ベルキット フォード フィエスタRS WRC 2017 #04 デカール貼り | kingmanの模型製作記Ⓐ

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カーモデル・戦車模型を中心にバイク、艦船、飛行機、ガンプラ等々いろんなプラモデルの製作日記をゆっくり書いてます。

ベルキット 1/24 フォード フィエスタRS WRC モンテカルロラリー2017(BEL012)の製作記4回目です。
今回は、ボディやエアロパーツへのデカール貼りの製作日記。

さっきAmazonみたらこのキットの発売日が今日になってました。
一回5/31に伸びてたけど、早まる事もあるんですね~。
 



さあ、フィエスタ製作の中で一番の難関と思われる、デカール貼りをやっていきます!
写真左側のデカールを全て貼った上に、右側のレッドブルのロゴや細かいデカールを貼るようになってます。
下地となる大判デカールを上手く貼れるかがポイントです。
このデカールはそれぞれの模様が繋がるようになっているので、貼る位置に遊びが無い部分から貼って後から貼るデカールで調整しないと、模様がズレます。
とか考えてたけど、基本的には遊びもなくほぼピッタリの位置にデカールがハマるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫でした。
位置決めよりもボディ形状に馴染ませるのが大変で、シワだらけになっちゃいました。
綺麗に貼るのは難しかったので、完璧に貼ろうと思わず、塗装でのリタッチやクリアコートでシワを隠すのを前提に気楽に貼る方が良いと思います。クリア吹いたらそれなりに綺麗になったし。




で、早速キットのデカールを貼っていきたいところなんですが、まずはリアバンパー下部のディフューザーに汎用カーボンデカールを貼り付け。
この箇所は実車だとカーボン地むき出しなんですが、キットではセミグロスブラックで塗装するだけになってます。こういう箇所にはやっぱカーボンデカールを貼っておきたいところ。
先にカーボンデカールをはみ出し気味に貼っておいて、上からキットのデカールを被せれば、カーボンデカールの切り出しは大雑把で大丈夫。
今回もタミヤのカーボンスライドマーク(綾織り・極細)タミヤのカーボンスライドマーク(綾織り・極細)を使用。タミヤのは破けにくいし、マークソフターで溶けたりもしないので本当に使いやすい。




やっとキットのデカール貼ります。
まずは簡単そう&失敗しても目立たない箇所から貼ろうと思い、バックドアとフロントバンパー部分に貼り付け。
サイズぴったり!デカール自体も厚めで強いしソフターにも強い!意外に貼りやすい!流石カルトグラフのデカール!
って思ったんですが、それはココだけでしたね~。
ソフターでいきなり溶ける事はなかったけど、十分に水含んだ綿棒等で触らないと穴があいたりするので注意。



調子に乗って大判デカール貼りにチャレンジ。
位置決めがしやすそうな大きめのデカールを先に貼り、それを起点にしたいってのもあります。



この形状をそのまま貼り付けるとライト周りを馴染ませるのが大変そうだったので、3分割して貼り付けました。



位置はぴったり合うんですが、どうも端っこの方が余ってシワが出来るんですよねー。エアアウトレット周りの凸部分もなかなか馴染まず。
何度もソフターで柔らかくして抑えたり、切込み入れてマークセッター流し込んで抑えたりしたけど、これが限界でした。手ごわい・・・



リアバンパーのデカールは、簡単に見えてさらに難しかったです。
端っこだけじゃなく至るところが余っちゃって、どうにもこうにも・・・
微妙に隙間ができたり端っこが千切れたりもして、この辺で細かい所は塗装でリタッチすればいいやと割り切りました。
まあそれでも、いくら引っ張ったり位置ずらしたりソフター塗りまくって抑えたりしても破れる事は無かったので、かなり頑丈なデカールだと思います。



ドア下のここも地味に難しかった。
ジャッキ差し込み用の穴とかで位置を合わせた上で、何か所かに切込み入れないとぴったり貼りつかず。
クリア後に角や端っこが浮いてきたりもしたので、特に端の方をセッター使って入念に貼り付けておいた方が良いです。




