先日NHK総合で放送された「THE COVERS ザ・ビートルズナイト!」
さすがNHK、過去のVTRも含め出演者は豪華でした。
ただ、スタジオ出演者の方々がそれぞれビートルズカバーを演奏したのですが、どうもピンとくるものが少なかったかな。
でもそんな中、過去VTRでワンコーラスだけ
斉藤和義の、
ジョン・レノンのカバー「ジェラス・ガイ」が流れたのですが、これが一番良かったですね。なんで、フルサイズで放送しないのか不思議なくらいでした。
ギター一本の弾き語りによる直球勝負で、しかも詩は斉藤さん自身による替え歌でした。これがまたいいんだ、和義節になってて。
この曲はジョンのアルバム、
「イマジン」に収録されていますが、その表題曲「イマジン」と言えば、忌野清志郎のカバーが有名です。斉藤さんに大きな影響を与えてるような気がします。
斉藤和義さんと言えば、好きな曲多いです。
メロディーラインが日本人好みのロックというか、ザ・ベストテン世代にもとても親しみやすいと思います。
「やさしくなりたい」が大ヒットした時はなんか、嬉しかったですね。「どんなもんだい!やっぱりいい曲っていうのは世代を越えてウケるものなんよ」と思いました。
他にも、
・ずっと好きだった
・僕の見たビートルズはTVの中
・歩いて帰ろう
・歌うたいのバラッド
・上を向いて歩こう
などなど、Eですよね。
斉藤和義さんは、奥田民生さんと並んで清志郎チルドレンの助さん角さん的な存在感がありますね。
和義さんの、清志郎に捧げた曲が、この「phoenix」です。
そして、和義さんも清志郎同様、その反骨心で納得できないことに対して口を噤むことはありませんでした。自身の曲を替え歌にして原子力発電所に対する不信感を訴えています。
私の斉藤和義さんとの最初の出会いは、武道館で行われた清志郎デビュー30周年記念イベント「RESPECT!」でした。斉藤さん、3人時代RCサクセションの「シュー」を一人で演奏してました。
わたし、恥ずかしながらこの時まで斉藤さんって知らなかったのですが、この選曲をする斉藤さんにとても親近感を感じました。3人時代のRCへの思い入れが強い方は、間違いなくRCの理解者だと思うからです。
その後も清志郎との共演は多く、
2001年の8月25日に日比谷野音でおこなわれたライヴ・イベント〈LSD CARNIVAL ~Von Voyage a Kagoshima~〉
2001年ナニワサリバンショー、2004年続ナニワサリバンショー、2006年新ナニワサリバンショー、2011年映画版ナニワサリバンショー感度サイコー、2020年ナニワサリバンショー
そして忌野清志郎ロックンロールショー2011年、
2012年、ファイナルの2019年
などに出演しています。清志郎への愛情の深さをひしひしと感じます。
まだライブ、行けてないので、是非とも行こうと思ってます。
以上です。