR26ホンダ F1マシン

アストンマーティン AMR26 F1マシン展示

コクピット上部の頭部保護デバイス「Halo(ヘイロー)」も近年のF1を象徴する装備ですね。導入当初は見慣れませんでしたが、ドライバーの安全性を劇的に向上させた画期的なパーツです。

 

アストンマーティン・ホンダ AMR26 F1マシン

アストンマーティン・ホンダ AMR26 F1カー

ホンダF1 AMR26ショーカー posterior view

現代のF1マシンは造形美も含めてやはり格好いいですね。
(個人的に一番好きなマシンはマクラーレンMP4/8ですが)
メタリック調の上品なブリティッシュグリーンのカラーリングも魅力的。

 

ここまでの写真を見てF1ファンの方ならお気づきかと思いますが、こちらの車両はレースに使われる実車ではなく、イベントやプロモーション用の「ショーカー」(外観を実車に似せたモックアップ=実物大の見本のようなもの)です。
細部のエアロパーツの形状などはグランプリを走る実戦車とは異なりますが、カラーリングやスポンサーロゴは実車同様で、新車発表会などでも使われた精巧なフルスケールモデルです。
とは言え、最新世代のF1マシンを間近でじっくり眺められる機会は貴重だと思います。

自分を含めたF1マニアのおじさん達以外にも、通りすがりのオフィスワーカーや若い方、赤子を連れたお母さんなども足を止めて撮影していたので、こういったイベントでF1に興味を持ってもらえたら良いですね。

 

今季のアストンマーティンAMR26は開幕から苦戦が続いていましたが、前戦ハンガリーGPで大幅なアップデートが入り、復調の兆しが見えてきました。

今週末に開催されるオランダGPでは改良型パワーユニットの投入も予定されているため、イベント名にもある『Phase 2 Begins』の言葉通り、苦戦が続いたシーズン前半から、サマーブレイク明けの後半戦に向けて巻き返しを図るホンダの強い意気込みが感じられます。期待してます!

 

そして、そのオランダGPではアジャの負傷により角田君が緊急参戦します!

好成績を残してレギュラードライバー復帰への足掛かりにして欲しいです!がんばれ角田!!

ということで、オランダGPは必見です!

ちなみに、8/21(金)19:20からのフリー走行、23:20からのスプリント予選はFOD(スマホ、PC、ネット接続できるテレビで視聴可能)で会員登録不要&無料で観られます。

8/24(月)00:15からは地上波のフジテレビでオランダGPのダイジェスト放送もありるので、ぜひ観てみてください!

 

② 伝説の初勝利マシン ホンダ RA272

ホンダRA272 伝説の初勝利マシン

ホンダRA272 F1マシン

ホンダRA272 1965年 F1初優勝マシン

そしてもう1台は、正真正銘「実物」の本物F1マシンです。
1965年シーズン最終戦メキシコGPで、ホンダ(およびオールジャパン体制)として記念すべきF1初優勝を飾った伝説の名車「RA272」です。

 

日の丸をモチーフにしたホワイト×レッドのナショナルカラーが最高に映えます。
61年前に実際にサーキットを駆け抜けたマシンが、今なお極めて美しい状態で動態保存されている点には頭が下がります。

初期の葉巻型F1と現代のハイブリッドF1が隣り合って並ぶ姿は、まさに壮観の一言です。
なお、この11号車(リッチー・ギンサー車)は初勝利を挙げた車両そのもので、各種イベントでも時折快音を響かせて走行しています。

 

■ 展示時間や混雑状況

こちらの展示は、基本的に朝から夜遅くまで誰でも無料・自由に見学可能となっています。
仕事を終えた21時過ぎにも再度立ち寄ってみましたが、パーテーションやカバー等で覆われることもなく、通常通りじっくり鑑賞できました。

イベント期間は「8月26日の終電まで」と記載されていたので、おそらく毎日終電の時間まで見る事が出来るのだと思います。

 

混雑状況については、まだあまり広く知られていないのか、昼夜を問わず混み合う様子はなく非常に快適でした。
虎ノ門ヒルズはオフィス街という性格上、六本木ヒルズや麻布台ヒルズに比べて土日は閑散としているので、おそらく今週末の土日もゆったりと見られると思います。

■ 会場(ステーションアトリウム)へのアクセス

会場への主なアクセス方法は以下の通りです。

  • 東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」:改札直結、徒歩約30秒(一番近くて迷いません)
  • 東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」:西改札から地下連絡通路を通り、日比谷線方面へ徒歩約5分(空調が効いているので夏でも涼しい)
  • 東京メトロ千代田線・丸ノ内線「霞ケ関駅」/都営三田線「内幸町駅」:各駅から徒歩圏内
  • JR「新橋駅」:烏森口より徒歩約15分(真夏の日中だとつらいかも)

※虎ノ門ヒルズには「ビジネスタワー」「森タワー」「レジデンシャルタワー」など複数のビルがあります。今回の会場は「ステーションタワー 地下2階」ですのでお間違いのないようご注意ください。

