一番の見所は元乃木坂46松村沙友理の着衣胸揉みシーンな「ずっと独身でいるつもり」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「おいしい家族」のふくだももこ監督がおかざき真里の人気コミックを田中みな実主演で映画化した作品です。

10年前に執筆したエッセイが異例のヒットを記録し有名作家になった36歳の本田まみ。世間に求められるまはま配信番組のコメンテーターなど迷走する一方で年下の恋人とは結婚に向けて交際を続けていたが…

田中みな実の主演作品で田中みな実の女優ぶりは違和感なかったです。
実際は36歳シングルの市川実和子、その同級生の主婦でインフルエンサーの徳永えり、ギャラ飲み、パパ活26歳松村沙友理による群像劇で結婚は果たして幸せなのか?みたいな感じになっていきます。
これが30代後半女性のリアルかもしれませんが、男性に対する憎しみが溢れていて、男性客はぐったりする他ないし、デートで観たら気まずくなるのではという内容です。結論は女性だって、ずっと仕事がしたいんですというそんな映画です。
田中みな実初主演作品なので彼女のセクシーな見せ場を期待しましたが、松村沙友理が着衣で胸揉まれるシーンが最大のサービスカットでした。
松村沙友理が突出してしまっているのは監督がまだ30歳で彼女に一番自分を投影しているからかも。
田中みな実演じるライターみたいな人は実際のところ、だいたい似たような友だちがいて、楽しく女子会やっているイメージ。でもうちょっと打ち込む趣味みたいなものがあったりして、現実逃避して生きて、40歳手前くらいで結婚していく感じ。
本編後に主要キャストと監督の緩いトーク映像がついていて、田中みな実は本編よりそっちの方が魅力的だったのがなんか微妙です。稲葉友は劇中まんまな空っぽなイケメンに見えるトークでこれもマイナスでしかないのでは。稲葉友はもうつまらない映画にいる俳優に認定していいかも。ふくだももこ監督のパンクなビジュアルも本編以上のインパクトでこれが本編後にあるのはどうかと思いました。