タミヤ 1/24 レクサスLFA #06 細部塗装① | kingmanの模型製作記Ⓐ

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カーモデル・戦車模型を中心にバイク、艦船、飛行機、ガンプラ等々いろんなプラモデルの製作日記をゆっくり書いてます。


タミヤ 1/24 レクサスLFA(Item No:24319)の製作記6回目です。
今回はボディ以外のパーツ塗装の製作日記。

実はこのキット、去年の10月末から作りだしているのでもうすぐ製作期間が5カ月になっちゃうんですよ~。
作りやすいタミヤのキットだし改造している訳でも無いのに何故こんなに時間がかかっているのか?
昨今の自粛ムードが模型製作にまで影響してくるとは・・・
とにかく!早くブログを書かないと気になって製作の方も進まないので、要点を絞って短めに書きますよ!



メタリック系、黒系に塗装するパーツが多いカーモデルなので、いつも通り残りの全パーツに黒サフを吹いて細部塗装に入ろうかと思ったんですが、内装等の明るい色で塗装するパーツだけは発色を良くする為に白サフを吹きました。
内装の配色も結構迷ったんですよ。暗めのボディ色とは逆に派手目の配色にするか、ボディとの統一感をねらってシックな暗めの配色にするか。。。
実車のレクサス自体が標準で色々な組み合わせでオーダーメイド可能なので、ここはレクサスを新車で発注するときの気持ちになって楽しみたいところ。センスが問われます。若干虚しい気もしますけど、それがプラモの良いところ!
結局内装は派手に配色して、アクセントにすることに決めました。
合わなかったら塗りなおせば良いし!面倒なので絶対塗りなおさないと思うけど。
カーモデルのパーツ塗装は、塗り重ねして表現するAFVと違って、各パーツ1色の質感や配色センスがポイントだと思うので、一つ一つ結構迷いましたよー。またそれがシンプルで楽しいところではあります。

ガイアノーツのマスキングコートR

白サフのつや消し白をそのまま残したい箇所(主に内装の白い本革っぽくしたい箇所)にマスキング。
曲面が多いのでマスキングゾルを使いました。
今まではクレオスのMr.マスキングゾル改を使っていましたが、今回は巷で使いやすいと評判のガイアノーツのマスキングコートRを使ってみました。
たしかにクレオスのより粘度が低くて塗りやすい感じはしましたが、逆に乾燥後に幕が薄くなり剥がすのが難しかったです。粘着力も若干弱いので余分な部分を切り込み入れて剥がすときに一緒に剥がれたり・・・

というわけで結局マスキングテープとの併用に。




残りの箇所には皮っぽい半艶の赤をMR.カラー キャラクターレッド(C108)で塗装。
そうなんです、内装は一か八かの紅白の配色。
日本の町工場の技術が詰まったLFAには日の丸カラーを入れるべきなんです!
組み立てたときに下品になるか、違和感が出るか、はたまた良い感じになるか楽しみですね~。


起毛のフロアカーペットの塗装は、若干色あせたザラザラ目な赤を狙ってMr.カラー レッド(C3)にMr.カラー フラットベースなめらか・スムース(C189)を混ぜてフラットレッドで塗装しました。

ザラザラ感も無く鮮やかになり過ぎたので、さらにその上にMr.カラーGX スーパークリアⅢ UVカットつや消し(GX113)を砂吹きして調整しました。
理想に近い質感になりました。



カーモデルのチラ見え映えポイントのブレーキキャリパーは、ブレンボ製という事もあり定番の赤。
主張し過ぎないメタリック感が丁度良いガイアノーツのパールプレミアムレッド(GP-02p)を使用。



サスペンションのスプリングはこれまた定番の黄色で塗装。
差し色として目立たせたかったので、明るく発色の良いガイアノーツのサンシャインイエロー(005)を使用。


明るい色は塗装し終わったので、この後は黒等の暗色やメタリック系の塗装に。

とりあえずマスキングです。いやー細かくて面倒だった・・・
普段使っているタミヤのマスキングテープの幅よりも小さい範囲に貼らないといけない個所が多く、T字定規使ってデザインナイフで切るのがマジ面倒。

クレオスのMr.細切りマスキングシート
クレオスのMr.細切りマスキングシート

そんな時たまたま見つけたのが今回ご紹介するこの商品!
『Mr.細切りマスキングシート』
あらかじめ1mm&2mm幅にカットされたマスキングテープがシート状になって各1枚ずつ入ってます。お値段は定価480円!

ですが、今回はキングマンチャンネル限定特典として何も付きませんし、お値段変わらず480円!

幅が狭いので、切り出すときはフリーハンドでもそれなりに直角を出せるし、シート状なのでロール状になっているマスキングテープと違って両脇に埃が付かないのも良いところ。
いやー、これは今回の製作で一番役に立ったアイテムかも。手間や技術の無さを金で解決しようとする自分にはピッタリ(笑)
難点と言えば、粘着力が普通のマスキングテープに比べると弱いので、曲面に貼る場合は普通のマスキングテープで抑えるなどの工夫が必要です。逆に塗膜を持っていかれる事がほぼ無いので、エナメル塗装やデカールの上でも安心して使えます。


