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kingmanの趣味ログ | 模型・PC・ときどき旅行

カーモデル・戦車模型を中心に、バイク、艦船、飛行機、ガンプラなど様々なプラモデルの製作過程をゆっくり書いています。最近は愛用のBTOパソコンのカスタマイズやPCパーツのレビュー、さらに国内外の旅行記なども交えつつ、好きなことを詰め込んだ趣味ブログです。

今回は羽田空港近辺に住んでいる筆者が、飛行機を間近で見ることができるおススメのビュースポット・おでかけスポット(大田区内のみ)を紹介します。
羽田空港周辺は、実は飛行機に乗らなくても1日中遊べる絶好のお出かけエリア。
今回は、飛行機の知識がなくても「飛行機の迫力の離着陸を間近で見れる」「景色として楽しめる」「のんびり過ごせる」おすすめスポットを厳選して紹介します。

 

過ごしやすい季節や天気の良い日にはピッタリの場所ばかりなので、お出かけする場所に迷ったときは参考にしていただければと思います。
一人での撮影はもちろん、お子様連れのご家族からカップルでのデートまで、幅広い層が楽しめます。
実際これらのスポットでは、老若男女、さらには外国人観光客まで様々な人を見かけます。
ちなみに今回紹介する場所はすべて無料で入れます。
また、どの場所も土日や連休でもそれほど混まないないので、人混みを避けてゆっくり静かに過ごしたいときにもおススメです。

 

 

 

まずは空港近辺のスポットからご紹介。
いずれも空港直結、または駅から近いので、フライトまで時間があるときに立ち寄る事も可能です。

羽田空港 展望デッキ(第1・第2・第3ターミナル)

  • 混雑度:★★★
  • 迫力:★★
  • 利便性:★★★
  • 夜景の綺麗さ:★★★
  • アクセス:★★★
  • 営業時間:6:30~22:00(第1・第2ターミナル)、24時間(第3ターミナル)

まずは王道の各ターミナルビル屋上にある展望デッキです。
アクセスの良さと、離着陸する飛行機や駐機中、ボーディング中の飛行機等、いくらでも飛行機を観る事が出来ます。
真上を飛行機が飛ぶような事は無いので迫力はそこまでありませんが、周囲の夜景や滑走路のライトも綺麗で、お店も多いのでデートにも最適です。

 

各ターミナルごとに展望デッキにも特徴があるので、それぞれご紹介します。

個人的におススメなのは第2ターミナルです。

 

【第1ターミナル】
西向き(多摩川を挟んで川崎の工場地帯から大井町、品川方面や富士山の方向)に、第3ターミナルとの間にあるA滑走路を眺められる展望デッキです。
羽田空港の夕景とJAL機、滑走路の光
羽田空港の夜景と離着陸する飛行機
夜の羽田空港、駐機するJAL飛行機
夕日が沈む時間が最高にロマンチック!天気が良ければ、飛行機のシルエットの奥に富士山が見えることも。川崎の工場夜景も遠目に見る事ができます。
時間帯的には昼間から夕方がおススメです。お店やベンチの数は少な目(自動販売機はあります)で、デッキ全体が少し暗めです。
2階層の構造になっていて、エレベータやエスカレータで直接行ける6Fの展望デッキ(南北分かれています)と、そこから階段で上がる屋上の展望デッキがあります。屋上へは階段でしか上がれないので、ベビーカーをご利用の方やご年配の方にはしんどいかもしれません。


羽田空港の夜景と飛行機
眼下には赤い飛行機が大量に停まっています。

 

【第2ターミナル】
こちらは東向きにC滑走路と、東京湾を挟んでスカイツリーやディズニーランド、千葉方面を眺められる展望デッキです。
昼間は東京湾を一望できますし、夜は東京ゲートブリッジやスカイツリーのライトアップを眺められます。
羽田空港第2ターミナル夜景と光る床
羽田空港第3ターミナル展望デッキ夜景
夜景が綺麗な羽田空港第2ターミナル展望デッキ
第2ターミナルのデッキは、床がカラフルにライトアップされていたり、雰囲気の良いテーブルやベンチが沢山あるので、カップルや女子同士におススメです。
ターミナル内で飲み物やおつまみを買い、デッキで乾杯!なんていうのもオツなものです。
時間帯的には海が綺麗な昼間か、雰囲気の良い夜がおススメです。


