kingmanの趣味ログ | 模型・PC・ときどき旅行 -2ページ目

kingmanの趣味ログ | 模型・PC・ときどき旅行

カーモデル・戦車模型を中心に、バイク、艦船、飛行機、ガンプラなど様々なプラモデルの製作過程をゆっくり書いています。最近は愛用のBTOパソコンのカスタマイズやPCパーツのレビュー、さらに国内外の旅行記なども交えつつ、好きなことを詰め込んだ趣味ブログです。

塗るガレ ドラゴネッツ ファフニール 塗装完成

ボークスのレジン製ミニチュアキット、塗るガレシリーズ『ドラゴネッツ ファフニール』の製作記5回目です。
今回は、宝石、宝剣、瞳等の塗装から仕上げ塗装を行い、完成までの記事です。
このキットは大分前に完成させていたものの、製作記事を書いてなかったので書いておきます。
※今回も全て水性塗料のファレホを使った筆塗りです。

 

 

■ 宝石の塗装(ジェムペイント)

足元の宝石のうちの一つは、他の宝石の塗装色とのバランスを見て黄緑色で塗装しました。
何色で塗っても自由なのが、このキットの楽しいところでもあります。
本物の宝石としてはペリドット(8月の誕生石)風という感じでしょうか。

Vallejo製 塗料ボトル4種(緑、黄緑、蛍光緑、白)

■ 使用した塗料

  • 70968 フラットグリーン
  • 72032 エスコルピナグリーン
  • 72122 バイルグリーン

これらの塗料を使って黄緑のグラデーションをかけています。

 

ドラゴネッツの宝石、宝剣、瞳の塗装

ベースとして全体を「70968 フラットグリーン」で塗装。

ミニチュアキットの宝石と宝剣の塗装

その上に「72032 エスコルピナグリーン」「72122 バイルグリーン」を使ってグラデーションをかけました。
各色の境界は「70596 グレーズメディウム」を混ぜて塗料の透明度を上げて馴染ませています。
写真を撮り忘れましたが、最後に「72001 デッドホワイト」でフチに細い線を入れて完了です。

 

宝石の塗装としてラストになるのが、ドラゴンが手で握っている一番大きな宝石。
目立つ部分なので失敗したくないところです。先に他の箇所の宝石の塗装を練習台にし、最後にここを塗れば失敗する確率も減るだろうという目論見から後回しにしていました。
宝石のカラーリングのイメージとしては、メインの宝石ということもあってダイヤモンドにしています。

Vallejo モデルカラー3色セット(青系)

■ 使用した塗料

  • 70925 ブルー
  • 70844 ディープスカイブルー
  • 70961 スカイブルー

青色塗料のグラデーション用パレット

今まで塗った他の宝石よりサイズが大きく、細かいグラデーションがかけられるので、上記3色の中間色を作り、ホワイトを含めた6色でグラデーションをかけています。

 

ドラゴネッツ ファフニール、宝石・剣・瞳塗装

ベースには一番暗い「70925 ブルー」で塗装。
はみ出してドラゴンの爪まで塗ってしまわないよう気を付けました。

塗るガレ ドラゴネッツ ファフニール 塗装完成

塗るガレ ドラゴネッツ 宝石・宝剣・瞳塗装

各色を段階的に塗っていきます。

ドラゴネッツ、宝石、宝剣、宝箱の塗装

色の境界が馴染むよう、塗り重ねました。

塗るガレ ドラゴネッツ ファフニール 完成塗装

遠目で見れば、それなりに自然なグラデーションに見えるんじゃないでしょうか。
でも、逆に境界がはっきりしたグラデーションの方が宝石の輝きっぽく見えたのかもしれません。

 

■ ハンマー、腕輪の塗装

ドラゴネッツの宝石と剣の塗装

足元のハンマーはグレー系で鉄っぽい感じに塗装しました。
一応NMM(ノンメタリックメタル)で塗装してはいるのですが、古びたハンマー風にしたかったので鈍い金属光沢の感じに塗装してます。NMM塗装を失敗した訳ではないですよ!

 

ミニチュアキット『ドラゴネッツ ファフニール』の完成品

腕輪は、粒子が細かく綺麗なメタリック塗料の「72052 シルバー」をベースとして塗り、シャドウとして「72087 インクバイオレット」を塗装。ファレホのインクカラーは下地が良い感じに透けたまま色を乗せられるので便利です。
赤い宝石部分には「72406 エクスプレスプラズマレッド」を使い、下地のシルバーを生かした宝石っぽいレッドにするのを狙ったのですが、思ったより透けなかったですね。エクスプレスカラーも下地を透けさせてくれる塗料ではあるんですが…

 

■ 宝剣の塗装

ドラゴネッツ宝石と宝剣の塗装

足元に刺さった宝剣は、まずは刃の部分をグレー系のNMMで塗装。
場所的に塗りにくく、理想の質感にはなりにくかったですが、そこまで目立つ箇所でもないのでまあ良しとしました。

