タミヤ 1/12 ドゥカティ 1199パニガーレS(14129)の製作記3回目です。
今回はカウルとホイールへの塗装、デカール貼り、クリアコート、研ぎ出しの製作日記。
今回のパニガーレも先に全パーツ塗装して、最後に一気に組み立てる方法で作ります。
仮組みをばらして洗浄後、タッパーに詰めてお弁当にしました。どれも歯ごたえがあって美味しそうですね。
暑さのせいで意味分からない事を書いてしまいましたが(本当は今日はベランダにしか出てませんが)、外装、金属色で塗る内装、黒で塗る内装、クリアパーツ、金属パーツ、ネジに一旦分類。
まずは全パーツにサフ吹き。タッパーに分けたのはなんだったんでしょうか?
サフは、明るい色で塗装するホイールを含む外装パーツにはガイアノーツのエヴォホワイト 、内装パーツにはエヴォブラック 、金属パーツにはクレオスのMr.プライマーサーフェイサー1000 を使用。
・外装塗装
今回は実車通りの塗装(ドゥカティと言えばのイタリアンレッド、または黒)ではなく、パニガーレ959の白カウルに赤ホイールという配色を若干アレンジしたオリジナル塗装で行きます。
ドゥカティなのに赤を一部にしか使ってないっていうのが、逆に赤が映えてカッコイイんですよね~。
なので白の面積をなるべく多くする為、実車では黒やカーボン地になっているフロント、リアフェンダーも白にします。
市販車の模型はカラーリングで遊べるのも面白いところです。配色を考えるのも楽しいし。
まずはカウルへのホワイト塗装から。
塗料選び自体はあまり迷わず、明るすぎない白のMr.カラーGX クールホワイト を使用。
で、なぜか写真に塗料以外のものも写っていますが、それが今回初めて使ってみたフィニッシャーズのピュアシンナー 。
カーモデルやバイク模型等の艶アリ塗装やメタリック塗装に特化したシンナーで、強い溶剤成分によって塗料を細かく溶かし、綺麗な発色や塗膜の綺麗さ、光沢を出しやすいのが特徴とのこと。
使う前は、シンナーだけでそんなに変わらないでしょう。フィニッシャーズの塗料を使うならこれを使った方が良いんだろうけど。ぐらいに思ってたんですよ。
で、試しに使ってみたらこれが全然違う。
エアブラシで吹いた瞬間に塗膜が滑らかになってざらつきが全然無い。
しかも塗料の乾燥が早いのでわりと厚塗りしても垂れず、滑らかな光沢が出しやすい。
早く乾くお陰で埃が付きにくいのも地味に良い所。バイクやカーモデル製作は埃との戦いでもありますからねー。
もっと早く使ってれば良かった、って思いました。
そんな感じでホワイトを吹いたカウルがこの写真。
白なので光沢がわかりにくいですけど、いつもより全然滑らかな塗膜になってます。
上にクリア吹くだけで十分なんじゃないかってぐらい。
続いてホイールの塗装。
こっちは塗料選びに悩みました。
実車のパニガーレ959の赤ホイールは、ドゥカティお馴染みのイタリアンレッド(タミヤの指定色もイタリアンレッド)ではなく、若干蛍光レッドっぽい鮮やかさがあるんですよね~。
そしてその鮮やかさが、少ない面積でも目立って映える要因になっている気がするんですよ。
で、なんやかんや検討して決めたのがこの色。
マクラーレンのマルボロレッド用の「バルケッタ FORMULA 蛍光RED/MPCOLOR」と「Mr.カラーGX ハーマンレッド」を1対1ぐらいで調合して塗りました。
蛍光レッド過ぎず赤過ぎない、イメージ通りの色味になりました。
・デカール貼り
次はデカールの貼り付け。
市販車なので外装に貼るデカールは少ないです。
ボディ色をレッドにした場合とブラックにした場合用に2パターン用意されてます。
今回はブラック用の⑫~⑯を使用。
ホイール用の赤いラインのデカールは、綺麗に貼るのが難しいらしいんですがホイール自体が赤いので使用しません。
デカール自体が小さいし塗膜を滑らかに出来たので綺麗に貼れました。
・クリアコート
まずは効果があるのか未だに分からないけど、紫外線による退色対策でMr.カラーGX スーパークリアⅢ UVカット光沢 を砂吹き気味に吹き付け。
おまじないか気持ち的なものなのかもしれません。
ここでもピュアシンアーを使用しているんですが、乾燥が早いのでデカールへのダメージが少ないらしいですが気持ちの問題かもしれません。
そのあと、ガイアノーツのEx-クリアー を3回ぐらい思いっきり吹きました。
ここでもピュアシンナーの威力が発揮され、いつもより少ない時間&回数で満足のいくクリア層が出来たと思います。
吹きっぱなしでも濡れたようなヌメヌメした光沢が出ているのがおわかりいただけますでしょうか?
デカールの段差も目立たないし、研ぎ出ししないでも大丈夫そう。
あとはコンパウンドで磨くだけで十分かな、と思ったんですよ。
で、コンパウンドで磨いていたら・・・
力を入れ過ぎてサイドカウルのクリア層にヒビが入りました(1199の11のあたり)、本当にありがとうございます。
研ぎ出し&オーバーコートで修正しますよ。やれやれ。
・研ぎ出し
2000番~3000番相当のラプロスとスポンジヤスリでざっと研ぎ出し。
デカールの段差も無いので適当です。
・オーバーコート
シンナーにハマった今回、せっかくなのでピュアシンナーと並んで有名なクアトロポルテのマルチシンナー も試してみました。
届いたのがこのタイミングだったのでオーバーコートにだけ。
これも乾燥が早いんだろうと思って3倍希釈したクリアを思いっきり吹いたら、思いっきり垂れましたw
3倍希釈してるといくら乾燥早くても流石に垂れますね。2倍ぐらいでよかったのかも。
オーバーコートではピュアシンナーとの違いはよく分からなかったけど、綺麗に仕上がりました。
・コンパウンド磨き
あとはMr.コンパウンド 細目 、
ハセガワ セラミックコンパウンド 、
ハセガワ コーティングポリマー の順でざっと磨いて出来上がり。
塗膜そのものが綺麗に仕上がってると艶出しも楽ですね。
夏がくれば思い出す~
涼しくなった夕方でかつ短くした散歩でも死にかけるキングマン。
このあとだっこして帰るのが重いし暑苦しかったけど、それもまた良い思い出。
明日1か月ぶりに会社に行かないといけないんですよ。PCの電源入れるだけの為に。
行きたくねー。
最後に、くまパパさんお誕生日&還暦おめでとうございます(ギリギリ間に合った)!
今度お祝いで60にちなんだプラモを持っていきますね!
(風物詩シリーズの1/60だんご屋かうなぎ屋が有力)
ではまた!
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