レベル 1/25 シボレーコルベットC7.R #03 ボディ工作

レベル 1/25 シボレーコルベットC7.Rの製作記３回目です。
今回はボディの整形、ディティールアップ工作だけの製作日記。

ちまたではラグビーワールドカップやバレーボール、世界陸上等で盛り上がってるますが、モータースポーツ熱が再燃している自分はWECやWRC、DTMが熱い週末で模型作りもあまり進まず。あとプロ野球のCSも（ファイターズは出れなかったけど）流し見してたし。
とくにWRCは10年ぶりの日本開催が発表されたし、昨日のラリーGBではトヨタのタナックが前回のマシントラブルでのリタイアを挽回すべく、鬼気迫る走りでフルポイントを獲得しての優勝！感動した！セクシー！
もうしばらくは新しいキット買わないつもりだけど、ヤリスWRCがタミヤから発売されたら3つ買っちゃうなぁ。

ヤフーブログ末期にあまり更新していなかったので、実際の製作とブログ更新に一カ月ぐらいの時差が出来ていて、書く頃にはやった事忘れてるんですよね～。最近物忘れが激しいし。
早く追い付く為にもちゃちゃっと製作記。

前回の仮組み後、どういう風に進めていくか考えました。
迷うのは、キットではなんとなくでしか再現されていない内装やエンジン周りのディティールアップをやるのかやらないのか。どっちなんだい？俺の贅肉！？
聞いてもお腹のお肉は答えてくれなかったので、とりあえずボディを仕上げてしまいその出来次第で内装に拘るか決める事にしました。
内装頑張って作った後に外装失敗したりイマイチな出来だったら、最近積みまくってるカーモデル作らなくなりそうだし・・・

ひとまずボディのパーティングラインやヒケを消すのと甘めなエッジをシャープにする為に、600番から800番の神ヤス（スポンジやすり）でボディに吹いた黒サフが消えて整形色の黄色一色になるまでひたすら擦りました。AFVでは普通の紙やすりを使う事が多かったですが、カーモデルの研磨にはスポンジやすり（特に5mmの厚いやつ）がぴったりですね。エッジを出したり平滑にするのが簡単で。

細かいヒケが多くて結構大変でした。研ぎ出しでもないのに１週間ぐらいシコリ続けたかも。毎晩同じパーツをひたすら擦り続ける自分を見て、ノイローゼになったと嫁に思われたのは言うまでもありません。
でもその甲斐あってエッジがシャープになり、コルベット本来のカッコよさが出てきたと思います（なんだそれ）。

さてここからは宗教上の理由でやらねばならないドＭ工作に入ります。
キットに何か手を加えないと死んだあと天国に行けないと死んだお爺ちゃんが言っていたのです。
逆にそれさえすれば、あおり運転だろうが関電社員を恫喝しようが、排他的経済水域で違法操業しようがゆるされるので楽なもんです。
そういう意味ではアフターパーツを使うのが一番楽なのですが、このキットには専用アフターパーツが無いので渋々何か出来そうな所に手を加えます。

まずはボディから作るのを決めたのと同じ理由で一番失敗しそうな所から。
フロントフェンダーの排熱口の穴あけ。
穴あけは出来そうですが、穴の中のフィンを綺麗に再現出来るかがポイント。
ここで失敗したら、ボディを窓から投げ捨て既に書いたC7.Rの日記も消去して無かった事にします。

キットのフィンを残したまま穴を空けるのは難しいと思うので、大穴を空けた後にプラ板でフィンを再現することにしました。
あとで左右のフィンの位置を揃えて取り付ける為、フィンの位置に印付け。

ピンバイスを使って穴を空け・・・

デザインナイフで穴を繋げ・・・

後はひたすら各種やすりでシコリました。・・・と言ってもやすりをオカズにシコってたわけじゃないですよ？そこまでド変態じゃありません。でも、3000番ぐらいの紙やすりでお●ん●んをこすったら意外に良いかも・・・まずい、逆に今回は一部のオジサン以外からクレームが来そう。というかGoogleの検索結果から除外されそう。紳士たれ！

で、空いた穴に（たしか）0.3mmのプラペーパーを長方形に切り出してはめ込み。
ちょっと表面処理が雑ですが、ここは黒塗装になるし大丈夫でしょう。

裏から見るとこんな感じの謎の形状に。

次はドア下の排気口とリアフェンダーの吸気口の穴あけ。

排気口は楕円に穴開けるだけなので簡単。

リアフェンダーの穴は狭くてちょっと整形が難しかったけど（若干ボディを削りながらも）それなりの形に。
こっちはフィンが真ん中に１枚だけなので楽。

しかしなんでこんな必死になって穴を空けているのだろう・・・子供の頃ファミコンでロードランナーやディグダグをやり過ぎた後遺症でしょうか。金塊出てこないのに・・・

なんか汚いけどホントに塗装で誤魔化せるのかなぁ・・・
ディティールアップはやる事に意味があるってIOCのサマランチ会長も言ってたし。

サイドのディティールアップはなんとか終わったので、後はフロントとリア。

まずは簡単にフロントバンパーに0.5mmの穴を空け、同サイズの真鍮線を半円状に曲げて差し、牽引フックの再現。

続いてこのイケてないダルダルモールドのフロントグリルメッシュを金属パーツに置き換え。

左右のグリルの枠はキットのパーツを使う事にしたので、パーツを３分割に。

キットのパーツのままだと厚みがあり過ぎるので裏側を削り


ピンバイス＆やすり等々で穴あけ。

金属メッシュは
ハセガワのモデリングメッシュ２１菱形(Ｍ)
を使いました。
タミヤのエッチングパーツのようにステンレス製で硬くてたわみにくいので、シャープな平面が欲しいカーモデルに使うのにはぴったりです。

メッシュの目の細かさも丁度良い感じ。

ただ、硬いので切り出すのが結構大変。デザインナイフの刃を何枚かダメにしながら切り出しました。

その硬さのお陰で切り口がほつれないのは良いですね。

良い感じ～^^

真ん中のグリルはまずボディ側に支柱になる真鍮線を通し、

メッシュを切り出し真ん中を曲げて

裏に（見た目だけの）支柱接着し

取り付け。良い感じ～^^

最後にリア周りのディティールアップ。

ファンの下の壁状の板は実機には無いんです。適当に切り取って支柱の真鍮線を差し込みます。

柱の場所にマスキングテープで印付け。

板を（久々に使った）超音波カッターで切り取り。

穴を空けて真鍮線差込み。

目立たないけど良い感じ^^
見えないはずのところが見えちゃってるので、アンダーパネルの余計なダボ（？）削り取らないと変だな・・・

はい！ということで第一関門のボディ工作は無事に終了！
まだまだボディには第二、第三の関門がありますが今日はここまで！

ではまた～！