ドラゴネッツの宝石と宝剣の塗装

柄の部分は金色のNMMで塗装。
■ 使用した塗料

  • 70872 チョコレートブラウン
  • 70923 WWII 日本軍ユニフォーム
  • 70858 アイスイエロー

の3色を使い、金色を表現しました。

 

ドラゴネッツ宝箱と宝石の塗装

最後に柄頭の部分や鍔の宝飾をブルー系で塗装して完了です。

 

■ 瞳の塗装

レジンキット「ドラゴネッツ」のドラゴン塗装

最後にドラゴンの瞳を塗装します。
ここで失敗したら台無しになるので、慎重に塗装しました。
目の色は白目の部分は黒、黒目の部分は青系にすることにしました。

塗るガレ ドラゴネッツ ファフニール 瞳塗装

まずはアイラインに鮮やかな赤を入れました。

塗るガレドラゴネッツファフニール:宝石と瞳の塗装

そこに青と水色で目玉を描きます。

塗るガレ ファフニール ドラゴンの宝石と剣の塗装

最後に爬虫類っぽい目にする為に、縦長の瞳孔を黒で描き、上の部分にホワイトで反射を入れました。
良い感じにドラゴンっぽくなったんじゃないでしょうか!

塗るガレ ドラゴネッツ ファフニール 宝石塗装

正面から見るとこんな感じ。

 

ちなみに、目の塗装は肉眼だと厳しかったので、スタンドルーペを使っています。
私が使用しているスタンドルーペについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

 

 

 

■ 仕上げ塗装

塗るガレ ドラゴネッツ ファフニール完成

塗るガレ ドラゴネッツ ファフニール 宝石塗装

塗膜の保護と質感を統一する為、つや消しクリアをスプレーで吹きました。
つや消しクリアを吹くことにより、光沢がなくなりグラデーションが滑らかに見えるという効果もあります。
メタリック塗料を使った金貨や宝箱の縁の部分等の金属の質感が若干下がってしまうのはデメリットではあります。
使用したのは「クレオス 水性プレミアムトップコートスプレー(つや消し)」です。水性なのでファレホにも安心して使えます。

 

 

ファレホ グロスバーニッシュ 70.510

全体が艶消し状態になっていますが、光沢を出したい部分には「70510 グロスバーニッシュ」を筆塗りして輝かせます。流石ファレホのクリア塗料で、筆塗りもしやすくて便利です。

 

塗るガレ ドラゴネッツ ファフニール 製作記

ドラゴネッツ ファフニール 宝石と宝剣の塗装

目玉や宝石に塗って艶を出しました。
良い感じになったと思います。

 

これにて全行程終了です!
細かく精密なモールドのおかげで塗装がしやすく、映える楽しいキットです。
まさに「塗るガレ」というタイトル通りのキットですね。

完成写真は別記事でアップします。
ではまた!

 

 

 

 

 

 

東京アクアシンフォニー夜景とレインボーブリッジ

先週末の海の日に、今年の春(2026年3月)にお台場に完成したばかりの世界最大級の噴水ショー『東京アクアシンフォニー』を見てきました。

東京都が観光目的で整備した無料の施設なので、「都民としては一度観ておかないと損かな」という軽い気持ちで行ってきました。

単純にお台場は自宅から近く、他に行くところも無かったというのもあるんですけどね。お台場は若かりし頃(20年前ぐらい)の定番デートスポットで、昔はよく行ってました。

 

前述の通り鑑賞は無料ですし、3連休でも混雑してませんでした。夏場の東京でどこへ行くか迷った際のお出かけスポット、夜景スポットとしておすすめです。
※昼間はライトアップがされないため噴水ショーの魅力が半減してしまいます。訪れる際は暗くなってからの夜の時間帯を強くおすすめします。(そもそも最近昼間は暑すぎますし…)

 

■ 東京アクアシンフォニーの基本情報とスペック

まずは、この噴水ショーの基本情報からご紹介します。

  • 正式名称:東京アクアシンフォニー(TOKYO AQUA SYMPHONY)
  • 運用開始:2026年3月28日
  • 規模:高さ 約150m × 横幅 約250m(国内最大・世界最大級)
  • ショーのスケジュール:毎日15:00〜21:30(1日10回、45分毎に10分間)
    ※7月時点の最新スケジュール。時期や天候、イベントにより変動あり。
  • 料金:無料(お台場海浜公園の遊歩道、デッキ、砂浜などから鑑賞可能)
  • 運営主体:東京都(港湾局)
  • 総工費:約26.4億円(年間維持費・運営費:約1.5億〜2億円)
  • 経済効果:年間約98億円(推計)

噴水の規模や総工費を見ても、東京都の本気度が伺えるプロジェクトです。


参考までに、世界の有名な噴水と規模(スペック)を比較してみましょう。

  • ラスベガス「ファウンテンズ・オブ・ベラージオ」:高さ 約140m × 横幅 約300m
  • ドバイ「ドバイ・ファウンテン」:高さ 約150m × 横幅 約275m
  • シンガポール「マリーナベイ SPECTRA」:高さ 約50m × 横幅 約120m

スペック面だけで見れば、世界の名所と肩を並べる規模であることが分かります。

 

