タミヤ フェラーリ SF70H #03 塗装準備・塗装① | kingmanの模型製作記Ⓐ

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カーモデル・戦車模型を中心にバイク、艦船、飛行機、ガンプラ等々いろんなプラモデルの製作日記をゆっくり書いてます。


タミヤ 1/20 フェラーリ SF70H(Item No:20068)の製作記3回目です。
今回はスジ彫り、合わせ目消し、下地処理、下地塗装等をするだけの地味な製作日記。


仮組みをばらしました。
パーツ自体はそれ程多くはないのですが、それでも色々難しくて時間かかりました。
このキットは組み立て後の形状が複雑なのでバラバラの状態で塗装した方がカーボンデカール貼りや研ぎ出しはしやすいのですが、各パーツの合いが良すぎるのとクリアコートするパーツが多いので塗膜が厚くなると組み立てに苦労します。
その辺の進め方が難しいところのひとつ。


押し出しピン跡はこの時点で全て処理しておきます。



こういう細かい箇所の合わせ目消しも綺麗に仕上げる為には大事ですね。


キットのスジ彫りが浅いわけではないのですが、そのままだとクリアコートで埋まりそうなので彫りなおして深くしました。
ファンテックのスジ彫りカーバイト0.2mmファンテックのスジ彫りカーバイト0.2mmを使ってます。

左がキットのまま、右が彫りなおしたもの。
キットのスジ彫りより微妙に太くなる0.2mmが丁度良かったです。

コクピット周りには細かいスジ彫りが多いので丁寧に。

エンジンカバー後方のスジ彫りは元々浅いのとラインがはっきりしないので難しかったです。
ガタガタになっちゃいました。


インストに指示されている通り、まずはモノコック内側を黒で塗装しました。
タミヤラッカーのセミグロスブラックタミヤラッカーのセミグロスブラックを使用。
ここを塗装しておかないとモノコックの合わせ目消しができないのです。
ついでにエンジンカバーやインダクションポッドの内側も塗装しちゃいます。
外側に黒が回ると隠蔽するのが大変そうなので、ちゃんとマスキングしておきました。

こんな感じ。
でも、あとで書きますけどこの作業はあまり意味無かったですねー。
組んで外装塗装した後に筆塗りするだけで大丈夫だと思います。



モノコックを組み立てました。
コクピットからノーズにかけて黒い線になって浮き出ている合わせ目は消さないといけません。

インダクションポッドの付け根や

ポッドウィングの付け根、

ノーズ裏側の合わせ目も実車には無いものなので消します。面倒臭いけど。

あと、インストではアンダーパネル側に接着する指示になっている黒いパーツは、モノコック側に接着しました。
上部をモノコックと同じ赤で塗装するので色味に違いが出るのがイヤだったのと、最終組み立て時にモノコック側に変に隙間が出来るのがイヤだったからです。



クレオスのMr.溶きパテクレオスのMr.溶きパテを使って合わせ目消しをしました。

入り組んでいるので削るだけでも結構面倒。

ノーズとかは特に面倒。
削り過ぎて元の形を変えないように注意。
600番の神ヤス600番の神ヤスでゴリゴリ削ったあと、ラプロス#2400ラプロス#2400(1000番相当)で馴らしてます。



エンジンカバーやモノコック等のボルトナットのモールドもスジ彫りと同様、埋まる可能性があったのでピンバイスで深くしてます。
0.3mmのドリル刃を使ってます。
アク・ステオンのエッチングパーツアク・ステオンのエッチングパーツの中にボルトナット用のパーツが入ってはいるんですが、TopStudio等他メーカーのと違ってランナー付きのものなので綺麗に切り出す自信が無いし、分からないぐらいの小ささなので使うのをやめました。


