タミヤ F-14Dトムキャット #02 コクピット・前脚収納庫の塗装・組み立て | kingmanの模型製作記Ⓐ

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タミヤ 1/48 グラマン F-14D トムキャット(Item No:61118)の製作記2回目です。
今回はコクピット、前脚収納庫の塗装と組み立て。

 


・工作


いつもだと仮り組みをして完成形を確認後、一旦ばらしてから工作をして、バラバラのまま塗装⇒組み立てという工程で作る事が多いのですが、このキットは精度も組み立てやすさも折り紙付きですし、エアモデルはコクピットを先に組んで塗装しないといけないのでインスト通りに製作して行きます。
ということでまずはコクピットの製作から。


コクピットのパーツはこの2枚のランナーにまとめられてます。
ランナー数の多いキットですが極力まとめられているのでこの辺も作りやすいポイント。


バスタブ状のコクピット本体は一体成型されているので楽です。


後席のフットペダルを切り落とし、


エデュアルドのエッチングパーツに置き換えました。
フットペダルはほとんど見えなくなるので自己満ですね。
でも、こういうほぼ無駄で地味な作業も好きです。


更に見えなくなる足元をディティールアップ。
オシャレは足元から、と言いますしね!



前席のフットペダルや通気口(?)もエッチングパーツに置き換え。



計器パネルやスイッチパネルはエデュアルドの3Dデカールを貼るのでキットのモールドをヤスリで削り落とします。
キットのモールドも良い出来だから若干勿体無いけど・・・




一通りのパーツを合わせるとこんな感じ。どのパーツもパチピタです。


インストでは後で作るようになっていますが、射出座席も先に組んで塗装しちゃいます。
ここもランナーまとまってます。


組んでコクピットに仮置きするとこんな感じ。
ほぼ見えなくなる座席の背面もちゃんと再現されていて精密です。


コクピットと一緒に機体に挟み込むことになる前脚の格納庫も一緒に作ります。
ここは板状のパーツを箱組みするのですが、噛み合わせ部分がしっかりしているのでキッチリ綺麗に組めます。
こういうところもタミヤのキットの良さですよね~。
格納庫内のディティールも充分です。
最初はこの辺にリード線で配線を追加してディティールアップしようと思ってはいたのですが、実機写真をみたら配線だらけで面倒臭くなったのでやめました。

 


・塗装


一旦バラして塗装します。
まずは全パーツにガイアノーツのサーフェイサーエヴォブラックを吹き付け。
塗装色はハセガワ等Mr.カラーで色指定されているF-14のインストを参考に決めました。


格納庫内のシリンダー等のクロームシルバー(X-11)指定のパーツにMr.カラー スーパーメタリック2 スーパークロームシルバー2(SM206)を吹き付け。


スーパークロームシルバー2を吹いた箇所をマスキングし、格納庫をMr.カラー ホワイトFS17875(C316)で塗装。
フラットホワイト(XF-2)が指定されているパーツは全てこの塗料を使用しました。


コクピット本体はタミヤカラー スカイグレイ(XF-19)が指定色ですが、近似色のMr.カラー グレーFS36231(C317)で塗装。


ミディアムグレー(XF-20)が指定色のコクピット側面のパーツはMr.カラー ダークシーグレー(C25)を使用。


座面や操縦桿の根元等のカーキ(XF-49)が指定色の部分はそのままタミヤアクリルを筆塗りしました。


こんな感じで一通りのパーツの塗装終了。
細かい箇所はインストの指定色通りの色をタミヤアクリルで筆塗りしています。

 


・コックピットに3Dデカール貼り付け


コクピットにエデュアルドの3Dデカールを貼り付けます。


普通のデカールと同じように水に付けて台紙から剥がして貼り付けます。
ノリが弱いので貼り付け面にクラフトボンドを塗布して補強してます。
デカールなのに凹凸があって流石3Dデカール。良い感じです。簡単だし。

 


・ウェザリング


まずはMr.ウェザリングカラーを使ってウォッシングと墨入れをします。


前脚収納庫はベースが白なので目立ちすぎないようマルチグレーで控えめに墨入れ。


コクピットは全体にグラウンドブラウンで墨入れをして、

座面等カーキ色の部分はステインブラウンでウォッシング。

射出座席はグレイッシュブラウンで埃っぽい感じが出るようにウォッシング。

一旦こんな感じになりました。

奥まったところにシェードブルー、光が当たりそうな部分にはハイライトとしてマルチホワイトを塗布してざっとふき取り。



さらに油彩の黄色、山吹色、茶色、緑、白、青等を適当に塗ってふき取るフィルタリング(ドッティング)をして深みを出そうとしてみました。

シートとかは良い感じになった気がします。


前脚格納庫の油汚れが付いてそうな箇所には、AKインタラクティブのエナメル系ウェザリング塗料のケロシンリークス&ステインズ(航空機燃料のシミ汚れ用)、シャフト&ベアリンググリース(航空機エンジンのグリース汚れ用)を使ってウェザリング。
エアモデル専用のウェザリング塗料だけあって使いやすいです。濃度もウェザリング用に調整してあります。


最後にコクピット全体にタミヤエナメルのフラットホワイト(XF-2)、バフ(XF-57)でドライブラシをかけました。

ちょっとやり過ぎたかもしれません。


AKインタラクティブのウェザリング用色鉛筆も買ってはいたんですが、まだいまいち使えこなせませんでした。外装のウェザリングのときに再チャレンジします。

 


・組み立て


ということで、全てのパーツの塗装とウェザリングが終わったので組み立てます。

それっぽくなったかな。


座席股下の脱出用ハンドルもエデュアルドの3Dデカールが対応しているので、それを貼り付け。
ここのトラ柄の塗装を筆塗りでしなくて良いのも楽で良いですね~。

計器板のハンドルは3Dデカールに金属製の塗装済みエッチングパーツが付属しているので、それを接着。
接着面が小さいので接着が難しいです。デコプリンセスを使って接着しました。


座面にシートベルトを貼る前にウェザリングの保護と光沢を落ち着かせる為、タミヤのつや消しニスを塗りました。

蓋にハケが付いていてささっと塗れるので便利です。


エデュアルドの着色済みエッチングパーツのシートベルトを取り付け。
座席に合わせて曲げるときに塗装が剥げないか心配でしたが、大丈夫でした。



射出座席をコクピットに取り付けてみた状態。
コクピットを機体に取り付けてマスキングするときに邪魔になりそうなので、座席は接着せず取り外せるようにしてます。



側面のパーツを接着してコクピット完成!
良い感じにできました^^



最後に前脚格納庫の組み立て。キットのまんまですが良いですね。

コクピットと接着して機体に取り付けられる状態になりました。
今回はここまでです。

 




最近羽田空港の近くに引っ越したのですが、散歩がてらに飛行機を眺められて良いです。




特に夜の第二ターミナルの屋上展望デッキが夜景も綺麗で風通しも良く、テーブルやベンチもあって飲食自由なので売店でビール買って眺めるのが気持ち良くてオススメです。

ではまた!