羽田空港夜景 ANA飛行機と誘導路灯
こちらは青い飛行機の根城です。

 

【第3ターミナル】
第1、第2ターミナルと違い、展望デッキが24時間開放されています。
眺められる方向は第1ターミナル側(東向き)ですが、周りに建物が無いので視界が広く解放感があり、格納庫や裏側の川崎工場地帯も眺められます。
羽田空港の飛行機と滑走路の眺め
羽田空港第1ターミナル展望デッキ 富士山と飛行機
羽田空港展望デッキから飛行機を眺める人々
ANAスターウォーズジェットとJAL機、羽田空港の光景
国際線がメインの第3ターミナルなので、世界中のカラフルな飛行機が見れるのもポイント。
コンパクトな作りですが、同じフロアにお酒も提供するカフェやドンキホーテ(ソラドンキ)もあるので、飲みものや軽食を食べながら飛行機を眺められます。お子様にもおススメです。

 

羽田イノベーションシティ 足湯スカイデッキ

  • 混雑度:★★
  • 迫力:★★
  • 利便性:★★
  • 夜景の綺麗さ:★★
  • アクセス:★★★
  • 営業時間:5:30~23:30
  • Google Map

羽田イノベーションシティの足湯スカイデッキ

羽田イノベーションシティの足湯スカイデッキ
羽田空港の1つ手前の駅、天空橋駅直結の複合施設「羽田イノベーションシティ」。2023年にオープンしたまだ新しい施設です。


羽田空港展望デッキで飛行機を眺める人々
ここの目玉は足湯に入りながら飛行機を眺めることが出来る、屋上にある「無料の足湯(足湯スカイデッキ)」です。
飛行機を眺めながら足湯につかれるのはなかなか無い体験だと思います。


羽田空港の滑走路と駐機中の飛行機
羽田空港から離陸する飛行機を眺める人々
青空を背景に飛行機が飛んでいる

羽田空港を一望でき、特にB滑走路を離陸する飛行機は離陸の瞬間から真上を飛び去るところまでを眺められるので、迫力があります。
ちなみに、冬場は北風の影響でここの上を飛行機が飛ばない事が多くなるので、迫力を求めるなら冬以外(南風運用時)がおススメです。

 

羽田イノベーションシティに集まる人々
ここにはライブハウスのZepp羽田があるので、ライブがある日の開演時間前だけは異常に混むので注意が必要です。
それ以外のときは足湯スカイデッキ以外は閑散としているので、ゆっくり過ごせると思います。
コンビニやカフェ・飲食店等のショップもそれなりにはあるので便利です。

お祭りやイベント等もたまにやっています。

 

羽田空港第3ターミナル屋上、飛行機を眺める人々

足湯スカイデッキにだけはいつも人がいるのが若干シュールですが、それだけ良いビュースポットなのでしょう。

 

2028年春公園オープン告知と近代建築

2028年にはすぐ隣に色々な施設を備えた大きな公園も出来る予定です(出来たらもう少し賑わうかな)。

 

羽田空港ANA機と駐機中の様子

羽田空港に駐機するJAL・ANAの飛行機

ちなみに、イノベーションシティの目の前の道路の歩道では、駐機中の飛行機を間近で見る事が出来ます。

飛行機マニアの方やお子様を連れた方が飛行機を眺めている様子をよく目にします。

夜景に映るポンジュースの看板と水面

羽田空港を利用する方にはお馴染みのポンジュースの看板もこの辺りにあります。

昔はこの目の前に空港ターミナルがあり、もっとたくさんの看板があったそうです。

 

ソラムナード羽田緑地

  • 混雑度:★
  • 迫力:★★★
  • 利便性:★
  • 夜景の綺麗さ:★★
  • アクセス:★★
  • 営業時間:24時間
  • Google Map

ソラムナード羽田緑地のオレンジ色の花畑
羽田空港のすぐ横に流れる多摩川沿いに2019年に出来たのが、このソラムナード羽田緑地。


ソラムナード羽田緑地のビュースポットマップ
羽田空港周辺案内図:地図と主要スポット

先ほど紹介した羽田イノベーションシティ付近から第3ターミナル付近を通り、A滑走路終端・海上のD滑走路付近にまで至る、約2キロの綺麗に整備された遊歩道と展望テラスで構成される細長い緑地です。


