モンモデル レオパルト2A7 #08 塗装(迷彩塗装) | kingmanの模型製作記Ⓐ

kingmanの模型製作記Ⓐ

カーモデル・戦車模型を中心にバイク、艦船、飛行機、ガンプラ等々いろんなプラモデルの製作日記をゆっくり書いてます。

モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル 1/35 TS-027 ドイツ主力戦車 レオパルト2A7の製作記8回目です。
 
塗料や工具の配送待ちをしてたりして、前回の基本塗装から2週間近くかかってやっと迷彩塗装が終わりました~。
ドイツな気分を高める為に(嘘)日比谷のオクトーバーフェストに3回程行ったりしてたせいでもあります。プロースト!
今回のキット製作の山場だと思っていたので、(いつも通り四苦八苦しましたが)一応無事に終わって良かったです。
というわけで製作記です。
 
エアテックスのエアブラシクリーナーボトル ケトル2とエアブラシニードル
まずこれが無いと塗装できない、前回曲げちゃったニードルの代わりが届きました。タミヤ、クレオスのニードルと違ってヨドバシでも扱ってるので便利!
ついでに同じAIRTEXの「エアブラシクリーナーボトル ケトル2」を購入。今までエアブラシ掃除するときはゴミ箱に吹いてましたが、やっとお犬様に嫌な顔されずに済みます。
パグ
しかしヨドバシドットコム・・・色々便利でいつも重宝しているんですが・・・詳細は(たぶん)後述もしくはそのうち書きます。
 
ファレホと専用シンナー
そしてファレホ用の溶剤と追加塗料も届きました。
溶剤は売ってるところが(クレオスやタミヤに比べれば)少なかったのと容量があまり多くないので、まとめ買い。
塗料は迷彩にグラデーションかける為に白、黒、迷彩の濃色・明色を購入。極東工廠さんに教えていただいた、エアブラシ用の方です。
これだけでいくらかかったんだろ・・・これも後述しますが、あまり使わないかもしれないのに・・・
 
モンモデル レオパルト2A7にハイライト塗装
モンモデル レオパルト2A7にハイライト塗装
モンモデル レオパルト2A7にハイライト塗装
モンモデル レオパルト2A7にハイライト塗装
とりあえず、前回塗装した基本塗装のNATOブラックにグラデーションかけました。
黒を混ぜた暗色を吹いて、白を混ぜた明色を吹きました。明色の方がちょっと白すぎる気もしますが、ウェザリングしたら丁度良くなってくれるかな。
このままでもジャーマングレー1色のタイガーっぽくてカッコイイかも^^
 
モンモデル レオパルト2A7にハイライト塗装
と、ここでちらほら塗装が剥がれだします。トトロさんに教えていただいた通り塗膜がホント弱い。
軽く何かにぶつけたり、ツメが当たっただけで簡単に剥がれますね。
写真は(プライマー入りのサフ吹いたものの)金属砲身なので仕方がない気もしますが、プラパーツの部分も簡単に剥がれます。塗膜が弱いと言われているタミヤアクリルよりも全然弱いですね。
これまたトトロさんに教えていただいた通り、迷彩塗装を終えて早くラッカークリアで保護したいんですが、それまでは気を使ってしょうがなかったです・・・
 
そしてついに迷彩塗装に入ります。
エアブラシでの気合のフリーハンド迷彩塗装は気合と技術が足りないのでやらず、ちょっと手間はかかるけ失敗しなそうなブルタックでのマスキング塗装をします。NATO迷彩の短いボケ足も出しやすそうですし。
長光 ボスティック(Bostik) 粘着ラバー ブル・タック
長光 ボスティック(Bostik) 粘着ラバー ブル・タック
ブルタックはひっつき虫と同じような、壁を傷つけずにポスター貼る為の文具(?)ですが、素材自体はちょっと硬めの練り消しのようなものですね。
製品パッケージによると「ブル・タックはオーストラリアで古くから人気を持つ信頼性のある製品ですので、安心してご使用いただけます。」とのことです^^
1パック350円ぐらいですが、マスキングテープとの併用はしなかったので結局5パック使いました。マスキングテープと違って(たぶん何度でも)再利用できるので良しとします。
 