一番大きいルーフのデカールもAピラー部分を分割してから貼り付けました。



ここも端っこにシワが出来たり、スジ掘りに馴染まなかったりもしますが、他の大判に比べればマシ。
位置決めもルーフ上の穴に合わせておけばズレません。



ドアのデカールもかなり馴染ませるのが難しかったです。
正しい位置に合わせても、こんな感じでいろんな箇所が浮いちゃいます。

ソフターで柔らかくしたり濡らした綿棒を何度も転がして馴染ませ、なんとかこの状態に。
写真では分かりにくいですが、上の方にシワが残りました。



なので、逆側のデカールはドアのモールドに沿うように分割してから貼ってみましたが、モールドとズレたし結局シワが出来たので意味なし。




リアフェンダーのデカールは2枚に分割されていて、馴染ませるのは難しくないけど位置決め注意。
三角形の頂点がぴったり合うように貼らないとカッコ悪い。





そんなこんなで苦労したけど、乾けばそれなりに馴染んだし、この幾何学模様のカラーリングはカッコイイ!
レッドブルカラーが入っていない、タナック車のようなMスポーツカラーだけの状態も楽しめて2度美味しい!


ベルキット フォードフィエスタRS WRC 2017のボディにデカール貼り付け



念のため下のデカールを2日ぐらい乾燥させてから、上に貼るレッドブルのロゴ等を貼りました。

こっちはわりと簡単です。
貼り付け箇所が白抜きになってたりするので、レーシングカーのスポンサーロゴのデカール貼りにありがちな、位置決めに神経を使うこともありません。
うーん、やっぱレッドブルカラーはカコイイ!!
牛のマークがちゃんとメタリックになってるのもまた良い!


こっち側の牛の角がずれたけど・・・




細かい外装パーツへのデカール貼り付け。
外気取り入れ口のデカールはキワを馴染ませるのが大変でボロボロに。リタッチするからいいけど!


ドアノブのデカールも合わせるのが何気に難しい。


クリアパーツにもデカール貼り付け。

酔っぱらってデカール貼ってたら、本当はリアウィングにつけないといけないデカールをリアウィンドウに貼ってしまう痛恨のミス。目立たない箇所だからまあいいや・・・



ウィング等へのカーボンデカール貼り付け。




フロントグリルは難しそうだったけど、型取りして丁寧にカーボンデカールを切り抜いて貼り付け。上手くいきました。





他の箇所もマスキングテープで型取りしてカーボンデカールを切り抜き。


前回LFAを作るときに修行したお陰で綺麗に貼れました^^


カーボンデカールを2日ぐらい乾燥させ、その上にキットのデカールを貼って完了!





苦労はしたけどなんとか全て貼り終わりました。達成感!
アラはあるけど、クリアーコートが覆い隠してくれるでしょうw
早く完成状態にしたい!



ちなみに、自分のデカール貼りのときの七つ道具はこんな感じ。
マークソフターマークソフターマークセッターマークセッターは定番として、
プラモ向上委員会のデカーリングQuickトレイプラモ向上委員会のデカーリングQuickトレイは、ノリを溶かさない程度にデカールを濡らしたまま保ってくれるので、複数のデカールを一気貼るのに便利。
タミヤのデカールピンセットタミヤのデカールピンセットは、デカールを傷つけずに掴みやすいし離しやすいので便利。
平筆もデカールの裏から水を押し出したり馴染ませたりするのに便利。
デカールをスジボリに押し付けたり気泡を潰すのに意外に使えるのが、墨入れふき取り用のクレオスのクリンスティッククレオスのクリンスティック(もしくはガイアノーツのフィニッシュマスターガイアノーツのフィニッシュマスター)。


カッターで最近お気に入りなのが、OLFAの細工カッターOLFAの細工カッター精密カッター精密カッターって名前でタミヤからも販売されてます)。普通のカッターより刃先の角度が鋭利になっていて、持ち手も細身なのでデザインナイフのような感覚で使えるし、刃を折って使えるので経済的!

いつもアートナイフPROアートナイフPROを使ってましたけど、先端の切れ味が悪くなっただけで刃を変えるのが貧乏性の自分にはストレスだったんですよねー。

アートナイフPRO替刃は5枚220円(1枚あたり45円)、細工カッター替刃は6つの刃先が1枚になって10枚300円(1刃先あたり5円)。

これなら気軽に刃先を変えられるので効率上がりました。

アートナイフPROより刃が薄いからか、柔らかい物を切る場合は切れ味が良いです。


女装したキング(♀)

 

ではまた~!

 


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