ショーは45分間隔で1回約10分間上演されます。

7月時点では、以下の6つのプログラム(楽曲)の中から2曲(各5分)が組み合わせて上演されています。

  • 『Prime Memories』(フジテレビの番組に関連する名曲4曲。F1テーマ曲「TRUTH」などを含むメドレー)
  • 『ブルーバード』(いきものがかり)
  • 『IRIS OUT』(米津玄師)
  • ドラゴンクエスト『ロトのテーマ』『そして伝説へ』(東京都交響楽団)
  • 『SAKURA FUBUKI』(オリジナル曲)
  • 『カノン』(東京都交響楽団)

お目当ての楽曲がある方は、お出かけ前に公式サイトで上演スケジュールを確認しておくのがおすすめです。

 

ちなみに、「都民の税金が無駄遣いされているのでは?」と思われがちですが、財源は臨海副都心の埋立地売却益などを積み立てた「特別会計(臨海地域開発事業会計)」から出されています。

また、お台場周辺の商業施設、ホテル、交通機関などの企業も協賛しているため、地域の観光誘致施策としての側面が強い施設です。

■ 噴水の場所とアクセス・駐車場情報

東京アクアシンフォニーとレインボーブリッジ

噴水の設置場所は、アクアシティお台場の西側出口(デックス東京ビーチの反対側)と、ヒルトン東京お台場の間にある展望デッキの真正面にあたる海面上です。

お台場の「自由の女神像」や水上バス乗り場のすぐ近くで、砂浜エリアやデックスからは少し離れた位置になります。

 

Google Mapのリンクはこちら

 

① 電車でのアクセス

ゆりかもめ「台場駅」が最寄り駅となり、徒歩5分ほどで到着します。
りんかい線の「東京テレポート」駅からは徒歩13分です。

 

② 車でのアクセス・駐車場情報

車で行く場合は、以下の2つの駐車場が便利です。

  • アクアシティ駐車場:平日1時間500円 / 休日1時間600円
  • お台場海浜公園中央駐車場:1時間400円

基本料金はお台場海浜公園中央駐車場の方が安いですが、アクアシティ内でのショッピングや食事による割引サービス(最大3時間無料)を利用する場合は、アクアシティ駐車場の方がお得になることがあります。
デックスの駐車場も近い(若干離れてはいるものの、空調が効いたデックスとアクアシティ内を通り抜ければ楽)ですが、駐車料金は平日1時間600円 / 休日1時間800円とアクアシティよりお高めです。

もうひとつおススメなのは、「潮風公園 北駐車場」です。安くて好立地の「お台場海浜公園中央駐車場」は満車になりがちなのですが、こちらの駐車場はお台場の外れにある事もあり満車になりにくい穴場駐車場です。料金は同じく1時間400円。噴水までは徒歩8分ぐらいの距離です。

■ 実際の噴水ショーの様子(昼と夜の比較)

お台場海浜公園の遊歩道と街並み

今回は「お台場海浜公園中央駐車場」に車を停めて噴水の方に向かいました。

 

東京アクアシンフォニーと飛行機

到着したのが18時直前だったため、会場に近づいた時にはちょうど18時の回がスタートしていました。水上バス乗り場の奥で、高さ150mの豪快な水柱が上がっています。
この回で流れていたのは、ドラクエの『ロトのテーマ』と『そして伝説へ』でした。自分の世代には刺さりますw

 

お台場、東京アクアシンフォニーの噴水ショー

お台場アクアシンフォニー、夕暮れ時の噴水ショー

水上バス乗り場のすぐ先からも全景が見渡せます。混雑も少なく、ゆったり観賞できる穴場ポイントかもしれません。

 

お台場アクアシンフォニー、夕暮れの風景

東京アクアシンフォニーとレインボーブリッジ

正面の観覧位置まで行くと人出は増えますが、広いので余裕で観れる程度です(ライトアップ時間前というのもあります)。

 

お台場アクアシンフォニーとレインボーブリッジ

遠目から見るとこのような感じです。
まだ明るい時間帯はライトアップしていないため、物足りなく感じます。

 

お台場からの夕日とレインボーブリッジ

上の写真は噴水設備の根元部分です。
実は、周りの噴水施設には海水をそのまま使っていますが、高さ150mに達する中央のメイン高射噴水だけは水道水(上水)を使用しているそうです。
海水を150mの高さまで吹き上げると、潮風でお台場周辺の建物や設備が腐食してしまう塩害のリスクがあるため、このような対策が取られているとのこと。メカニカルな配管構造も含めて興味深いポイントです。

 

せっかくなので、ライトアップされた本気の状態も観てみたいという事になり、隣接するアクアシティやデックスで買い物や食事をしながら、日が落ちるのを待つことにしました。

 

お台場夜景とレインボーブリッジ

すっかり暗くなった20時ごろに再び噴水前へ戻ってきました。
周囲が暗くなると夜景が格段に綺麗になります。レインボーブリッジの背景には東京タワー、そして麻布台ヒルズや虎ノ門ヒルズ等が並んで見えます。