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
NATOブラックと他の色の境界線に棒状にしたブルタックを貼り付けます。
練り消しと同じ要領で何度か指先でこねると摩擦で温まって柔らかくなるので、迷彩の模様に合わせやすくなります。
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
その上に板状に伸ばしたブルタックをNATOブラックの箇所を覆うように、かつなるべく塗装面に付かないように置いていきます。
ここはマスキングテープで覆う方法もあるみたいですが、形状合わせるのが簡単なのと、マスキングテープの粘着力だとちょっとでも触れただけで塗装剥がれそうだったのでブルタック使いました。
デメリットは、剥がした後のカス取りが若干面倒なのと、結構な量のブルタックが必要になりマスキングしていくうちにどんどん重くなって取り回しがしずらくなる点ですかね。
 
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
車体の盛り付け終了~。
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
砲塔も終了~。
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
気持ち悪っ。スライムに襲われてる戦車って感じですね。
 
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
2色目のNATOブラウンを塗装。
ここでやっと気づいたのですが、モンモデルのMENG COLOR(ファレホのOEM)を前回アクリル塗料や水道水で薄めようとして失敗しましたが、コレ、中身は普通のファレホではなくエアブラシ用のファレホエアーですね。たぶん。
専用シンナーで薄めて試し吹きしてみましたが、薄くなりすぎるし、グラデーション用に薄めるときも塗料1:溶剤1~2ぐらいの濃度が丁度よかったので。
も~、先に言ってよ~!シンナー大量に買っちゃったじゃーん・・・って思った後にMENG COLORのパッケージの英文(英語だし面倒なので見てなかった)を改めて見てみたら、
「この塗料は専用シンナーや水でも薄められますが、元々エアブラシ塗装に最適な濃度に調整されています。」
的なことがしっかり書いてありました(^^;
中国のメーカーだし、MENGってインストとかも不親切なところがあるしって先入観で注意書き良く読んでなかったです。
仕事でもさんざん中国のお世話になってるのに、改めて先入観を持つのは良くないと反省・・・
実際(国の事は知らないし置いておいて)仕事(IT系)でお付き合いのある現地の会社やその社員のみんなは、向上心とやる気と野心がホント素晴らしいので。あと中華美味いし(笑)
そういえば、この前その中国の会社のお友達が来日したので飲みに行ったんですが、自分はMENG MODEL等の中国模型メーカーの凄さを褒め、向こうはお台場の実物大ユニコーン(完成前だけど見に行ったらしい)の完成度を褒めるっていう謎のマニアックなよいしょ合戦が・・・
 
む、台風の3連休で時間を持て余しているからか、文章が長いな。
読んでいただける方もうんざりしちゃうし残りの塗装したいので、ここからは巻きで(笑)
 
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
解りにくいかもしれませんが、2倍ぐらいに薄めた暗色、明色でグラデーションかけ。
暗色の塗装が若干濃すぎて失敗気味ですが、ウェザリングでカバーすることにしてスルー。
 
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
同じようにNATOブラウンのマスキング。
マスキングしての迷彩の場合、一番面積の広い色(レオ様の場合はNATOグリーン)を最後に吹く方がマスキングの面積が狭くなって手間を省けますな。
実機の塗装順と違ってしまうので、よーく見るとなんか違う感じになっちゃうのは難点ですが。
 
とはいえ結構な量のブルタックを盛り付けているので、かなり重いです。
 
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
最後の3色目!NATOグリーンの吹き付け。
こいつは下地の色のせいか、さすがのファレホでも一発では下地の色を隠ぺいできませんでした。
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
まあ、逆に黒下地がうっすらと残ってイイ感じではあるんですが、ブラウンの下地も透けちゃってるので二度塗り。
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
転輪、シムファイヤ等の小物たちもやっと塗装。
OVMはオリーブドラブで塗るので放置。
 
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
わかりにくいですが、グラデーションかけ。
この塗装の難点は、3色合わさったグラデーションの塩梅がマスキング剥がすまでわからない&ブルタックが邪魔で細かい箇所のグラデかけがしにくいところがありますね。
 
