タミヤ カルソニック スカイラインGT-R 2003 #04 ボディ塗装・デカール貼り | kingmanの模型製作記Ⓐ

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カーモデル・戦車模型を中心にバイク、艦船、飛行機、ガンプラ等々いろんなプラモデルの製作日記をゆっくり書いてます。


タミヤ 1/24 カルソニック スカイライン GT-R 2003(R34)(24272)の製作記4回目です。
今回はボディのサフ吹きから塗装、デカール貼りまでの製作日記。

このキットのボディはざっくり下記手順で進めました。

  1. 下地研磨
  2. サフ吹き
  3. 塗装
  4. デカール貼り
  5. クリアコート
  6. サンドペーパーで中研ぎ
  7. オーバーコート
  8. コンパウンドで研ぎ出し
  9. 組み立て

結局概ね綺麗に仕上がったものの、②のサフ吹きで若干失敗しそれが後まで響きました。
まだまだ改善&修行が必要ですね。

 


・サフ吹き


まずは組み立て時に触りそうな金属パーツにプライマー塗り。
Mr.メタルプライマー改Mr.メタルプライマー改をエアブラシで吹き付けてます。


前回800番で外装パーツ全体を研磨した状態から、念のためさらにMr.ラプロス#2400Mr.ラプロス#2400(1000番相当)でざっと研磨してます。
そこにガイアノーツのサーフェイサーEVOを吹き付けました。
カルソニックブルーは、明るい鮮やかな青では無いような気がするので敢えてグレーサフを選択。
いつの間にかサーフェイサーEVOの在庫が4本ぐらい溜まってたってのもあるんですけど。


乾燥機で乾燥。



ということで?ついに乾燥機を導入しちゃいましたよ。
本来の目的の食器乾燥機としてはイマイチだけどプラモの乾燥機として有名な山善の食器乾燥機(YDA-500)食器乾燥機(YDA-500)を。
※ヤマゼン公式Twitterによると、以前売ってたYD-180とは型番が違うだけで性能は同じらしいです。
前から欲しいなとは思っていたんですけど、置き場所無いので躊躇していたんです。
でも、やっぱあると良いですね。乾燥待ちの時間が短縮できるし、塗装面に埃が付くのを防止できるし。
特にカーモデル製作にはぴったりです。


底面には食器を立てかける為の突起が出ているので、ニッパーで切り飛ばしてから使います。
また大き目の穴からパーツが落ちないよう、たまたま家にあった植木鉢用の鉢底ネット鉢底ネットを敷いてます。足りてないから買い足さねば・・・


グレーサフを吹いた状態。


いつも黒サフや白サフばかり使っていましたけど、やっぱグレーサフは下地処理の甘さが良く見えますね。
合わせ目を消しきれていませんでした。

あとフードトップモールのスジボリが途中で途切れている事に今更気付き、スジボリを追加。

修正してサフを吹きなおしてます。
綺麗に吹けているように見えるんですが、この時点でちょっと失敗してたんですよね。
サフの希釈が濃すぎてちょっと柚子肌になってました。
プロユースシンナープロユースシンナーで(何となく)2倍ぐらいに希釈して吹いたんですけど、3倍以上にしておけば良かった。
もしくはここで一旦高番手のサンドペーパーで平滑にしておけば。
このときの微妙な凹凸のせいでデカールが密着しなくて苦労しました。
次回から気を付けよう。
「過ちを気に病むことはない。ただ認めて、次の糧にすればいい。それが、大人の特権だ。」
と全裸マスクも言ってました。

 

 

・塗装


カルソニックカラーの日産レーシングカーを作るときの大きなポイントでもある塗料選び。
カルソニックブルーは毎年変わると言われていますし、写真によっても色味が変わるので結局は好み。
という事で、一旦この4色を比較してみる事にしました。
写真左から
ハセガワ等のR32カルソニックスカイライン等で指定されているMr.カラーのインディーブルー(C65)インディーブルー(C65)
フィニッシャーズのカルソニックブルー用塗料のソニックブルーソニックブルー
(イラストからおそらく35GTR用の)バルケッタのカルソGTブルー、
タミヤのカルソニックカラーのキット全般で指定色になっていて、このキットでも指定色になっているタミヤのブリリアントブルー(TS-44)ブリリアントブルー(TS-44)