そんなこんなでマスキングをして、


他のパーツも含めて生け花をして準備完了。

全体に黒サフを吹きました。




まずはアルミ製(たぶん)のエンジンブロック、ギアボックスをタミヤラッカー フラットアルミ(LP-38)で塗装。



同じくアルミ製と思われるラジエータやサスペンションアーム等はエンジンとの質感の違いを出す為に、Mr.カラー シルバー(銀)(C8)で塗装。



フレームのアルミ部分はさらに別の素材感を出すためにタミヤラッカー アルミシルバー(LP-70)で塗装。
この塗料は光沢のあるアルミ色が綺麗です。




アンダーパネルやシャシー裏側の耐熱コート部分は丁寧にマスキングした上で、光沢のあるMr.カラー ガンクローム(C104)で塗装。

なかなか綺麗に塗り分けできました^^





ホイールや内装のエアコン吹き出し口、シートの金属部分にはMr.メタリックカラーGX GXメタルブラック(GX201)を使用。
この暗めで光沢のあるガンメタ色がポイントポイントに入ると締まるし高級感が出る気がするんですよね~。


ダッシュボード等はMr.カラー ジャーマングレー(C40)で塗装。

クレオスのジャーマングレイはタミヤに比べて暗めなのが渋くて良いですね。



どうでっしゃろか?
赤白の内装もおめでたい感じで良くないですか?図らずもGAZOOレーシングカラーっぽくもあるし!
しかし吹きこぼれが結構あるなぁ。
漏れないサイドギャザーが欲しい!





ブレーキディスクはどの塗料で塗るか、結構迷いました。
ステンレス等の金属製ならエッチングパーツのまま無塗装でも良いんでしょうけど、LFAのディスクはカーボンなんですよね。
迷ったあげく、タミヤラッカー メタリックグレイ(LP-61)を使ってみましたが、マット(桑田の息子ではありません)過ぎて微妙な仕上がりに。
苦し紛れでクリアーを吹いて誤魔化しました。
キャリパーの赤の方が目立つのでまあいいか。




ペダル、ハンドル、サスペンション等をタミヤラッカー チタンシルバー(LP-63)で。


サスペンションはマスキングしてさらにタミヤラッカー チタンゴールド(LP-62)で塗装。




吹きこぼれはあるけど良い感じ^^




シリンダーヘッドカバー、マフラーにガイアノーツ Ex-ブラック(Ex-02)を塗装。



マフラーにはその上にガイアノーツ プレミアムミラークローム(GP-08)で塗装。
イイ感じー!

前回使ったときは下地をサフのままにしてイマイチの光沢でしたが、今回は下地を光沢黒で滑らかにしておいたので理想の光沢になりました。
今回は新品状態を目指して焼き色はつけません。





最後にウィンドウにキット添付のマスキングシールを貼り付け、残りのパーツも含めてMr.カラー セミグロスブラック(C92)で塗装。


切り取り済みのマスキングシールがあるから当たり前だけど、綺麗に塗れました。

後は吹きこぼれのリタッチやちょっとした筆塗り、軽く墨入れ、少ないデカール貼って組み立てれば完成です!

 


そういや今回から、何本か持っているエアブラシを塗料によって使い分けるようにしたんですよ。
今まで適当に使ってて、クリア塗装に前使った塗料が混じったり黒にメタリック粒子が混じったり、精●にオシッコが混じったり血が混じったりしてたので。

やっぱ使い分けると混じる事もなくなるし掃除もそこそこで良いので楽ですね。
で、なんとなくメタリック用にしたエアテックスのビューティー4なんですが、よく詰まるなぁと思ってたんです。やっぱメタリックって詰まりやすいんだなぁと。
よくよく思い出すと、これ、ノズルが0.2mmだったんですよね。
エアテックスBEAUTI4+ 0.5mmノズル
でもこのエアブラシの良いところは、ノズルとニードルを交換するだけで0.2、0.3、0.5mmに換装できるんですよ。
早速0.5mmのノズルセットを買ってきて交換してみたら、もう段違いに吹きやすい。
今までなんで気付かなかったんだろうなと思いました。
ビューティー4は上記のような特徴もあるし値段も比較的安く、アルミ製ボディで軽いが良いですね。
ノズルに塗料が溜まりやすかったり、レバーの動きにスムーズさが無いのは難点ですけど。

クレオスのプロコンボーイLWAトリガータイプ(PS290)
そんな事を思ってたんですが、ふと見ると見慣れないエアブラシがあったんです。
クレオスのプロコンボーイLWAトリガータイプ(PS290)。ご丁寧にグリップまで(グリップだけで3000円・・・)。
ニードルを買いに行っただけのはずなのに不思議ですね。

クレオスのプロコンボーイLWAトリガータイプ(PS290)
クレオスのプロコンボーイLWAトリガータイプ(PS290)のノズル
これも0.5mmなのでクリア塗装用に使ってるんですが、これはノズル形状のお陰か広範囲に一気に吹き付けが出来、滑らかな塗膜が作れてめちゃくちゃ使いやすい!
いやー、記憶に無いけど高いだけあるなぁ。ボディのクリアコートする前に買っておけば良かった。
逆に噴射がやたら広がるので、細吹きは一切出来ないですね。
アネスト岩田のHP-THというエアブラシのOEMのようですが、アネスト岩田は3万円、クレオスのは定価1万7000円で実売1万円程度です。
こんなに値段が違うのに全く同じなのだろうか・・・

ということで、今回は大分短いブログになったし、一昨日投稿されたるーぱぱさんはコメントを閉じていたので、あのお方にもお許しいただけるでしょう。

ではまたー!

 


■レクサスLFAの目次(リンク)

#01 キット紹介

#02 仮組

#03 工作(ボディ以外)

#04 ボディ組立・塗装

#05 クリアコート・研ぎ出し

#06 細部塗装①

#07 細部塗装②~デカール貼り

#08 カーボンデカール貼り

#09 組立①(パワートレイン・内装)

#10 組立②(外装)

 

 


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