2024/05/19 23:00からテレビ朝日

『EIGHT-JAM』

忌野清志郎特集が放送されました!

5月26日(日)23:55まで、

Tverで視聴できます。


 

6月9日テレビ朝日系列で20:00から、

関ジャムゴールデン!! 歌のプロたちが本気で選んだ最強歌手昭和平成令和の20人!!

という長〜いタイトルの😅番組がありましたが、

その20人の中に忌野清志郎が入ってました!

しかもラストのオオトリでの登場です。

 

 

 

 

 

相変わらず、イベント最後に登場して、全部持っていってしまうという、ロックフェスさながらの活躍でした!凄すぎる!さすが、KING OF LIVE

 

 

 

要するにプロが選ぶプロのボーカリストということになりますが、ファンとしてはとても嬉しいですね。

 

ところで清志郎の歌が上手いと言われても、多分ピンとこない視聴者も実は多かったんじゃないかな。「確かに個性的な声だけど。。」とかね。

 

また、清志郎はヒット曲が少ないので、好んで聞かない人にはタイトルまで知っている曲って意外と少ないんじゃないかという側面があると思います。

 

ただ、誰が聞いても、少し聞いただけで清志郎とわかると思うし、歌詞を知らなくても、言葉がひとつひとつしっかりと聞く人に届くので何を歌っているかも良くわかるはずです。これ、ライブではすごく大事で、清志郎がKING OF LIVEと呼ばれる根拠の一つなんじゃないかな。

 

これについては、泉谷しげるさんやスージー鈴木さん他数多くのプロの方が科学的に説明されていますが、プロから見てもその卓越した技術には賞賛の声が多いのです。

 

泉谷しげるさんと加奈崎芳太郎さん(元 古井戸)共著の「ぼくの好きなキヨシロー」で、加奈崎さんが以下ののエピソードを紹介しています。コレ、スージー鈴木さんも講演で引用してました。要約すると、

 

『清志郎は、声量ではなく、どうやったらマイクに言葉がハッキリ乗るかをずっと研究 していて、ヘッドフォンが付いてるアンプを買ってインプットにヴォーカル・マイクを入れ、ヘッドフォンで自分の声を聴きながら、前に鏡を置いて、「あ・い・う・え・ お・か・き・く・け・こ」と発声の研究をしていた。鏡を見ながら口あけて、順番に「あ・い・う・え・お……」とやって、ここの音は口の開け方が小さいなとか、 ここは舌の形をこうすればもっとハッキリ出るなとか物凄く高い向上心をもって歌唱に取り組んでいた』

 

泉谷さんも同著で、『清志郎はどこをとっても稀有な存在だけど、中でも「シンガー」としてスゴイなと思うよ。そこに尽きるかな。いくらダーンと音が鳴ってもあれだけ抜けていく声を持っているというところがね』と記しています。

 

清志郎は、確かに天性の声を持っていたけど、それをどうやって自分の音楽に生かすべきかをいつも考え続けていたのだと思うし、努力を続けていたのだと思います。

 

それに加えて、上の写真の元ちとせさんや吉岡聖恵さんがいってることもそうだし、わざと音程を音符から外すことでアクセントを効かせる歌い方などもライブだととても映えるんです。

 

このように聞く人を魅了する、絶対的な技術が清志郎にはあるわけです。

それに、ギターの演奏力もそうなのですが、男子には、確固とした技術、職人技を持つ人を尊敬する気質ってあると思うんです。どんなに不愛想でも、どんなに口が悪くても、確固とした腕をもっている職人気質の人に対しては、リスペクトの念を抱くものです。私の場合、清志郎に対してはそういった側面もありますね。

 

そして、元ちとせさんのコメントにもあり、またこの番組の最後に古田新太がコメントしたとおり、一言で言うと「唯一無二」な存在として、これからも脚光を浴び続けるのだろうと思いますね。以上です。

 

 

 

 

 

【忌野スーパースター烈伝】
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