離陸する飛行機と青空
入り口付近ではB滑走路から飛び立つ飛行機を正面、頭上に眺められ、迫力があります。


飛行機が離陸する羽田空港の風景
先端まで行くとA滑走路を離着陸する飛行機が眺められます。

JAL機が羽田空港を離陸する様子

格納庫を見れるのもマニアの方には堪らないのかもしれません。


羽田空港の展望デッキで飛行機を眺める人々
羽田空港の展望デッキで飛行機を眺める人々

各所にベンチがあるので、歩き疲れても安心です。


羽田空港周辺の遊歩道と飛行機
綺麗に整備された遊歩道で、散歩やジョギングをする人、釣り人、飛行機を撮りに来た人等々、天気が良い日は賑わってます。

羽田空港周辺のオレンジ色のユリ畑

5月末から6月中旬頃にはスカシユリが花を咲かせて綺麗です。

 

羽田空港、多摩川0km地点への案内標識

多摩川の河口もここにあります。


夕焼け空と富士山、遠景の街並み
羽田空港周辺の海沿いの遊歩道
羽田空港滑走路と飛行機、海と橋
連なる鯉のぼりと鳥居
富士山や多摩川、東京湾も眺められる気持ちの良い場所です。

 

羽田空港 公園のトイレと駐輪場
ただ、トイレは入り口と真ん中あたりの2か所のみ。自販機等は一切ありません。
最寄りのコンビニはイノベーションシティか、第3ターミナルに併設されたエアポートガーデンしか無いので、先端の展望デッキまで行く場合は事前に飲み物を持って行った方がよいです。
 

また、専用の駐車場は無いので、車で行く場合は周辺施設の駐車場を利用しましょう。

駐輪場(無料)は各所にあります。ちなみに、遊歩道は自転車は侵入禁止です。

徒歩の場合は天空橋駅または第3ターミナル駅が最寄り駅になります。どちらからもソラムナードの入り口までは徒歩10分ぐらいです。第3ターミナルからは隣接している羽田エアポートガーデンの2階のデッキが直結しています。

第1・2ターミナルからは徒歩だと結構時間がかかり(1時間近くかかります)、Google Mapでも徒歩ルートは表示されず迷いやすいので、どうしても行きたい場合は無料のシャトルバスで第3ターミナルに移動した方が良いです。

 

 

ここからは空港周辺の飛行機を眺める事ができる公園をご紹介。
空港から直線距離では近いのですが、経路的に歩いて行けるような場所では無いので、ドライブや散歩、サイクリング等で行くような場所です。

東京都立 城南島海浜公園

  • 混雑度:★★
  • 迫力:★★★
  • 利便性:★★
  • 夜景の綺麗さ:★★★
  • アクセス(車):★★★
  • アクセス(徒歩):★
  • 営業時間:24時間(駐車場は7:30〜21:00)
  • Google Map

城南島海浜公園の入り口と空

平和島や大井ふ頭の近くの大田区城南島の海沿いにある大きな公園が城南島海浜公園です。

 

羽田空港の遠景と飛行機
羽田空港の景色と飛行機

羽田空港は運河を挟んだ対岸にあるので、直線距離では結構近いです。

 

羽田空港近くのビーチで飛行機が着陸する様子
城南島海浜公園で飛行機を間近で見る
羽田空港へ着陸するJAL機
羽田空港を離陸する飛行機と赤い橋
ここには「つばさ浜」という人口ビーチがあるのですが、北風運用時(主に秋~冬)にはこの真上をC滑走路に着陸する飛行機が低空で通るので、ものすごい迫力があります。

※ビーチは遊泳禁止です。


湾岸で釣りをする人々、コンテナ船が通過

コンテナ船と海岸線、夕暮れ空
飛行機以外にも、ふ頭を行き来するコンテナ船を眺めたり、
羽田空港周辺の工場地帯と湾岸ビル群
羽田空港周辺の夜景と海
東京タワーとスカイツリー(とレインボーブリッジも)を一つの1枚の写真に収めたりもでき、夜景も綺麗です。

※駐車場が21時で閉まるので夜景目的の場合は注意。駐車場自体は広いです。


ドッグラン入口の看板と公園の様子
緑豊かな公園にピクニックテーブルが設置された様子

園内にはドッグランやバーベキュー場、キャンプ場、スケートボードパーク等、施設も充実していて、売店や自販機、トイレもちゃんと各所にあります。

お子様連れなら1日中楽しめるんじゃないでしょうか。
コンビニは1キロぐらい離れたところにファミマがあります。

 

