忌野清志郎スーパースター烈伝




  ​誰だって売れたいに決まっている!


以前の投稿で、清志郎には大ヒット曲が
極めて少ないという事実を書いたのですが、
清志郎本人はそれについて
どう思っていたのでしょう?

こんなイメージでしょうか?


💢売れたくて歌ってるんじゃねぇよ、
そんなの産業ロックじゃねえか?

売れるとか売れないとかは、
どうだってイイんだよ!

俺は歌いたいことがあるから
歌ってるんだ、
それがロックなんだぜ

そこら辺の、テレビに出てる
下手くそな奴らと
一緒にして欲しくねーな

でも、実際はそうではないと
思っています😅😅。


  検証❶ 雨あがりの夜空に



まず、最初に真剣に売れることを

考えたのは、
エレキ化を図り、バンドとしての
成功を目指した時だったと
思います。

どうすれば売れるのか?
練りにねって
出した答えは、

わかりやすくて、
ノリがよく、
自動車🚗 をテーマにした、
シンプルなD D Dsus4 D で始まる
チャボのカッコEギターリフが
アドレナリンを誘発する
雨あがりの夜空に
を世に問うことでした。

残念ながらヒットはしませんでしたが
この曲、その後大化けしました。


  検証❷ソングライター



ソングライター』という曲では、

♪売れるような歌を
書かなけりゃいけない
だから昼も夜も君のこと考えてる〜

と歌っています。
これ、本心だと思います。
売れない頃、彼女の父親が
「娘と別れろ💢‼️」とアパートに
怒鳴り込んできたそうてす。

その時から、売れないと
彼女1人幸せにできないと、
改心したようです。


  検証❸人間のクズ



この曲は凄いです。
ロックのカリスマ、King of Rockが、

♪川のほとりで自殺を考えた 
だけど怖いからやめた 
俺はだめな奴だ
もう死んでるんだ 
腐った心の持ち主
誰にも会わせる顔がない

と歌ってます。
弱い自分を躊躇なく曝け出す、
カリスマなんかじゃない
自分に対してウソはないんです。
計算もしません。

だから、こうも歌ってます。

♪レコードが売れなくて
スタッフを恨んだ 
でも意気地がなくて
何も言えなかった 
俺はだめな奴だ
もう死んでるんだ 
友達らしき人々よ 
みんな離れていった

売れないことへの悩みは、
大きかったと思います。


  検証❹誰も知らない


もう、売れないことに対して、
こういう心境のようです。

カッコつけたりしません。
平気で負け惜しみを
歌っちゃいます。
どこまでも自分に正直です。
ええカッコしいじゃありません。
だからカッコEんです。

♪誰も知らない
僕の作る歌を誰も知らない 
誰も知らない
僕が歌う歌を誰も知らない 
でもそれはいいことなのかもしれない 
僕の歌には力がありすぎるから

誰も知らない
僕が歌うところを
誰も見てない 
誰も知らない 
みんなはテレビが歌う歌しか知らない 
でもそれはいいことなのかもしれない 
今まで通りがみんなは大好きだから
oolalala 僕は歌うよ
oolalala 今日も歌うよ
誰にも聴いてもらえない
本当のソウルを 
君のために歌おう


  まさに記録より記憶


ただ、清志郎の場合、

売れないという事実は、

サザンユーミン

小室さん安室さん

モーニング娘のようには、

そりゃ売れてませんが、


RCサクセション最初のヒット曲、

ぼくの好きな先生

オリコン70位2万枚のヒット、


坂本龍一さんとの

いけないルージュマジック

年間20位の大ヒット、


「サマーツアー」(RC名義)は

オリコン6位、


アルバム「カバーズ」(RC名義)は

オリコン一位でゴールドディスクも受賞、


シングル「ラブミーテンダー」(RC名義)は

オリコン10位、


パパの歌12位(忌野清志郎名義)、


Oh Radio! 5位(忌野清志郎名義)



デイドリームビリーバー2位

(ザ・タイマーズ名義)


と、数字も残しているんです。

しかも70年代〜00年代の

長い期間を股にかけてです。


でも、それより、

やはりKing of Live、

ライブの素晴らしさは、

語り継がれると思います。



今日4月2日は

清志郎の74才の誕生日、

YouTubeを見て、

誕生日を祝ってます。


以上です。



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