お台場夜景と東京アクアシンフォニー

右手に目を向けると、東京スカイツリーもきれいに望めます。

 

極端な混雑はないため、ショー開始の10分前に到着しても展望デッキ真正面の良ポジションを確保できました。

お台場夜景とレインボーブリッジ

お台場夜景と東京アクアシンフォニー

開始5分前の下のスペースの様子です。

人が密集しすぎないため、どこからでも落ち着いて観賞できます。

 

東京アクアシンフォニー夜景とお台場レインボーブリッジ

お台場アクアシンフォニー夜景とレインボーブリッジ

東京アクアシンフォニー、夜景と噴水ショー

東京アクアシンフォニー夜景とレインボーブリッジ

いよいよ夜のショーがスタート!
150mの高さまで吹き上がる水柱は圧巻のスケールです。

色鮮やかなライトアップと、お台場の夜景とのコラボレーションが素晴らしく見応えがありました。
スピーカーの近くで観覧していたこともあり、音響の迫力も十分でした。

 

※噴水ショーの動画(2曲・各30秒程度)をYouTubeにアップしたので、実際の雰囲気が気になる方はぜひご覧ください。

『ブルーバード』(いきものがかり)

 

『IRIS OUT』(米津玄師)

 

■ 観てみた正直な感想とまとめ

実際に観賞してみた正直な感想ですが、綺麗なライトアップとスケール感を楽しめる反面、「これだけを目当てに遠方から訪れるほどではないかな」というのが率直なところです。
近隣にお住まいの方や、お台場での買い物・映画・観光のついで、暇つぶしに立ち寄るスポットとしてはおススメできます。

 

少し物足りなく感じたポイントとしては、以下の点が挙げられます。

  • 噴水が横一列に並んでおり、主に垂直方向への噴射が中心のため動きがやや単調に感じられる。
  • 前述の塩害対策(岸から約200m離れた海上に設置)のため、観覧場所から距離があり、間近で見るような臨場感にはやや欠ける。
  • 海外の有名スポット(シンガポールのマリーナベイやセントーサ島)のように、水幕スクリーンへのプロジェクションマッピング演出等はない。(※国内テーマパークだと「よみうりランド」の噴水ショー等も完成度が高いです)

 

とはいえ、観覧が完全無料であること、アクセスの良さや駐車場の充実度(めったに駐車場難民になることは無い)、隣にはビーチがあり、そしてすぐ後ろに大型ショッピングモール(映画館と屋内遊園地もあり)や飲食店が立ち並ぶロケーションの良さは大きなメリットです。夜でも暑い近頃ですが、空調の効いたアクアシティやデックスで快適に時間調整できます。

ファミリーでのお出かけやデートコースのアクセントとしては満足度の高いスポットと言えます(特に夜景デート、ドライブにおススメ)。

 

また、海外の噴水スポットと違い、次回の上演時間等が随時アナウンスされるのも親切で良いです。これは海外の噴水ショーには無いホスピタリティ、おもてなし精神だと思います(海外で待ちぼうけを食らった事が何度かあります。何のアナウンスも無く中止になったりも)。

あとは、これらの有名スポットと違って知名度が低いのもあり、それほど混んでいないのも良い所ですね。場所取り不要で上演直前に行っても快適に観覧できます。

 

噴水の観客は外国人観光客が多く(体感で7〜8割ほど)、インバウンドも含めた経済波及効果にも期待できますね。

 

休日や夏休みにお台場へお出かけの際は、ぜひ夜のライトアップ時間に合わせて「東京アクアシンフォニー」を体験してみてはいかがでしょうか。

 

※2026/8/20追記

夏休み最後の土日の2026年8月29日、30日の2日間だけ、夜の19時、21時の回に800機のドローンを使ったドローンショーが同時開催されるそうです。

レインボーブリッジ近くの台場公園上空を飛ぶようなので、お台場海浜公園沿い(ビーチ沿い)であればどこからでも観れそうです。

夏休みの最後の思い出作りに行ってみるのも良いかもしれません。

詳細は公式ホームページでご確認ください。

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週末もF1を楽しんでいる私ですが、今シーズンのF1は大きなレギュレーション変更を初め、新規チームやエンジンメーカーの参戦もあり、去年とは違う勢力図になっていますよね。

今年のように大幅なレギュレーション変更や体制変更は元より、古くはホンダエンジンの圧倒的なパワーやアクティブサスのようなマシン性能、超新星ドライバーの登場等々、様々な要因で順位変動が起こるのがF1の面白さのひとつだと思います。

今回は思いつきで40年前の1986年から2026年の現時点までのコンストラクターズランキングをグラフ化し、各チームの順位変動を分析してみました。

 

F1の世界は華やかですが、その裏で起きているチームの生存競争は信じられないほど残酷です。

数多くのチームが参戦しては消え、ずっと同じチームが好成績を残すことは滅多にありません。まさに「諸行無常」「盛者必衰」

その推移と歴史、思い出を改めて一緒に見ていきましょう!

