ポリコレ改変でひどいことになっていた「白雪姫」 | キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのマーク・ウェブが監督を務め、「バービー」のグレタ・ガーウィグが脚本を担当したディズニー初の長編アニメ映画「白雪姫」を実写化したミュージカル映画です。

かつて光であふれていた王国は、邪悪な女王によって闇に支配されていた。白雪姫は、人々が幸せに暮らす王国を取り戻したいと願うが、外見の美しさと権力に執着する女王の嫉妬を買う。女王に命を狙われた白雪姫は、不思議な森で暮らす7人のこびとや、ジョナサンという青年に助けられ…


アニメも原作もチェックして観ました。退屈だし、ひどい改変ぶりでした。アップデートの仕方としては最悪な部類です。

やっぱり白雪姫の白雪姫たる理由から改変するくらいなら別のファンタジー映画にしろやと思います。

多様性とかいいながら小人をCGにして小人俳優を起用しないのも謎。「ウィキッド」でも小人のはずのマンチキンが小人じゃなくなっていたり、小人俳優の仕事を奪い過ぎです。何が多様性だよと思います。

王子さまを泥棒(自称山賊)にすることに現代性なんか感じません。

ハリウッドはどんどん魅力のない映画工場になっていって悲しい限り。

とはいえ歌だけは良かったです。吹替で観ましたが日本語版キャストは頑張っていました。