とりあえずカラーチップカラーチップに塗装して見比べ。
カルソGTブルーが濃いめ(暗め)、ソニックブルーが明るめ、インディーブルーとブリリアントブルーが中間って感じです。

ついでにガイアカラーのウルトラブルー(004)、タミヤラッカーのピュアーブルー(LP-6)も追加。
ピュアブルーも鮮やかで捨てがたい。
最近のカルソニックGT-Rは濃い目の青だけど、この車両は割りと明るめのイメージだったのでフィニッシャーズのソニックブルーを使う事に決めました。
下地がグレーなので微妙に暗くなって丁度よくなりそうだし。




フィニッシャーズの指定通り、ピュアシンナーピュアシンナーで3倍に希釈したソニックブルーを塗装。
乾燥機にかけながら3回ぐらいたっぷり吹き付けました。
サフで出来た柚子肌が残っているものの、色味に的には理想通り。まるで成形色に戻ったかのようw
ここで一回塗膜を平滑にする処理をしておけばなぁ。
あとドア上端の色が薄いのも反省点。
若さゆえの過ちです。

 

・デカール貼り


デカールはこんな感じ。
チームIMPALの車両は、カッコイイ割りにデカール少なめなのが良いですね。
スポンサーにはタミヤの他、ミニカーやF1キットでお馴染みのエブロも。
エブロは元タミヤ社員の模型作家、木谷真人さんが独立して立ち上げた国産ブランドなんですよね~。
下記URLの木谷さんへのインタビュー記事が模型愛に溢れていて面白かったです。

 




大き目のデカールから貼っていきます。
カルトグラフ製のデカールなので強めで貼りやすいです。
ただ、やっぱ塗膜がデコボコしているので密着しきれない箇所が・・・

マークソフターで塗膜が溶けたり、マークセッターの跡がシミになったり・・・

ゼッケンの部分は段差に密着させようとマークソフターを付け過ぎたら流石に溶けました。リタッチし易い箇所で良かった。


フードのエアアウトレットの日産のロゴは、貼りやすいように3分割されています。ちょっとずれたけど。

フロントバンパーのCOCKPITのロゴはエアロパーツと位置を合わせる必要あり。これもちょっとずれた。
この辺から、いつも使っているクレオスのマークセッターではなく、タミヤの透明なデカールのりデカールのりを使いだしました。
タミヤの方は軟化剤が入っていないけど、多めにつけても跡が残らないので平面には使いやすいと思いました。


位置的には綺麗に貼れました。若干シルバリングしてるものがあるけどクリアコートで何とか・・・
やっぱレーシングカーはデカールを付けると一気にカッコよくなりますね!


右側の給油口パーツが微妙にデカールと被るので、このタイミングで塗装して取り付け。
ボディ色をマスキングした上で、給油口のリング部分にMr.カラースーパーメタリック2 スーパーステンレス2Mr.カラースーパーメタリック2 スーパーステンレス2をエアブラシ塗装。
黒い部分はタミヤエナメルのセミグロスブラックを筆塗り。
良い感じに塗れました。


ボディのデカール貼り完了!



最後にキット付属のマスキングシールを使ってクリアパーツに塗装した上で、

前後ウィンドウ、ヘッドライトレンズにデカール貼り付け。

このヘッドライトのデカールは綺麗に貼り付けるのが地味に難しかったです。
デカールのりやマークソフターを使って何とか貼れたものの、クリア中に際が剥がれてきたり気泡が浮いたり。
後からエナメル塗料でリタッチしまくってます。


長くなり過ぎたので今日はここまで。
ではまた!

 


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