 

ちなみに、現在建て替え工事中の青山本社に代わり、ホンダの一時的な本社機能は虎ノ門ヒルズに隣接する「虎ノ門アルセアタワー」に置かれています。そうした本拠地・虎ノ門という縁もあって、今回の特別展示が企画されたのかもしれません。

■ 会場周辺の施設・見どころ

会場のステーションアトリウム周辺には、見学の合間や見終わった後に立ち寄れるおすすめスポットが揃っています。

  • 休憩スペース:広場内には自由に利用できるテーブルとイスが設置されており、空調完備で夏場も快適に過ごせます。
  • T-MARKET(地下2階):すぐ奥にオシャレな飲食店が集まるフードホールがあり、食事やお茶をしながらマシンを眺めることも可能です。
  • TOKYO NODE / 展望スペース(45階):8階からシャトルエレベーターで45階まで無料で上がることができ、地上200m超からの眺望を楽しめます。皇居や日比谷公園、国会議事堂、東京タワーにスカイツリー、レインボーブリッジやゲートブリッジ等々、東京の名所が一通り一望できます。昼も夜も眺めが良いです。(※ホールでは現在「トニー・アウスラー展」が開催中。こちらは有料です。)

虎ノ門ヒルズ店舗案内図

ステーションタワーのフロア構成はこんな感じです。

 

8月26日(水)までの約1週間という短い期間限定の展示ですので、新旧のF1マシンを間近で体感したい方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

ではまた!

 


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  3. セナプロから現代まで|直近40年のF1コンストラクターズランキングを可視化してみた
  4. 虎ノ門ヒルズで新旧ホンダF1マシンが期間限定で無料展示中|イベントの様子を詳細レポ ※この記事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンガポールのプラナカンハウス街並み

今回は、カラフルでノスタルジックな街並みが特徴的なカトン地区をご紹介します。


ここは中華系とマレー系の食や文化が融合した『プラナカン文化』が今なお息づく魅力的な街です。

可愛いパステルカラーのショップハウス散策はもちろん、色鮮やかな伝統菓子やオシャレな雑貨店、飲食店など、マリーナ周辺の近未来的な高層ビル群やショッピングモールとはまた違った魅力が詰まっています。
街の喧騒を離れて落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと街歩きを楽しめる、超おすすめの観光スポットです。

 

■ カトン地区の概要とアクセス

シンガポール・カトン地区の地図

📍 Googleマップ:カトン地区周辺

カトン地区は、シンガポール中心部から東(チャンギ空港方面)へ約5〜6kmの場所に位置するエリアです。
地下鉄(MRT)でもアクセス可能ですが、カトン地区の中心部は駅から少し離れているため、Grabタクシー(料金確定型の配車アプリ)を利用するのがおすすめです。中心部から約15分ほどで到着し、料金も1,500円前後(約12〜15 SGD)とお手頃です。

 

カトン地区は19世紀から20世紀初頭にかけて、貿易商人たち(中華系とマレー系の混血文化である「プラナカン」の人々やヨーロッパ人)の別荘地・高級住宅街として発展しました。
現在は埋め立てが進み海岸まで1kmほどの距離がありますが、昔はビーチ沿いのリゾート地だったそうで、今も古い洋館のテラスなどに「海風を楽しむための建築様式」の名残を見ることができます。

 

そして、特に有名なのがパステルカラーのショップハウス(プラナカンハウス)
パステルカラーの外壁や花柄のタイル、繊細なレリーフで飾られた伝統的な建物が美しく立ち並んでいます。
これらの建物には、プラナカン博物館や工芸品店、名物のラクサなどを提供する伝統料理店をはじめ、オシャレな雑貨店やカフェ、レストランが入っており、プラナカン文化の歴史を感じながらショッピングや街歩きを楽しめます。

 

■ おすすめ散策ルート

カトン地区の散策ルートマップ

今回私たちがカトン地区を散策したルートは、上のマップに書き込んだコースです。


まず一番有名なクーン・セン・ロード(Koon Seng Road)のプラナカンハウスを見学し、その後にお店が集まるジョー・チアット・ロード(Joo Chiat Road)を歩くルートにしました。

カトン地区はお店が各所に点在していますが、ジョー・チアット・ロードがメインストリートになっているため、このルートを歩くだけでカトンの魅力を十分に堪能できます。
距離にすると約1.5kmほどで、途中にカフェやレストランもたくさんあるため、蒸し暑いシンガポールでも無理なく歩けるおすすめのコースです。
私たちは買い物をしたりカフェで休憩したりしながら、2時間ほどかけてゆっくり巡りました。

 

■ クーン・セン・ロードのプラナカンハウス

カラフルなカトン地区のショップハウスと街並み

クーン・セン・ロードとジョー・チアット・ロードの交差点から、プラナカンハウスがある方向へ向かいます。

写真からも分かるように車通りが比較的多いので、道を横断する際は気を付けましょう。

📍 Googleマップ:クーン・セン・ロード(プラナカンハウス)

 

カトン地区のカラフルなショップハウスと歩く人々

カラフルな建物の前で観光客(主に女性グループやカップル)が写真を撮っているので、すぐに場所が分かります。

 

カトン地区のカラフルなプラナカンハウス

カトン地区のカラフルなプラナカンハウス

シンガポールのカラフルなプラナカンハウスと街並み

パステルカラーの可愛らしい建物が立ち並び、映えます!