 

 

■ 🏎️ F1チーム血統図鑑(上位20チーム)

まずは今回の検証の主役となる現役チーム+過去40年間に参戦していたチームを、「直近40年間の平均順位順」で上位20チームご紹介します。

※以降のセクションも含め、名称が変わっても「チーム参戦権」を引き継いでいるチーム(実態が同じチーム)は、すべて同一チームとして集計しています。(例:ミナルディ⇒RB、ティレル⇒メルセデスなど)

※平均順位は、今回の集計期間(1986年〜2026年)において、各チーム(前身含む)が参戦していた年度のコンストラクターズランクの平均値です。

 

  1. フェラーリ(Ferrari)
    • 参戦開始年: 1950年〜
    • 平均順位: 2.5
    • コンストラクターズタイトル: 16回
    • チーム紹介: 言わずと知れた跳ね馬。常に上位に位置し、堂々の1位。
      2020年のパワーダウン問題(6位)という大スランプを除けば、40年間毎年トップ4以内という抜群の安定感と16回の最多コンストラクターズタイトル獲得を誇ります。
      「F1で走る為に車を売っている」というイデオロギーは伊達ではありません。とは言え、近年では2008年以降コンストラクターズタイトルは獲得できおらず、まさに安定感の高さが特徴になっています。2000年代のような圧倒的な速さを獲得するのはいつになるのか?
  2. マクラーレン(McLaren)
    • 参戦開始年: 1966年〜
    • 平均順位: 3.2
    • コンストラクターズタイトル: 8回
    • チーム紹介: 参戦開始から一度もチーム名を変えずにフェラーリと殴り合いを続ける超名門。
      ホンダ×セナの黄金期から、2007年のポイント全剥奪(失格)やホンダPU時代の低迷期(9位)という「どん底」を経験しながらも、直近の2024〜2026年で見事に復活して頂点へ返り咲いた、歴史や安定感ではフェラーリと渡り合える唯一無二のライバルです。往年のマルボロカラーのマクラーレンは伝説ですね。
  3. レッドブル(Red Bull)
    • ルーツ参戦年: 1997年〜
    • 平均順位: 4.1
    • コンストラクターズタイトル: 6回
    • 変遷の歴史: スチュワート(1997〜) → ジャガー(2000〜) → レッドブル(2005〜)
    • チーム紹介: 90年代後半の「スチュワート」や「ジャガー」時代は平均7〜9位の中堅チームでしたが、レッドブルに買収されて翼を授けられました。
      天才デザイナーのエイドリアン・ニューウェイ加入もあり完全覚醒。常勝軍団へと一気に突き抜けた、新時代の雄です。
      ちなみにレッドブルになってからの平均順位は2.95位になります。
  4. アルピーヌ(Alpine)
    • ルーツ参戦年: 1986年〜
    • 平均順位: 4.6
    • コンストラクターズタイトル: 3回(ベネトンで1回、ルノーで2回)
    • 変遷の歴史: ベネトン(〜2001) → ルノー(2002〜) → ロータス(2012〜) → ルノー(2016〜) → アルピーヌ(2021〜)
    • チーム紹介: シューマッハが輝いた「ベネトン」や、アロンソが連覇した「ルノー」の血を引き継ぐワークス。
      常にトップハーフの4〜6位辺りに踏みとどまり、牙を研ぎ続けている実力派の血統です。
      おじさん世代に取っては4強の一角でした。
  5. メルセデス(Mercedes)
    • ルーツ参戦年: 1968年〜
    • 平均順位: 4.9
    • コンストラクターズタイトル: 9回(ブラウンGPでの1回含む)
    • 変遷の歴史: ティレル(〜1998) → BAR(1999〜) → ホンダ(2006〜) → ブラウンGP(2009) → メルセデス(2010〜)
    • チーム紹介: かつて中嶋悟、片山右京も駆った名門「ティレル」のどん底、そして「BARホンダ」時代の苦労を経て、2009年に「ブラウンGP」として奇跡の1位を獲得。そこから現在のメルセデス無双へと繋がる、もっともエモーショナルな血統です。
      あの時ホンダが撤退していなかったらどうなっていたのか…?
      ちなみにメルセデスになってからの平均順位は2.05位となり、堂々トップに躍り出ます。
  6. ウィリアムズ(Williams)
    • 参戦開始年: 1977年〜
    • 平均順位: 5.0
    • コンストラクターズタイトル: 9回
    • チーム紹介: 80〜90年代に最強を誇り、今回のデータでも平均5位のトップハーフ圏内を死守。2000年代以降の低迷期や近年の最下位という泥沼を経験しながらも、直近の2024〜2026年ではふたたび浮上の兆しを見せるなど、名門としてのブランドと高い底力を証明し続けています。
      おじさん世代に取ってはマクラーレンのように復活して欲しいチームでもあります。
  7. チーム・ロータス(Team Lotus)
    • 参戦期間: 1958年〜1994年(撤退)
    • 平均順位: 6.2
    • コンストラクターズタイトル: 7回
    • チーム紹介: F1の歴史を語る上で外せない伝説の名門。
      90年代初頭に資金難で力尽きる直前まで、アクティブサスペンションの先駆者として、また名門としての意地を見せ続けた偉大なチームです。
      セナや中嶋悟も所属しました。
  8. トヨタ(Toyota)
    • 参戦期間: 2002年〜2009年(撤退)
    • 平均順位: 6.5
    • チーム紹介: 当時は「勝てなかった」と叩かれがちでしたが、データで見ると参戦した8年間、常に4〜6位のトップハーフに釘付け。
      撤退後に資金難のチームが乱立した歴史を踏まえると、「実は優秀で、安定して強いチームだった」ことがデータで完全に証明されました。
  9. アストンマーティン(Aston Martin)
    • ルーツ参戦年: 1991年〜