東京都立 京浜島つばさ公園・京浜島緑道公園

  • 混雑度:★
  • 迫力:★★★
  • 利便性:★
  • 夜景の綺麗さ:★
  • アクセス(車):★
  • アクセス(徒歩):★
  • 営業時間:24時間
  • Google Map

羽田空港対岸の緑地と水辺
城南島のとなりの大田区京浜島にある都立公園です。

島の羽田空港側の海沿い全てが細長い公園・遊歩道になっています。

 

羽田空港のANA機と離陸する飛行機
羽田空港に離陸する飛行機と水辺の景色

城南島海浜公園に比べると規模は小さいのですが、羽田空港までの距離は城南島海浜公園より近いので、さらに迫力があります。

 

羽田空港を離陸する飛行機と青空
飛行機が青空を背景に飛ぶ様子
飛行機が着陸体勢で飛行、眼下に海と街並み

特に公園南側(京浜島緑道公園エリア)がベストスポットで、A滑走路に着陸する飛行機が轟音と共に頭上に現れ、着陸する様子を間近で眺められます。

また公園自体がB滑走路と並行に位置している為、B滑走路の離発着最初から最後まで見る事ができます。

若干遠目にはなりますが、C滑走路の離発着も見れます。

なので、D滑走路以外は全て眺められる公園です。


規模は小さいですがバーベキュー場もあります。トイレ、自販機は公園入口、バーベキュー場付近にあります。
1キロぐらい離れたところにはセブンイレブンも。


難点は車を停められる台数が少ない事。それほど混んでいない穴場の公園なのですが、他に駐車場も少なく、駐禁を切られる事もあるようなので注意が必要です。

最寄り駅の東京モノレール 昭和島駅からは徒歩で35分、自転車で10分ぐらいです。昭和島駅前にはレンタル自転車のポートもあります。

飛行機が離陸する羽田空港周辺の景色
京浜島近辺ではA、C滑走路に並走して着陸する飛行機を見れたりもします。

 

 

今回紹介したスポットはどこも飛行機を見る事は出来るのですが、間近で見れるかどうかは風向きなどの気象条件によります。

訪れる前に確認しておきたい方は、地図上でリアルタイムの飛行状況が分かるフライトレーダー24等をチェックしておくと安心です。

 

おまけ
白いサギと水辺の景色
水鳥の群れと羽田空港の風景
水辺に集まる黒い鳥たち
河川敷に集まる水鳥たち
屋根でくつろぐ猫

この辺りは水鳥も意外と多く、歩いていると色々な鳥を見る事が出来ます。
飛行機以外に鳥も眺めてみるのも面白いかもしれません。 

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

サザビーのプラモデル、グラデーション塗装ベース色塗布

バンダイの食玩 ガンダムアーティファクト第6弾の製作記11回目(サザビーの製作記としては3回目)です。
今回はサザビーのグラデーション塗装の1色目、ベースカラー塗装の製作記事です。
塗装は全て水性アクリル塗料「ファレホ」の筆塗りで行っています。

 

 

塗装手順について

 

今回はサザビーに筆塗りでのグラデーション塗装を施しますが、パーツそれぞれ、または色ごとにグラデーションをかけていこうとすると、全体的なバランスが取りづらかったり、せっかく仕上がった箇所にはみ出してしまったりするリスクがあります。
そのため、一旦すべての箇所に暗色(=グラデーションのベース色)を塗装してしまいます。

 

この方法には以下のメリットがあります。

 

  • 全体の色彩バランスが早い段階で確定する
    ベース色を塗り終わった時点で全体のカラーバランスを確認できるため、「赤と黒のバランスがおかしくないか」「白のワンポイントが過剰ではないか」等を早い段階で確認し、気に入らなければ軌道修正できます。
    各パーツにグラデーションをかけた後だと、大きな手戻りが発生してしまいます。塗装指示が無いガンダムアーティファクトはオリジナルの配色になるので、この方法が特に有効です。
  • 境界線(塗り分けのマップ)が完成する
    アーティファクトは米粒サイズのディテールの集合体です。未塗装状態だと、どこにどの色を塗ろうとしていたか混乱しがちです。
    ベース色を塗ることで「ここはフレーム」「ここは装甲」という境界線がはっきりと可視化されます。この「マップ」ができていると、後のグラデーションやハイライトの筆運びが劇的に楽になります。
    また、隠蔽力の強い暗色同士で境界を塗り分ける事になるので、はみ出しの修正が容易です。

