プラッツ/NuNu BMW M8 GTE #05クリアコート・研ぎ出し | kingmanの趣味ログ | 模型・PC・ときどき旅行

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カーモデル・戦車模型を中心に、バイク、艦船、飛行機、ガンプラなど様々なプラモデルの製作過程をゆっくり書いています。最近は愛用のBTOパソコンのカスタマイズやPCパーツのレビュー、さらに国内外の旅行記なども交えつつ、好きなことを詰め込んだ趣味ブログです。


プラッツ/NuNu 1/24 BMW M8 GTE 2019 デイトナ24時間レース ウィナー(PN24010)の製作記5回目です。
前回のデカール貼りに続き、今回はカーモデルの肝でもあるクリアコートと研ぎ出しの制作日記。ツヤツヤの鏡面ボディを目指して頑張りましたよ。

 

 

クリアコート

カーモデルと言えば昔から艶々に仕上げるのが正義的なところがありますが、最近の(実車の方の)レーシングカーはマット仕上げが多く、悲しいものがあります。
特にF1なんてほとんどのマシンが艶消し。なんなら素材のカーボンむき出しで塗装面積自体が少ないマシンもあったりします。一説にはクリアコートや塗装面積を減らして軽量化しているらしいです。
なのでDAZNのF1実況のサッシャさん曰く、塗装面積が少ない=マシン自体のパフォーマンスに自信が無いので削れるところは削って少しでも速くしようとしている。逆に塗装面積が多いマシンはマシン自体のパフォーマンスに自信あり。という見た目で解るバロメータになると提唱してます。
そしてこのM8 GTEの実車はボディ本体のホワイト塗装自体は艶あり仕上げなんですが、赤青の(おそらくラッピング)部分はマット仕上げなんですよねー。真面目にそれを再現しようとするとめちゃくちゃ面倒だし、やっぱレーシングカーモデルは艶々でデカールの段差が無い状態が見栄えするので、ボディ全体を艶あり仕上げにします。


まずは1層目のクリア吹き付け。

Mr.カラーGX スーパークリアⅢ UVカット光沢(GX112)を濃いめの2倍希釈(塗料とクリア1対1)で3回ほど砂吹きします。
いきなりクリア(と溶剤)を大量に吹いてしまうとデカールに皺が入ったりひび割れたりする事があるので、遠目からクリアを吹いてほぼ乾いた状態の粒子をデカールの上に乗せることによりデカールへのダメージを最小限にする事ができます。
ボディ全体がデカールでくるまれているレーシングカーのクリアコートでは必須の工程です。
スーパークリアⅢ UVカット光沢を使っているのは(派手なリバリーだったりもするので)完成後に紫外線で退色するのを防ぎたいという意図があるのですが、どのくらい効果があるのかは不明です。まあおまじないみたいなものです。



砂吹きをした状態。表面がザラついて白っぽくなっていますが大丈夫です。



次はクリアを3倍に希釈して2回ほど普通に吹き付け。
ここで調子に乗ってクリアを吹きすぎると溶剤がデカールを浸食する恐れがあるので、一旦1日程乾燥機に入れて乾燥させました。



2層目以降のクリアにはフィニッシャーズのオートクリアを使用。
カーモデルに適したクリア塗料で、硬くて透明度が高く乾燥が早いので塗膜が平滑になりやすい(=艶々にしやすい)特徴があります。




フィニッシャーズのピュアシンナーで3倍に希釈して2回吹き付け。
それなりに光沢は出てますが、表面の凹凸やデカールの段差が目立ちますね。
この後平滑にする為に中研ぎをするので、1日自然乾燥、1日乾燥機で乾燥させて塗膜を固めます。

 

研ぎ出し


タミヤ研磨スポンジシート2000⇒3000⇒Mr.ラプロス4000番の順番で研ぎ出しをしました。デカールの段差消しと表面の平滑化が目的です。

なんですけど、今回使っているレーシングデカールズ43のデカールに結構厚みがあって、なかなか段差が消えなかったんですよねー。
そのまま削っているとクリア層を貫通してデカールまで削っちゃいそうだったので、研ぎ出しは中断してオートクリア2倍希釈を再度何度か吹き付け、1週間以上乾燥させてから再度研ぎ出しに戻りました。

2000番で研ぎ出ししているとなかなか段差が消えなかったのでタミヤ研磨スポンジシート1500⇒Mr.ラプロス4000番で研ぎ出し。

だいたい段差は消えました。

 

オーバーコート


最後に3倍強に希釈したオートクリアを垂れないように気を付けながら吹いてオーバーコートします。
一緒にウィンドウ等のクリアパーツにも吹いてます。




結構ぬるテカな状態になったと思います。

この状態でもう良いんじゃないかと思わなくもないんですが、よく光が当たっている部分を見ると反射がぼやけてます。
この後のコンパウンドによる磨き、艶出しで綺麗にします。



ちなみにウィンドウはこんな感じ。
これらのパーツにクリアを吹いたのはデカールの保護目的なので、この後は目の細かいコンパウンドで軽く磨く程度にします。


リアウィンドウはダクト部分は艶消しにしたかったので、面倒臭いけどクリア部分をマスキングしてガイアノーツのEx-セミグロスクリアー プレミアム(Ex-09)で半艶にしてます。

 

最終仕上げ(艶出し)


艶を出すだけだったらもっと目の細かいコンパウンドで磨くだけで良いんですが、表面がまだ完全に平滑にはなっていないのでフィニッシャーズのコンパウンド ファイン(5000番程度)で磨きます。

磨いた後がこんな感じ。ちょっとコンパウンドでこすった跡が目立ちますね。


続いて同じくフィニッシャーズのコンパウンド ミクロHG(3000~10000番程度)で磨きました。
まだ小傷が消えない。


最後にハセガワのセラミックコンパウンド(20000番)で磨きました。

ぱっと見綺麗なんですけど、黒い部分は小傷が残ってるなー。でもこのぐらいなら艶出し材で消えるでしょう。



最後にクレオスのMr. クリア-コ-ティング光沢 UVカットで艶出しして完了!


若干最後の方は適当になっちゃいましたが、まあ充分でしょう。

大分時間がかかりましたが、外装パーツのクリアコートと研ぎ出しは完了です!

 

使用した主なツール・塗料

・0.5mmの大口径&トリガータイプなので、広い面積も均一に吹け、カーモデルのボディ塗装やクリアコートが超楽。

・掃除機並みにうるさいがその分吸引力も強い。LEDライトもかなり明るい(が、LEDライト単独でON/OFFできたら良いのに)。

 

 

 

 

・ハセガワのコーティング ポリマーと似たような製品だが、こっちの方がダマになったりせず使いやすい。小傷ぐらいだったら全然消える。布がセットになっているのも○。