    • 平均順位: 6.7
    • 変遷の歴史: ジョーダン(1991〜) → ミッドランド(2006) → スパイカー(2007) → フォースインディア(2008〜) → レーシングポイント(2019〜) → アストンマーティン(2021〜)
    • チーム紹介: 1991年にジョーダン・グランプリとして産声をあげたチーム。ミハエル・シューマッハのF1デビューチームでもあります。何度も名前を変え、破産の危機を乗り越えながら中段をサバイブし続けた、F1パドック屈指のタフガイです。
  10. アウディ(Audi)
    • ルーツ参戦年: 1993年〜
    • 平均順位: 7.2
    • 変遷の歴史: ザウバー(1993〜) → BMWザウバー(2006〜) → ザウバー(2010〜) → アルファロメオ(2019〜) → キック・ザウバー(2024〜) → アウディ(2026〜)
    • チーム紹介: 可夢偉の表彰台でもお馴染み「ザウバー」の血統。今年(2026年)からついにアウディのフルワークスへと変貌。大メーカーの力でトップ4を脅かす存在へ化けるか注目です。
  11. ハース・ローラ(Haas Lola)
    • 参戦期間: 1985年〜1986年(撤退)
    • 平均順位: 8.0
    • チーム紹介: 今回の集計初年度(1986年)に8位を記録して撤退したアメリカ籍チーム。アラン・ジョーンズらがドライブし、短い参戦期間ながら強烈なインパクトを残しました(現代のハースとは別組織)。
  12. ハース(Haas)
    • 参戦開始年: 2016年〜
    • 平均順位: 8.1
    • チーム紹介: アメリカの超効率主義チーム。近年は下位に沈んでいましたが、大注目なのは直近の「トヨタ・ガズーレーシング(TGR)」との提携。再び上位へ向けて牙を剥いています。チーム代表は日本人の小松礼雄さんです。
  13. リジェ(Ligier / Prost)
    • 参戦期間: 1976年〜2001年(消滅)
    • 平均順位: 8.3
    • コンストラクターズタイトル: 0回
    • チーム紹介: フランスの伝統チーム。90年代後半にアラン・プロストが買収して「プロスト・グランプリ」へと変遷。
      1996年のモナコGPでオリビエ・パニスが無限ホンダエンジンと共に奇跡の優勝を飾ったドラマは今も語り草です。
  14. アロウズ(Arrows / Footwork)
    • 参戦期間: 1978年〜2002年(破産消滅)
    • 平均順位: 8.4
    • コンストラクターズタイトル: 0回
    • チーム紹介: 日本企業がスポンサーとなった「フットワーク」時代(鈴木亜久里選手も在籍)など、我々世代には馴染み深い中堅。鈴木亜久里代表の「スーパーアグリ」が2006年に参戦した際、このチームの遺品マシン(A23)を魔改造して使ったことでも有名です。
  15. レーシング・ブルズ(RB)
    • ルーツ参戦年: 1985年〜
    • 平均順位: 8.9
    • 変遷の歴史: ミナルディ(〜2005) → トロ・ロッソ(2006〜) → アルファタウリ(2020〜) → RB(2024〜)
    • チーム紹介: 私たちの知る、あの愛すべき弱小チーム「ミナルディ」がルーツ。ミナルディ時代には片山右京、中野信治が在籍した事もあり、日本では馴染み深いチームです。
      レッドブルに翼を授けられて以降、直近(2025〜2026年)では実力で「6位」を連続キープできるまでに成長。実質レッドブルのセカンドチームですが、トップチームを超えるパフォーマンスを見せる事もあり、ついに平均順位8点台へ突入する奇跡の進化を見せています。
  16. マーチ(March / Leyton House)
    • 参戦期間: 1970年〜1992年(撤退)
    • 平均順位: 9.7
    • コンストラクターズタイトル: 0回
    • チーム紹介: 日本の「レイトンハウス」が買収し、あの鮮やかなエメラルドグリーン(レイトンブルー)でサーキットを染めたチーム。ニューウェイが最初に空力デザインの才能を開花させた場所でもあります。
  17. ブラバム(Brabham)
    • 参戦期間: 1962年〜1992年(撤退)
    • 平均順位: 9.8
    • コンストラクターズタイトル: 2回
    • チーム紹介: 天才ジャック・ブラバムが創設し、かつてはピケを擁してチャンピオンに輝いた超名門。90年代初頭の資金難による没落と消滅は、F1の時代の移り変わりの残酷さを物語っています。
  18. スクーデリアイタリア(Scuderia Italia)
    • 参戦期間: 1988年〜1993年(合併消滅)
    • 平均順位: 9.8
    • コンストラクターズタイトル: 0回
    • チーム紹介: 名門ダラーラ製のシャーシにフェラーリV12エンジンを積むなど、ロマン溢れるパッケージで戦ったイタリアのプライベーター。1994年にミナルディと合併してその歴史を閉じました。
  19. スーパーアグリ(Super Aguri)
    • 参戦期間: 2006年〜2008年(撤退)
    • 平均順位: 10.3
    • コンストラクターズタイトル: 0回
    • チーム紹介: 鈴木亜久里代表が率いた、純国産の情熱チーム。2007年のカナダGPで佐藤琢磨選手がマクラーレンのアロンソをオーバーテイクして6位入賞したシーンは、日本のF1史に残る伝説です。
      資金繰りに難があり、わずか3年で撤退してしまいました…
  20. ケータハム(Caterham)
    • 参戦期間: 2010年〜2014年(撤退)
    • 平均順位: 10.4
    • コンストラクターズタイトル: 0回
    • チーム紹介: 2010年の新規参入3チームの1つ(当初はロータス・レーシング)。
      のちに小林可夢偉選手が加入し、資金難に苦しみながらも魂の走りをみせた、記憶に新しいグリーンチームです。