 

これはミニチュアペイント界隈では「ブロッキング(Blocking in)」と呼ばれている手法です。

 

ベース色の塗装手順自体は「インサイド・アウト(Inside-Out)」の順で塗っていきます。
筆の届きにくい奥まった箇所を先に塗り、後から手前の部分を塗るという基本中の基本ですね。奥まった箇所は筆のコントロールが難しいので、はみ出しを気にしなくて良い状態で先に塗ってしまった方が良い、という事です。

 

フレーム等へのダークグレーの塗装

ガンダムアーティファクト サザビー 塗装ベース色

まずは一番塗りにくい箇所の脚部や腕部、胸部のフレーム、装甲の裏側等を、ダークグレーの「70862 ブラックグレー」で塗装しました。
なるべく塗膜を平滑かつ薄くするため、添加剤の「フローインプルーバー」と「エアブラシシンナー」で薄めて塗装していますが、隠蔽力の強い塗料なので2度塗りぐらいで発色します。

 

フレームは外装に覆われていて筆が届きにくいので、毛足の長い面相筆を使って塗装しています。この時点では、はみ出しをあまり気にしなくて良いのでサクサク塗れます。
ただ、どこをダークグレーにするかは結構迷いました(サザビーの設定画やガンプラを参考にしています)。結局、奥まってて塗りにくい箇所はほぼこの色にしている感じです。

 

関節、プロペラントタンク等へのグレーの塗装

ガンダムアーティファクト サザビーのパーツ塗装

次は割と奥まった箇所にある、関節等の円筒形の形状部分にノーマルなグレー「72050 ニュートラルグレー」を塗りました。同じ色で塗装する予定のプロペラントタンクにも塗っています。

 

ニュートラルグレーで塗った箇所は、この後グラデーションをかけてホワイトにする部分と、明るいグレーにする部分のベース色になります。
プロペラントタンクはホワイトにすることを決めているのですが、他の箇所をホワイトにするか明るいグレーにするかは、全てのベース色を塗り終わった後に配色のバランスを見て決めようと思っています(ホワイトが多すぎると煩くなりそうなので)。

 

バーニア外側、シリンダーへのブラックの塗装

サザビーのガンダムアーティファクト塗装ベース色

シリンダーやバーニア等も奥まった箇所にあるので早めに塗っておきます。
この部分は金色にするか迷っていたんですが、赤色のグラデーションの中で金色はうるさくなりそうなのでシルバーにしました。シャア総帥は金色が好きそうですけどね。

 

メタリック塗料を使わない金属表現、ノンメタリックメタル塗装(NMM)でシルバーを表現するため、「70950 ブラック」+「70898 ダークシーブルー」を混ぜた「黒に近い濃紺」で塗装しています。暗い部分と明るい部分の明度差を極端につけるのがNMMのコツなんですよね(まだあまり上手くいった事ないですが)。
ちなみにバーニア内側は、後からでも塗りやすいのと、塗装による発光表現(OSL)をしようと思っているので完全に後回しです。

 

アポジモーター、メガ粒子砲等へのオレンジ塗装

ガンダムアーティファクト サザビーのパーツ塗装

各部に散りばめられたアポジモーター、メガ粒子砲、動力パイプ等を、明るめのオレンジ「70851 ブライトオレンジ」で塗装。
この塗料は蛍光塗料に近い明るさと透明度で隠蔽力が低いため、結構塗り重ねています。山吹色のグラデーションの下地ですが、派手目にしたいので明るいオレンジを使っています。

 

中心の噴射口、発射口部分はバーニアと同様にOSL塗装(発光表現)をしようと思っているので、ここは薄めに塗っています。

 

装甲への暗いレッドの塗装

ガンダムアーティファクト サザビーのパーツ、ベース塗装完了

サザビーのほとんどの面積を占める赤色のベース色は「70859 ブラックレッド」で塗装。
暗めで、若干茶色っぽい赤色です。
思ったより発色・隠蔽力が低く、なかなか色が乗らずに色ムラが消えないので大変でした。

 

ガンダムアーティファクト サザビーのベース塗装

一回塗っただけだとこの写真のようにピンクっぽい色のままなので、結構塗り重ねました。
塗装面積も広め(極小のアーティファクトなので知れてはいますが)なので、今回の記事の塗装工程の中で一番時間がかかりました。
既に塗装済みの箇所も多いので、平筆でドバっと塗る事が出来ないのも要因ですね。広い面積は平筆で、塗装済みの箇所との境界は面相筆で気をつけて塗っています。

