忌野清志郎スーパースター烈伝
郷ひろみ編
1955年生まれ、
1972年デビューですから、
今年でデビュー53年、
古希を迎えられます。
もう、大ベテランです。
そりゃそうです、
私が小学校の頃からずっと
芸能界の、しかも第一線で
活躍し続けています。
昨年の紅白も前半のトリで、
「2億4千万の瞳
放送100年GO!GO!SP」
を披露してくれました。代表曲です。
ただ、郷さんはこれだけ
長きにわたり活躍されているので、
それこそ数多くのヒット曲が
あるのですが、
なんとなく、この2億4千万の瞳と、
アーチーチーで
有名なGOLD FINGER'99に
イメージが固まってしまっているような
印象があります。
初期の筒美京平作品は名曲多し!
実は、これぞ昭和歌謡ポップスの
金字塔といった曲が
とても沢山あるのに、
なんとなくステレオタイプのように
郷さん=ジャパ〜ン!
になってしまってる印象です😅。
思いつくだけでも、
モナリザの微笑み 作曲:筒美京平
あなたがいたから僕がいた 作曲:筒美京平
よろしく哀愁 作曲:筒美京平
洪水の前 作曲:筒美京平
マイレディー 作曲:唐沢晴之介
哀愁のカサブランカ 作曲:B.Higgins
などなど。
気がついたのですが、
これらは全てマイナー調なんです。
そういえば2億4千万の瞳も、
GOLD FINGERも、
マイナーです。
屈託のない満面の笑顔で、
「あハハハ!」と笑ってるイメージが
強いのですが、
ヒット曲は軒並みマイナーなんですね。
そのギャップが変わらない人気の
秘訣なのかな?
初期の曲は、
1977年の「洪水の前」までは、
全て筒美京平さんが作曲しているのも
注目です。
昭和歌謡の巨人、筒美京平さん、
郷ひろみさんの魅力を初期の段階で
見抜き、しっかりした土台づくりを
作曲によって行った
気がします。
デビュー曲の
「男の子女の子」の路線を、
いち早く修正したのかも
しれません。
比呂魅卿の犯罪
『比呂魅卿の犯罪』
(ひろみきょうのは んざい)は、
郷さんが1983年に発売した
20枚目のオリジナルアルバムです。
このアルバム、プロデュースを
坂本龍一さんがやってます。
郷さんと教授という、
大物のタッグです。
それもあってか、
とても豪華な方々が
曲を提供しています。
また、郷さん自身が
作詞作曲した曲も含まれており、
並々ならぬ力がはいってる
アルバムだと思います。
作家陣は
中島みゆき
糸井重里
坂本龍一
矢野顕子
職業作家の方では、
筒美京平
三浦徳子
三岳章
そして忌野清志郎もです。
中島みゆきと坂本龍一の関係
ここで目を引くのが、
中島みゆきさんの存在です。
1977年発売の3rdアルバム
「あ・り・が・と・う」には、
坂本龍一さんがピアノ、
キーボード奏者として
参加していますので、
この時の縁があったから、
坂本さんから誘ったのではないかな。
『夢中』は清志郎と坂本龍一の共作
アルバムの中の一曲、
「夢中」は、坂本さんと、
坂本さんがスタジオに呼び出した
清志郎とで、スタジオで作りあげた
作品だそうです。
後に清志郎がLSR名義で出した、
「サンシャイン・ラブ」に、
夢中夢中〜のところが少し似てます。
この時の清志郎、なんか、いつもより
眉毛が濃かったらしく、不審に思った
坂本さんが清志郎に聞くと、
清志郎は、
「やっぱさ、郷ひろみと会うとなりゃ、
眉毛を太くしてくるのが
礼儀だと思って。」
と、言ったそうです😅😅。
ホント、おちょくってるのか、
真剣なのか😅😅。
この時は結局、郷さんとの
対面はなかったそうです。
(比呂魅卿の犯罪)
カラオケは敷居が高い?
全く話は変わりますが、
映画「博士の異常な愛情」
スタンリー・キューブリック監督の
作品ですが、
冷戦時代の米ソの核戦争を皮肉った
コメディです。
なんとなく、
坂本龍一さんプロデュースなだけに、
比呂魅卿の犯罪
のタイトルの
ヒントになったのかも?
などと思うのは、
少し飛躍しすぎかな。
江戸川乱歩風のタイトル?
とも言えます。
郷ひろみさん、
歌も踊りも超一流の
エンターティナーです。
まだまだこれからも
新境地を見せてくれそうな
予感がありますね。
あと、カラオケ、
こんなにカラオケに向いている、
歌い易い、熱唱系のヒット曲があるのに、
決して手が出せませんでした。。
そりゃなんと言っても
ヒロミ⭐️ゴーですからね😅😅
以上です。
忌野スーパースター烈伝はこちら!
↓↓↓↓













