ピットロード 1/350 海上自衛隊 たかなみ型護衛艦 DD113 さざなみ(JB21)の製作記9回目です。
今回はスクリューやボートダビット、作業艇等の取り付け、空中線貼りで完成までの製作日記。
塗装やスミ入れ、トップコートのやり易さを考え、最後まで船体や上部構造物に接着していなかったパーツを取り付けていきます。
まずはスクリュープロペラから。
左右間違えないように注意。
キットのパーツをそのまま使っていますが、横から見ると若干厚みが気になります。薄く削っても良かったですね。
スターブライトゴールド で塗装した金色が良い感じです。
船体中央の両舷に内火艇や作業艇を搭載する為のボートダビットの取り付け。
上部の作業用通路や手すり、ワイヤー等を追加してディティールアップしてます。
斜めのフレームが煙突にくっつかないように取り付けるのが正解です。
格納庫両舷に膨張式救命筏を取り付け。
キットのプラパーツからライオンロアのエッチングパーツ に置き換えましたが、ちょっと歪んじゃいました。
水面に落下すると自動的にガスが注入されて展開し、四角い子供用プールのような形になるみたいです。
まったく同じ形状かどうかはわかりませんが、モノタロウで100万円で売ってたので、プール代わりに買ってみてはいかがでしょうか?
強化したナイロン製でゴムプールに比べて軽量&耐久性も高いらしいですよ?猛暑のこの夏にピッタリ!
作業艇を取り付けます。
今回は海外派遣仕様ということで(小舟っぽい形の)内火艇は搭載せず、全て複合艇(略称RHIB。ゴムボートっぽいやつ)を搭載します。
まあ内火艇だと塗分けとかデカール貼りが面倒、ってのもあるんですけどね。
複合艇の場合青や緑、オレンジ等のカラフルなバンドで船体に固定されるので、そのバンドを0.2mmプラペーパー で作りました。
作ったといっても切って塗っただけですけどね。
青はMr.カラーのスカイブルー 、オレンジはガイアカラーのピュアオレンジ で塗装してます。
差し色として目立つようにちょっと太めに切り出したんですけど、太すぎたかも?
プラペーパーなので巻き付けるのも接着も簡単です。
ボートダビットと第一煙突後ろに取り付け。
ちょっと目立ち過ぎな気もしますけど、ほぼグレーの船体のワンポイントになって良い感じかな。
最後にモデルカステンのメタルリギング0.3号 を使って張り線をします。
護衛艦は戦艦に比べれば張り線は少ないですが、それでもやっぱ面倒ですね~。
やらないとそれはそれで物足りないし。
まずはマスト裏側に信号旗用のロープの取り付け。
本物が白いロープなのでラッカー塗料で白く塗ってからゼリー状接着剤で接着してます。
信号旗巻き上げ機からマストのヤード(桁)にも白く塗ったメタルリギングを接着。
本当はもっと本数多いし上下で往復しているんですけど、このぐらいで良いでしょう。面倒だし。
艦橋の支柱からマストのヤードにHFアンテナを再現した空中線を接着。
ここは本物は黒いワイヤーなのでメタルリギングをそのまま使用。
第一煙突の支柱からマストにも空中線を接着。
マスト側の取り付け位置が実艦の写真を見てもいまいちよく分からなかったんですけど、マストの床板裏に取り付けました。
良い感じに張れた気がします。
作業艇固定用のロープも白く塗ったメタルリギングで再現。
ロープにしてはちょっと不自然ですけど、まあこんなもんでしょう。
最後に船首と船尾に国旗と海軍旗を付けます。
やっぱ日本軍の軍艦・・・じゃなかった海自の護衛艦にはこれが無いと!
オリンピックで掲げるのはダメでも模型には当然付けたいですよね。
でも・・・早く完成させたくてそのまま貼り付けたら余白がスゴイw
いやー失敗した。ちゃんと余白を切り落とせばよかった。
1/350の護衛艦は細かい作業が多くて後半は結構適当な作業になっちゃいましたよ。
まあ完成して良かったです!
オリンピック、ついに開幕しますねー。
そこまでして開催する必要があるのか分からないけど、いつもにも増して開催国有利にはなりそうですよね。
スポーツ観戦好きの自分としては国内スポーツも休止だし普通に観ますけど、どこまで盛り上がるのかなぁ。
個人的にはオリンピックが無理やり開催出来たっていうことで、日本GPとかラリージャパンとか色んなイベントも開催しやすくなりそうなのは良いですけど。
どうなることやら。
ではまた!