 

色ムラが若干残っていますが、ハイライトを入れる予定の箇所はそこまで塗りつぶしていないのと、この後グラデーションをかけるので多少のムラは味になるでしょう。

 

装甲へのブラックの塗装

サザビーのパーツ、グラデーション塗装のベース色塗装

最後に一番隠蔽力の強いブラックを塗装しました。使った塗料は「70950 ブラック」。普通のブラックです。
周りが全て塗装済みであること、そしてブラックのはみ出し修正は若干面倒(黒の上だと他の塗料は発色しないので塗りつぶすのが大変)なため、なるべくはみ出さないように塗装しました。

 

とは言え、この上からグラデーション塗装をしますし、その時いくらでも修正可能なので、わりとざっくり勢いで塗っています。

 

ベース塗装完了

ガンダムアーティファクト サザビー 塗装パーツ

全てのパーツへのベース塗装が完了しました。

ベース塗装としては充分なんじゃないでしょうか。
前述の通り、バーニアやアポジモーターの内部、モノアイ等のセンサーはグラデーション塗装完了後に塗る予定のため、まだ塗装していません。

 

ガンダムアーティファクト サザビーのパーツ、グラデーション塗装1色目
サザビーのパーツ、ガンダムアーティファクト第6弾

アップした画像。配色はこんな感じです。
ベース色なので全体的に暗めですが、まあまあ良い感じに塗れたんじゃないでしょうか。

塗膜も厚くなっていないし、塗装面が荒れたりもしていません。
やはりファレホは筆塗りしやすいです。
発色や隠蔽力の強さではシタデルに軍配が上がりますが、なにより塗料の伸びが良いので、スムーズに気持ちよく塗れて楽しいです。重ね塗りも苦になりません。

 

塗膜も完全乾燥しておらず、クリアコートもしていない状態なので、塗膜が弱くて怖いんですが……一旦組み立ててみました。

※ファレホは塗り重ねや触っても大丈夫になるまでの時間は5~10分ぐらいですが、塗膜が強くなるまで24時間はかかります。それまでは紙装甲です(ちょっと引っかいたりパーツが当たっただけですぐ剥がれる)。
配色のバランスをちゃんと確認するのと、次工程のハイライト塗装の光の向きを決めるには、これが一番です。
「ララァ、私を導いてくれ!」

 

サザビーのガンプラ、ベース塗装完了
サザビーのプラモデル、ベース塗装完了
サザビーのグラデーション塗装ベースカラー
ガンダムアーティファクト サザビーのベース塗装

一部塗膜が剥がれましたが、無事に組み立てられました。ララァのお陰です。

というか、やっぱサザビーはνガンダムに比べてジョイント部分がしっかりしているので安心です。
頭部や脚部など、奥まで差し込むと事故りそう(塗膜の厚みで外れなくなるのも怖い)な箇所は外れない程度に軽く差し込んでいるだけなので、ちょっとバランスがおかしく見えるかもしれません。

 

先にベース色を全て塗る「ブロッキング」を選択したのは大正解ですね。
完成イメージが想像できて、モチベーションが上がります。
配色的にも良さそうに思えます。関節部分はホワイトにするとうるさくなりそうなので、ライトグレーにするのが良さそうですね。

 

この状態でグラデーションの方向(光の当たり方)と、ハイライトを入れる箇所を検討しておきます。
次回は、ある程度組んだ状態のままでハイライト塗装をしていく予定です。

 

塗っていて思いましたが、ガンダムアーティファクトはサイズが小さいので、細かい塗り分けにこだわりすぎなければ意外と短時間で塗装できます。1/144等のサイズだったら筆塗りだとかなり時間かかりますからね。

今まで全塗装をした事がない方の「ガンプラ塗装入門用」としても凄くおススメです!

 

ではまた!

