忌野清志郎スーパースター烈伝
那須川天心編
先日の2月24日、
東京・有明アリーナで行われた
ボクシング10回戦で、
那須川天心選手が、
前WBO世界バンタム級王者
ジェーソン・モロニー選手と対戦し、
3-0の判定勝ちを収めました。
序盤からモロニー選手が前進し、
那須川選手は持ち前の
スピードを活かして右ジャブで応戦。
第1ラウンドではモロニー選手の
強烈な右ストレートを被弾し、
場内がどよめく場面もありました。
第6ラウンドではモロニー選手の右で
那須川選手がバランスを崩し、
あわやダウンという場面もありましたが、
持ち直して反撃しました。
最終的に、
那須川選手は3人のジャッジから
97- 93、98-92、97-93
のスコアで勝利を収め、
プロボクシング転向後
6連勝を達成しました!
この勝利で那須川選手は
世界タイトル挑戦に一歩近づき、
試合後にはWBO世界バンタム級王者の
武居由樹選手との一戦に
意欲を示しました。
試合後のアリーナに流れた曲は、、
この試合は、Amazon primeにて
生中継されましたが、
試合後の会場に流れた曲は、
♪いっままでェ してきたぁ
ぅ悪いことだけっでぇ
僕が 明日ぁ
有名に なってもぉ〜
ナ、ナント、RCサクセションの、
『君が僕を知ってる』
だったそうです!
この曲は、RCサクセションの
代表曲の一つであり、
清志郎とチャボの友情の
象徴として、ライブでも
欠かさず歌われてきた
曲です。
チャボいわく、
「この曲のギターソロを弾くために
RCに入った、、」
との発言もあるくらいの、
二人の記念碑的作品です。
「MUSIC MAGAZINE」
2020年7月号の特集
「RCサクセション〜忌野清志郎
ベストソング100」
では、9位にランクされています。
那須川選手は取材に答えて
このように話しています。
〜かねて、RCサクセションや
忌野清志郎の楽曲を
聴いているという天心は
「サンプリングですよね」と表現。
体や感覚に清志郎イズムが
しみこんでいることを
うかがわせた。
「清志郎はね。心が 安らぐというかね」
と笑顔も見せた〜
〜また、普段から
「色んなジャンルの色んな曲を
聴いているけど試合前になると
それも絞られてくる」と
試合前の心境を明かし、
「いつもはアップテンポな曲が
多いけれど今回は違う、
清志郎がスッと入ってきている」と、
忌野清志郎さんが作詞した
RCサクセションの名曲
「君が僕を知っている」(1981)の
歌詞を画像でアップ した〜
〜天心は「身体の状態やマインドが
影響するのかなんかよくわからないけれど
よくわからないって素敵な事だと思う」と
40年以上も前にリリースされた
ナンバーから受けたインスピレー ションを
つづった〜
試合前の格闘家、アスリートは、
体も心も極限の研ぎ澄まされた
状態に追い込んで、仕上げてきていると
思います。
そんな精神状態の中でも、
スッとこころに入ってくる曲が、
君僕だということ、
とても興味深いです。
確かに、ことば、
一字一句、
しっかり聞き取れるのが
清志郎の歌ですが、
それだけではないはず。
でもそれは、
那須川天心しか
わからない、
いや、決して本人も
ロジカルには
説明できないことであって、
天心本人も、
わからないことは
素敵だと、
言ってます。
知ってる範囲で最年少?
忌野清志郎スーパースター烈伝
では、多くの清志郎と縁のあった方を、
そのエピソードを添えて
紹介してきましたが、
中でも今までの若手としては、
wacci 橋口洋平 41歳
渡辺大知 34歳
のん 31歳
この辺りでしたが、
今回紹介した
那須川天心は更に若い26歳、
最年少を更新しました。
泉谷しげるさんが76歳で、
彼が最古参の清志郎ファンだとすると、
天心との歳の差はナ、ナント50歳です。
じいちゃんから孫まで、
同じアーティスト、
しかもロックのジャンルで
ファンだなんて、
すごくないかな。
私のずいぶん前に亡くなった
大正生まれの祖父と私が、
同じ音楽家のファンだなんて、
あり得ませんからね😅😅
言い換えると、
まるでビートルズのような
世代を越えたアーティスト、
とも言えるんじゃないか?
と思います😃
以上です。
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