モノコック内側やカウル内部の黒塗装をマスキング。
でも塗装中に研磨して研ぎカス洗ったりしているときに邪魔になって、結局途中で剥がしちゃったんですけどね。


今回もサフは吹かずに仕上げるのでフェラーリレッドの下地塗装とホワイトの塗装を兼ねて、Mr.カラーGX クールホワイトMr.カラーGX クールホワイトで全体を塗装します。
赤色で塗装する場合、下地をピンクにした方が発色が良くなるという事もありますが、今回はSF70H用の専用色(バルケッタのPremium Deep70Hred)を使うので、塗料の色味をそのまま出せるように下地はホワイトにしました。


ほぼ全面塗装しないといけないパーツが多く、持ち手を付ける箇所に迷うパーツが多いです。


Tウィングは持ち手をどう付けるか迷ったので、エンジンカバーに接着しちゃいました。
ここの合わせ目は実車にもある(実車と同じパーツ分割)ので消す必要はありません。


クールホワイトを一回ざっと吹いたところ。

キットのパーツ表面が元々綺麗なので、下地研磨とかをしていなくてもいきなり光沢が出ますね。
希釈に使ってるマルチシンナーマルチシンナーの効果もあるかもしれません。






ただ、合わせ目が全然消せてませんでした。
買ってから大分経つのでMr.溶きパテの粘度が高くなってて隙間にちゃんと入り込まなかったり、気泡が出来てたり、ヒケたのが原因でしょう。

結局WAVEのx3S低粘速硬瞬間接着剤WAVEのx3S低粘速硬瞬間接着剤を盛って再度合わせ目消しをしました。
低粘速硬は粘度が低いので隙間にもちゃんと入るし、固まるのも早くそれほど硬くないのでちょうど良いです(イージーサンディングよりは削りにくいけど)。


再度削り直し、


クールホワイトを吹きなおしました。

今度は合わせ目も綺麗に消えました。


塗膜が乾燥した後、いつものようにラプロス#6000(4000番相当)、#8000(6000番相当)ラプロス#6000(4000番相当)、#8000(6000番相当)で軽く研磨して平滑にしておきました。
これにて1色目の塗装終了。
次回はメインのフェラーリレッドの塗装です。
 


今年のルマン24時間レースが始まりましたね~。
4連覇がかかるトヨタは、今のところいつものように7号車(可夢偉選手)がトップですが、今年こそは7号車が優勝して欲しいですねー。

他車より2秒以上速いので何もなければ優勝は間違いないとは思いますが、何か起きるのがルマンですからね。
スタート前に大雨が降ったり、今も急に雨が降ってきたりと波乱が起きそうな天気ではあります。
7号車の方にだけスローパンクチャーが発生してるのも気になるところ。

そして今年もF1鈴鹿GPの中止が発表されました。
鈴鹿GPの1週間前にトルコGPがあるのでドライバーや関係者を入国後に2週間隔離するのが難しい事や、隔離なしで空港から鈴鹿サーキットまで直行させ地元民と接触させないバブル方式(F1の他のGPはこの方式が多い)も誰かが難色を示した、無観客だと赤字になる事等が原因だそうです。
まあ結局鈴鹿サーキットを運営するホンダだけの力じゃどうしようも無かったんでしょうね。
日本より人口比での感染者数や死者数が10倍近く多いヨーロッパの各国では観客入れまくって開催しているのに、なんだかなぁとも思いますけど、色々な意味で日本だと難しいんでしょう。
代替GPの候補になってる中国やマレーシアでバッチリ開催して、アジアでも出来るところは出来るってのを日本に見せつけて欲しいですね~。
この流れでWRCのラリージャパンも中止かなと思っていましたが、こっちはトヨタが主導しているのでホンダとの政治力や体力の違いで開催できる可能性もあるらしいです。頑張って欲しいですね~。

他の国はコロナ禍でも経済回そうとし出しているのに、日本だけ引きこもり続けてるとやばそうだし。
まあ、俺は相変わらず引きこもってますけどねwワクチン2回目打つまでは怖いし。



お盆だから還って来たヨ!

ではまた!