 


▼ガンダムアーティファクト 第6弾 サザビー 製作記のリンク

  1. 仮組み・レビュー
  2. 工作・塗装準備
  3. 塗装①(ベース塗装) ※この記事
  4. 塗装②(グラデーション塗装)
 

ファレホ水性塗料と筆塗りの魅力

プラモデル、ガンプラ等の塗装に挑戦しようとした時、誰もが一度はぶち当たる壁。それが「筆塗りだとムラになって綺麗に塗れない問題」ですよね。


そこで「やっぱり綺麗に塗るならエアブラシか…!」と思うものの、いざ調べるとコンプレッサーにハンドピース、塗装ブース……一式揃えるには数万円の初期投資が必要で、どうしても躊躇してしまう方も多いと思います。


でも、もし今あなたが「高くてエアブラシ導入に迷っている」のなら、まずは「ファレホ(水性塗料)」を使って、筆塗りの可能性をトコトン追求してみませんか?


筆塗り=ムラになる、修行のような苦行……というのは昔の話。

コツさえ掴めば、高性能な水性塗料と1,000円程度の良い筆1本で、誰でも絵画のように美しい塗装面を作ることができるんです。

今回は、リビングで手軽に、そして極上のリラックスタイムとして楽しめる「ファレホ筆塗り塗装」の魅力と、失敗しないための基礎知識をお伝えします!

 

 

筆塗りは「環境」が最強!リビングがアトリエに

ファレホ筆塗り塗装環境:塗料とパレット

シタデルやアクリジョン、そしてファレホといったエマルジョン系水性塗料の最大のメリットは、なんといっても「環境の自由度」です。
有機溶剤の嫌な臭い(いわゆるシンナー臭)が全くなく、健康被害の心配もありません(エアブラシは思いのほか粉塵が飛び、ちゃんとした塗装用マスクをしないと危ないです)。

煩わしいマスクや塗装ブースを用意する必要もなく、すぐ横で家族や愛犬がスヤスヤお昼寝しているようなリビングでも全く気を遣わずに塗装ができます。


エアブラシのような「エア圧の調整」「面倒なうがい洗浄」「大掛かりなマスキング」といった塗装以外の手間がなく、思い立ったらすぐ塗れて、色替えも筆を水で洗うだけ。「今日は10分だけ進めようかな」という手軽な遊び方ができるのも最高です。
色の差が出すぎて失敗したと思っても、地道に塗り重ねていけば下の層が活きて、油絵のように深みのある仕上がりになります。細部の塗り分けに極限まで集中する時間は、まるで子供の頃の「塗り絵」のような楽しさを思い出させてくれます。

 

たった1,500円で揃う!綺麗に塗るための必須アイテム

エアブラシ環境を整えるには何万円もかかりますが(こだわり出すと青天井です…!)、筆塗りは初期投資が信じられないほど安く済みます。
機材による差が出にくく、以下の2つさえあれば最高の環境が整います。

 

タミヤ筆PROII各種 プラモ塗装に

神器①:タミヤ モデリングブラシPRO II(コリンスキーセーブル)
1000円程度で買える筆の中では、コスパ・性能・耐久度・手に入れやすさで文句なしの最強です!

高級な天然毛(コリンスキー)が使われており、塗料の含みと穂先のまとまり、コシの強さが抜群(コリンスキー筆の中では最安クラス)。

まるで手足のように狙い通りに塗装が出来、かつ結構手荒に扱ってもなかなかほつれない耐久性も持っています。

筆は消耗品ではあるものの、この筆はお値段以上の価値があります。同じタミヤのモデリングブラシHGIIシリーズの倍近いお値段ですが、倍以上の使いやすさ、耐久性があると思います。

近所の模型店や量販店ですぐ買えるのも嬉しいポイントです。

小、細、極細、超極細の4サイズが展開されていますが、とりあえず「小」を使ってみるのが良いと思います。

 

ファレホ製自作ウォーターパレット

神器②:自作ウォーターパレット
ファレホでの筆塗り前に準備しておいて良かったものNo.1がコレ。これがあると筆塗りの快適性と楽しさが段違いです。下に水分があるので塗料が全く乾かず、自分のペースで焦らず塗装ができます。
市販品もありますが、100円ショップの密閉タッパーを使った自作が個人的には圧倒的におすすめです。

 

【作り方】

  1. 100均の高さが低くて広めのタッパー(CanDoの「No.1294 ミリオンパック ワイド1200」が最適!)に、「リードクッキングペーパー」を敷いて水を含ませる。
  2. その上にクッキングシートを置くだけ。

※スポンジは長く使うとカビたり臭くなったりしますが、リードなら使い捨てに出来て衛生的です。また、上に敷く紙もトレーシングペーパーだと波打ったり水を透過し過ぎるので、クッキングシートがベストです。