ここの写真を撮る為だけに観光客が集まるのも分かります。

 

カラフルなカトン地区のプラナカンハウス

プラナカンハウスとプラマカンの庭

カトン地区のパステルカラーのショップハウス

近くでよく見ると、細かな装飾のレリーフやタイルの柄まで非常に凝っていて楽しいです。

なお、これらの住宅は現在も実際に人が暮らしている居住区ですので、住人の方々のご迷惑にならないようマナーを守って鑑賞しましょう。
 

ちなみに一見すると間口が狭そうに見えるプラナカンハウスですが、奥行きが30mほどある細長い構造(うなぎの寝床のような形)になっており、中は意外と広いそうです。

さらに、この建物群はシンガポール政府の「歴史的保存建築(コンサーベーション・ショップハウス)」に指定されており、売りに出されると数億円〜十数億円という値がつく超高級物件!
住んでいるのは富裕層や、歴史的建築をリノベーションして大切に暮らしているファミリーが多いそうです。

 

カトン地区のプラナカンハウスと街並み

奥の方(チャンギ空港方面)へ進むと、閑静な住宅街といった落ち着いた雰囲気でした。

■ メインストリートのジョー・チアット・ロード散策

カトン地区のパステルカラーショップハウスと車

カラフルなカトン地区のショップハウスと街並み

カトン地区のカラフルなショップハウスと街並み

上記のクーン・セン・ロードと交差するジョー・チアット・ロード沿いにも伝統的な建造物が立ち並び、1階には様々なお店が入っているので楽しく買い物ができます。

 

カトン地区のカラフルなショップハウスとプラナカン文化

歩道の上に屋根が付いている箇所が多いので、強い日差しや突然の雨を避けて歩けるのも嬉しいポイントです。

 

カトン地区のカラフルなショップハウスとプラナカン雑貨

カラフルなカトン地区の店先

オシャレで可愛い雑貨屋さんや飲食店もたくさんあります。
ここでしか手に入らないようなプラナカン柄(華やかな花柄)の小物は、お土産にもピッタリですね。

 

カトン地区のプラナカン文化ウォールアート

カトン地区のウォールアートとプラナカンハウス

カトン地区のウォールアートとプラナカンハウス

カトン地区のウォールアート(プラナカン文化)

カトン地区のトムとジェリーのウォールアート

カラフルな猫の壁画とシンガポールのカトン地区

街のところどころ、建物の側面には色鮮やかなウォールアートが描かれており、これらを探しながら散策するのも楽しいひとときです。
モチーフはシンガポールやプラナカンの歴史を描いたものから現代アート風のポップなデザインまで様々。
これらのウォールアートは、街全体を「生きた博物館」にするアートプロジェクトの一環として描かれているそうです。

 

カトン地区の関帝廟入口

三国志の関羽を祀った関帝廟をはじめ、キリスト教の教会や仏教寺院、イスラム教のモスクなども点在しており、シンガポールの多文化・多宗教なお国柄が伝わってきます。

 

カトン地区のカフェでくつろぐ人々

ビールとコーヒー、アンバーグラス

休憩で立ち寄ったカフェ「Common Man Coffee Roasters」は、店内が広々としていてスタイリッシュ&清潔感があり、ゆったりと過ごせて良かったです。コーヒーとビールも美味しかったです。おススメ!

📍 Googleマップ:Common Man Coffee Roasters (Katong)

 

 

カトン地区は、カラフルで美しい街並みの中を心地よく歩ける本当に素敵なエリアでした。
チャイナタウンのようなコテコテのお土産屋さんはほとんどなく、観光地化されすぎていない落ち着いた空気感も魅力です。
ウォールアートや洗練された雰囲気を含め、ハワイのカカアコ地区のようなお洒落な空気感も漂っています。

中心地からもGrabタクシーを使えばすぐアクセスでき、徒歩で巡るのにちょうど良い規模感。
観光客の混雑も比較的穏やかなので、マリーナ周辺の人混みや都会の喧騒に少し疲れた方にも心からおすすめしたいスポットです。

 

それではまた!

 


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  2. チャイナタウン散策&ホテル紹介
  3. ナイトサファリ観光
  4. シンガポールGP F1市街地コース朝散歩
  5. 巨大植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
  6. グルメ・名物料理
  7. カラフルでレトロな街並み カトン地区 ※この記事