 

■ 📊 【第1章】40年史グラフ:新旧『四天王』の覇権交代

まずお見せしたいのが、トップ10の推移に絞った40年間の全体グラフです。

F1コンストラクターズランキング 40年史グラフ

これを見ると一目瞭然ですが、F1の勢力図はレギュレーションの変更によって激しく入れ替わります。
ここで胸が熱くなるのは、1980〜90年代の日本での「F1空前絶後のブームの時代」。
当時トップ争いを提供していた「20世紀の四天王」といえば、「ウィリアムズ」「ベネトン(現アルピーヌ)」「フェラーリ」「マクラーレン」でしたよね。夜中にフジテレビの地上波放送に釘付けになっていたあの頃です。古館さんの実況、名セリフが懐かしい!
しかし、21世紀に入り、ハイブリッド化が進むと、その四天王すら解体されます。
現代F1における四天王は「フェラーリ」「マクラーレン」「メルセデス」「レッドブル」へと完全にバトンタッチされました。絶対強者すら20〜30年のスパンで見ると綺麗に入れ替わる。このダイナミズムこそが、レギュレーションがコロコロ変わる現代F1の面白い部分です。

 

■ 📊 【第2章】4大強豪の『覇権戦争』と、ホンダF1の切ない歴史のif

この(新)四天王の歴史をさらに分かりやすくするため、グラフを今のトップ4チームだけに絞ってみました。

F1チームの40年間の順位変動グラフ

マクラーレン(オレンジ)、フェラーリ(赤)、レッドブル(青)、メルセデス(ターコイズ)の4チームのみの殴り合いです。
 

ここで注目してほしいのは、メルセデス目の前身である「ティレル」の1993年。画面の一番下(13位)まで垂直落下してどん底を這っています。
そこからBARになり、2000年代の「第3期ホンダF1活動」の苦労の時代を経て、2009年の「ブラウンGP」の奇跡の1位へ……。
ここでF1ファンなら全員、切ない「歴史のif」を考えてしまいますよね。「もしも、第3期ホンダF1が、あのリーマンショック(2008年)でもう少しだけねばって撤退していなければ、このブラウンGPの奇跡の1位と、その後のメルセデス8連覇の黄金期は、すべて『オールホンダ』のものになっていたのではないか……」
そんな妄想を加速させる、凄まじい角度の上昇ラインが刻まれています。

同じように新参者の下位チームとして低迷していたスチュワート、ジャガーが、レッドブルに買収された2005年以降、一気にトップチームに躍り出る様も凄いですよね。飲料メーカーのチームがここまで安定して強くなることを予想した人は少ないのではないでしょうか。
さらに、マクラーレンの2007年の箇所をご覧ください。あのスパイ事件による「失格・除外」のドラマが、【線がプツンと途切れる空白のギャップ】としてビジュアル化されています。また2010年代の凋落からのV字回復も凄いですよね。
そしてフェラーリの安定感はやはり凄い。

 

① 一方、その裏側:中段グループの泥臭い生存戦略

上位4頭の影に隠れがちだった、その他7チームのグラフがこちら。

F1 40年チームランキング推移グラフ
かつての絶対王者ウィリアムズ(水色)がじわじわと滑り落ちていく悲哀。レギュレーションの大幅な変更があった2014、2015年には3位に入り名門復活も期待されましたが、すぐに失速してしまいました。