ちなみにAmazonでも同じタッパーが売られていますが、恐怖の80個セットですw間違って買わないでくださいね!…と言いながらリンクを貼るw

 

 

失敗しない筆塗りの「3つの鉄則」と「最後の魔法」

準備ができたら、いざ塗装です。

超絶テクニックは不要、以下のポイントさえ意識すれば滅多に失敗しません。

 

鉄則①:1層目は「薄すぎ?」くらいで大正解
ピンポイントの細部塗装以外は、とにかく「塗料の濃度」が命です。なるべく水で薄めてください。
「ちょっと薄いな、全然発色しないな」と思っても我慢。2回目、3回目と塗り重ねるうちに一気に綺麗に発色します。(※ファレホのゲームカラーなど、元々薄く調整されている塗料はそのまま塗ってOKです)
少しお金を出せる方は、「フローインプルーバー+エアブラシシンナー」を添加剤として使うと、さらに魔法のように伸びが良くなります。

 

鉄則②:乾きかけは「絶対タッチ厳禁」!
筆ムラができる一番の原因は、半乾きの状態の塗料を触って表面を荒らしてしまうこと。一気に仕上げようとせず、乾いてから重ねるのが鉄則です。
薄めに濃度調整していればすぐ乾きますし、ファレホ特有の「セルフレベリング(自ら平坦になろうとする性質)」のおかげで、乾く頃には勝手にツルッとした平滑な面になっています。ファレホを信じて待ちましょう。

 

鉄則③:筆の根元は汚さない!「こまめなうがい」が命
ファレホは伸びが良いため、1滴で結構な面積を塗れます。筆の根元までドップリと塗料を付ける必要はありません。
固まりかけの塗料が筆に残っていると塗装面が汚くなる(ダマになって塗装面に張り付く)ので、こまめに水で筆を洗いながら進めましょう。

 

🌟 最後の魔法:少しのムラは「つや消しクリアー」で無かったことに
「それでも少し筆ムラができちゃった…」という時も、落ち込む必要はありません。
最後に「つや消しクリアー(トップコート)」を吹いてみてください。光の反射が均一になり、驚くほど綺麗な仕上がりに化けます!

最後にごまかしが効くと思えば、気楽に楽しめますよね。

 

トップコートにはクレオスの水性プレミアムトップコートシリーズがおススメです。ラッカー系のトップコートと違い、ファレホの塗膜にダメージを与える心配がほぼ無いです。

 

ファレホの地味によいところ

Vallejo Xpress Color 塗料ボトル

シタデルなど優秀な水性塗料はいくつかありますが、ファレホには地味によいところがあります。
それがこの「目薬タイプの容器」です。
国産の瓶塗料と違い、空気に触れにくいためとにかく塗料が長持ちします。(先日、10年近く前に買ったファレホを引っ張り出してみたら普通に使えて驚きました。※一部完全に分離してダメになっていたものもありましたが)
1滴ずつパレットに出せるので無駄がなく、調色用のスプーンも不要で手も汚れません。

 

Mr.攪拌用メタルボール 60個入り

唯一の弱点は「攪拌(かくはん)ボール」で解決!
目薬ボトルの唯一の弱点は「中に棒を突っ込んで直接かき混ぜられないこと」です。

ファレホは使用前によく振って混ぜるのが必須なので、ここに「錆びないステンレス製の攪拌ボール」を入れておくのが超おすすめ。
瓶入りの塗料だと「ボールを入れて強く振ったら瓶の底が割れた!」なんて恐ろしい事故も聞きますが、ファレホの容器は樹脂製なので、どれだけ全力で振っても絶対に割れません!力が有り余っている人でも安心です。

 

実はファレホの容器のノズルの部分(半透明の部分)は外れるので、外して攪拌ボールを1、2個入れるだけでOK。

攪拌ボールが入っていると、塗料の混ざり方が劇的に早くなります。

 

以前からクレオス製メタルボールを使っていたのですが、使い切ってしまい手に入りにくかったので、今はAmazonで240個入りで680円のものを使っています。

 

注意点としては、かならず錆びにくいステンレス製、もしくはガラス製のものを購入しましょう。

鉄などの錆びやすい素材の攪拌ボールを使うと、水性塗料は水分が多いこともあり錆びて塗料が台無しになります。

 

お休みの日には気軽に好きな模型を筆塗りしてみるのはいかがでしょうか?

という記事でした。

 

ではまた!