 
さあ、緊張の一瞬。マスキング剥がし!
上手くいってるのか、はたまた失敗か・・・チマチマした地味な模型作りでも(そんな作業が大好きですけど)、ドキドキしちゃうポイントですね。
ファレホの塗膜の弱さも考慮してなるべく慎重に剥がします。
 
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
お、イイ感じ!ブルタックに接してた淵の部分の痕が残ってますが、しばらくすると消えました。
モンモデル レオパルト2A7にブルタックで迷彩塗装
あー、やっぱエッチング部分の塗装が剥がれた~。
カス取りも若干面倒ですが、丁寧に小さくまとめたブルタックを押し付けてあげると綺麗に剥がれます。
 
ブルタックで作った巻きグソ
 
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
そんなこんなで全部剥がし終えました。
ブルタックのパッケージに「室温が低いと剥がれやすくなります」との記載があったので、それを逆手にとって冷蔵庫で1時間ぐらい冷やしてから剥がしたことろ予想通り粘着力が低くなって剥がしやすかったです。
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
それなりにいい感じなんじゃないでしょうか^^
グラデーションがキツ過ぎる&汚いってのは今後の課題として(笑)
 
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
ただ、やっぱエッチングの箇所はマスキング剥がすときに結構一緒に剥がれちゃいましたね~。一部のプラ部分も。
砲塔や砲身なんてかなりがっつり持ってかれてます・・・
ファレホの塗膜の弱さのせいなのか、金属パーツ部分に単品のプライマーを塗らず、プライマー入りサーフェイサーで横着しちゃったからなのか。
 
この後、筆塗りでリタッチ。
エアブラシ塗装部分と筆塗り部分の質感がはっきりわかっちゃう感じにしか塗装できません・・・皆様、どうすれば上手くいくんでしょう・・・
筆塗りだと(世間では塗りやすいと言われてますが)塗りにくいのはエアブラシ用のファレホだからなんですかね。
 
そして、もう気を使ってしょうがなかった塗膜を一旦保護する為に、やっと強力塗膜のラッカーのつや消しクリアを吹きました。
今回はクレオスの「Mr.COLOR GX No.113 スーパークリアⅢ UVカット つや消し」っていう何やら強そうなクリア塗料を使いました。
アクリル塗料の上への吹き付けだったので、塗装が溶けてしまわないかちょっと心配でしたが、
レベリングうすめ液で2~3倍に薄めて遠目から何度か吹いたところ、特に問題なく完了。
塗膜が弱いこともあり、それなりに多めに吹き付けちゃいましたが全然問題なかったです。
 
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
モンモデル レオパルト2A7にNATO迷彩塗装
 
やはりちょっとグラデーションが微妙な感じがしますが、ボケ足もちょうどよい感じですし、私レベルでは上手くいったと思えるので満足です!
ブルタックマスキングは楽だったし、ファレホは発色良くて塗りやすいけど気を使うってことがわかって今回もお勉強になりました!
あと、無駄に製作記長くてごめんなさーい
 
ではまた!おやすみなさ~い
寝てるパグ
 

■モンモデル レオパルト2A7 の目次(リンク)

#01 キット紹介
#02 組立(車体下部①)
#03 組立(車体下部②)
#04 組立(車体上部)
#05 組立(砲塔①)
#06 組立(砲塔②)
#07 塗装(基本塗装)
#08 塗装(迷彩塗装)
#09 塗装(細部塗装~スミ入れ)
#10 ウェザリング~仕上げ
#11 完成

 


■広告

・長光 ボスティック(Bostik) 粘着ラバー ブル・タック 45g

amazon⇒

Yahoo!ショッピング⇒

 

・モンモデル(MENG MODEL)1/35 ドイツ主力戦車 レオパルト2A7 MENTS-027

amazon⇒

Yahoo!ショッピング⇒

 

・ボイジャーモデル(VoyagerModel)1/35 レオパルト2A7 エッチング基本セット モンモデルTS-027用 #PE35859

amazon⇒

 

・ボイジャーモデル(VoyagerModel)1/35 レオパルト2A7 120mm L/55 金属砲身セット モンモデルTS-027用 #VBS0513

amazon⇒