アオシマ 1/20 未来少年コナン ロボノイド ダイス船長版の製作記5回目です。
最終回は完成写真と製作まとめ、キットの感想等。
■完成写真
・ロボノイド
・ダイス船長とドンゴロス
・ダイス船長とロボノイド
■キット情報
メーカー:アオシマ
スケール:1/20
製品名 :ロボノイド ダイス船長版
型番 :未来少年コナン No.4
発売日 :2019年10月
定価 :5,280円
■塗装レシピ
・下地
ロボ:ガイアノーツ サーフェイサーEVOブラック(GS-03)
フィギュア:Mr.プライマーサーフェイサー1000(グレータイプ)
・ロボノイド
機体:Mr.カラー RLM82 ライトグリーン(C122) ⇒ Mr.カラーGX GXクリアブラック(GX101) で暗部を塗装⇒ Mr.カラー グリーンFS34227(C312) で明部を塗装
シート:タミヤラッカー ジャーマングレイ(LP-27)
操縦桿:Mr.カラー ニュートラルグレー(C13)
エンジン:タミヤラッカー フラットアルミ(LP-38)
その他細部:タミヤアクリル、タミヤエナメルの色々な色の筆塗り
・フィギュア
ズボン、ダイス船長の襟元:Mr.カラー ブルーFS15050(C328)
ドンゴロスの帽子、上着:Mr.カラー ブルーFS15044(C326)
ダイス船長のブーツ、ドンゴロスの靴:Mr.カラー レッドブラウン(C41)
ダイス船長の上着、帽子上部:ガイアカラー Exホワイト(Ex-01)
顔や手等:Mr.カラー 薄茶色(C51)
ダイス船長の帽子のエンブレム:ガイアカラー スターブライトゴールド(122)
・台座
タミヤラッカー ライトグレイ(LP-34)
・クリアコート
ガイアカラー Exフラットクリアープレミアム(Ex-10)
■ディティールアップ、改造ポイント
- 胴体前面のハッチを開口し、ギアボックスが見えるように加工。ハッチとギアボックスにネオジム磁石を仕込み、ポロリしないようにした。
- 胴体背面のハッチを開口し、エンジンが見えるように加工。
■注意点
- 関節内部に差し込むスプリングピンは長さ違いで4種類入っているが、微妙な違いなので組み間違いに注意。予備も無い。
- フィギュアはバリが結構多いが、軟質素材のため削りにくい。
- 手首、足首部分の球状の関節パーツはABS樹脂の為、ABS用接着剤が必要。
- 手足の内部メカはダボがキツく、ちゃんと奥まではめ込まないと円筒状のカバーがなかなか入らない。
- 関節の球体状パーツの合わせ目消しをする場合は、
- フィギュアを塗装した場合は、組み立て時に塗装が剥がれないように注意。軟質素材なのとはめ込みがキツイので、無理やり組むと塗膜が剥がれる。
- 胴体前面のライトの反射板はデカールが付属しているが、貼りにくいので塗装で仕上げた方が綺麗に仕上がる。
- 関節が緩めなので、そのまま組むとへたりやすいかも。
- 胴体と腕の接続部分が外れやすい。
■感想
モチベーションが上がらず完成まで時間がかかりましたが、全体的には組みやすいキットだったと思います。
塗り分けが必要なパーツは、細かいところ以外はパーツ分割されているのでマスキング不要。
特にフィギュアは塗装色ごとに細かくパーツ分けされているので塗装が楽(逆にフィギュアの合わせ目を消す場合は大変かも)。
フィギュアの命の顔の造形もしっかりしていて、アニメのイメージをちゃんと再現しています。
眼と眉毛はデカールが付属していてモールドにピッタリ合うので、難しい眼の塗装は不要。
またダイス船長とドンゴロスは似たようなパーツがありますが、それぞれダボの形状が違うので間違って組むこともありません。
ロボノイドの方もプロポーションは良好でアニメのイメージ通りです。
合わせ目消しもほとんど必要なく、合いも良い(キツ過ぎる気もしなくはない)ので作りやすいです。
腕と脚の内部がスライドして延長するようになっていて、かなりの関節をの可動域を確保しています。
それによって自由なポージングが可能になっています。劇中の再現も自由自在?
関節内部に仕込むスプリングピンによって関節をへたりにくくしているみたいですが、結構緩いのであまり遊びまくっているとへたってしまうかも。
胴体を裏側にあるガイドのモールドに沿って切り抜けば、ギアボックス的な内部メカやエンジンを完成後に見る事ができるギミックも付いてます。
手足にも内部メカが再現されているのですが、完成後に装甲を取り外しするのが難しいので今回はオミット。
簡単に作ろうと思えば作れるし、拘ろうと思えば拘れる、そんなキットだと思います(自分は出来る範囲で作りました)。
まあ、何より古いアニメの未来少年コナンのキットを今出してくれているのはアオシマだけなので、それだけでもファンは買う価値あるんではないでしょうか。
ほぼ緑一色のロボノイドはまだしも、フィギュアは塗装しないとキン消し状態なので普段プラモを作らないコナンファンには若干敷居が高いかもしれませんが、ざっと筆塗りするだけでも見栄えするとは思います。
次回からは今作ってるドイツ機の製作日記に入ります!
ではまた!