ベネトン(現アルピーヌ)も同様ですが、わりとトップ4チームに次ぐ順位を確保していることが多いのも凄いですよね。

固定ファンも多かった弱小チーム「ミナルディ(現RB・紫)」が、直近の2025〜2026年シーズンには「安定の6位」まで這い上がってきた泥臭い成長が分かります。

参戦初年度に「美しいマシン」と言われたジョーダン191を引っさげ、いきなり年間5位の成績を残したジョーダン(現アストンマーティン)の浮き沈みの激しさも面白いですよね。

ザウバー(現アウディ)のBMWザウバー時代の一瞬の輝きも凄いですよね。2007年には突如2位、翌年も3位と瞬間風速は凄かった。今年からのアウディの本格参戦で、BMWワークスになったときのような覚醒をしないか密かに期待してます。

近年ではこれらのチームが熾烈なベスト・オブ・ザ・レスト(上位4チームを除いた中堅~下位集団でのトップ)争いを繰り広げており、優勝争いだけではなく、これらのチームのバトルに注目するとF1がより楽しめると思います。

■ 📊 【第3章】前半戦(1986〜2005):セナプロ、シューマッハ、そして消え去った名門たちの悲哀

ここからは、おじさん世代に懐かしい「1986年〜2005年」の前半戦をじっくり眺めてみましょう。

F1コンストラクターズランキング 1986-2005年グラフ

グラフの左側(1988〜1992年あたり)をご覧ください。スクーデリアイタリア、ラルース、コローニ、ライフ、ザクスピード……。もはや憶えていないような泡沫チームもちらほら(失礼)…

この頃の上位はセナ、プロスト、シューマッハ、マンセル等が所属した四天王チームの独壇場でしたね。
また、名前を聞くだけで「あの熱かった地上波放送」を思い出す懐かしのマイナーチームたちが、画面の底(15位以下)に向かって一気に突き落とされ、そのままプツンと消滅していく、あの容赦ないサバイバル感がそのままビジュアルになっています。
そして何より涙なしには見られないのが、かつての最強名門「ブラバム(薄水色)」や「チーム・ロータス(濃緑)」の線が、90年代初頭にかけてジェットコースターのように奈落の底へ落ちていき、そのまま力尽きていく姿。
その一方で、どん底に落ちた「リジェ(青)」の線が、無限ホンダエンジン(1995〜1996年)を得てググッと上位(5位)へV字回復するドラマなど、激動の20世紀F1のノスタルジーがこの1枚にすべて凝縮されています。

このグラフ後半の2001年にミナルディからデビューしたアロンソが、まだ現役というのも凄い。グラフ末尾でルノー(現アルピーヌ)が急上昇してランキングトップに返り咲いているのは、アロンソの力によるものが大きいです。

 

■ 📊 【第4章】後半戦(2006〜2026):近代F1の安定と、トヨタ・アグリの足跡

そして時代は21世紀、現代へとつながる後半戦のグラフです。

F1チームの40年間の順位変動グラフ

2006年の「スーパーアグリ(明るい赤の点線)」の参戦。翌 2007年、本家ホンダの不調を尻目に、アロウズの遺品(A23)を魔改造したマシンで本家をランキングで喰った(9位)奇跡のクロスラインがしっかり残っています。
そして、先ほども触れたトヨタ(赤の太い点線)の安定感。撤退直前の2008〜2009年も5位。今見ると「勝てなかった」のではなく、「勝つの寸前の一番高い壁のところで、大メーカーのプライドをかけてずっとトップハーフを踏みとどまっていた」という実力が、この直線的なグラフから再評価できますよね。
現代(2017年以降)に向かうにつれて、11位以下の余白が完全に消え去り、10チーム(+今年のキャデラック)だけに綺麗に収束していく様子は、現代F1が「簡単には潰れない、選ばれたエリートだけのレース」へと進化した姿を象徴しています。

2007年にマクラーレンでデビューしたハミルトンは、このグラフ内のほぼ全域で上位チームに所属し、未だに優勝争いをし続けているのは驚異的な事です。

■ 🏁 まとめ

自分の手で40年分の数値をExcelで精査し、こうしてグラフ化してみましたが、やっぱりF1は「コンストラクター(チーム)の歴史」で観るのも面白いですね。

子供の頃のF1ブームの頃から見続けているF1。
エンジンが変わる、レギュレーションが変わる、オーナーが変わる。
そのたびにのたうち回る1本1本のラインの裏には、ドライバー、エンジニア、そしてパドックを支えるスタッフやメカニックたち、我々ファンの無数の思い出が詰まっています(書こうと思えばまだまだいくらでも書けてしまいますw)。

みなさんは、このグラフのどのラインに一番胸が熱くなりましたか?

 

それでは、今シーズンもまだ中盤戦、残りのレースも楽しみましょう!
ではまた!

 


▼F1関連の記事リンク

  1. FODプロ、F1TV Pro、MultiViewerで2026年以降のF1多画面観戦環境を作る
  2. 2025年シンガポール旅行日記④(シンガポールGP F1市街地コース朝散歩編)
  3. セナプロから現代まで|直近40年のF1コンストラクターズランキングを可視化してみた ※この記事
  4. 虎ノ門ヒルズで新旧ホンダF1マシンが期間限定で無料展示中|イベントの様子を詳細レポ