学生時代を甲府市で過ごしました。その為、未だに当時の先輩や友人たちと交流があります。先日はそういった仲間と山梨県でゴルフを楽しんできました。そして温泉旅館に皆んなで泊まり、翌日は観光で、武田神社と舞鶴城を懐かしんできました。
実はこの2箇所、
「日本100名城」という書籍に載っていて、現地備え置きのスタンプをこの書籍のスタンプ欄に押したいという、友人の強い収集欲に基づく訪問だったわけです😅。
そして守備よくスタンプをゲットしたのですが、
はて?
なんで武田神社は城じゃないのに100名城に含まれているのか?武田節でも歌われている通り、
♪人は石垣 人は城
と、信玄は甲府には城を作らない主義だったんじゃないか?
などという議論になりましたが、武田神社は、信玄公の総司令部・武田屋敷の跡でもあるので、城のようなものと見なしたのではないか、ということで落ち着きました😅。
さて、前置きが長くなったのですが、まさに甲州街道(国道20号線)が通っている甲州、山梨県出身のアーティストで真っ先に思い出すのは、やはり
宮沢和史さんです。
1993年に発売された、The Boomのシングル『島唄』、初めて聞いた時から心を揺さぶられました。
その頃はもう私、三十路を越えていたので、初めて出会っていきなり心を揺さぶられるような歌に出会うことは少なかったと思うのですが、島唄は違いました。何というか、心から感動したんです。
やはりあの琉球音階、ドミファソシドという5音音階 (ペンタトニック)で、力強いボーカル、スケールの大きなバラード調にいきなりハマってしまいました。アルバムも早速入手し、ダビングして毎日車で聞いてましたね。カラオケでも歌いました。
しかし最初は宮沢さん、沖縄出身だと思い込んでました。それほど島唄は、宮沢さんの感性の共感力というのかな、その素晴らしさを放ち続けている名作なんだと思います。
そんなThe Boomの宮沢さん、MIYAさん、
彼も忌野清志郎に大きな影響をうけ、リスペクトしています。
🔷RCサクセションの子供たち
〜夜の散歩 をしないかね〜
1992年11月7日、横浜本牧アポロシアターで、
RCサクセションに大きな影響を受けた若手ミュージシャンたちの企画にしてtvk(テレビ神奈川)開局20周年記念イベント、『RCサクセションの子供たち〜夜の散歩 をしないかね〜』が、開催されました。イベントプロデューサーは、宮沢さんが務めています。
宮沢さんはこの日、つきあいたい、ラプソディー、
モーニングコールをよろしくをセッションで、うわの空、海辺のワインディングロードをトリで演奏しています。
🔷十年ゴム消し
宮沢さん、清志郎の著書『十年ゴム消し』の
あとがきを執筆されています。
これを読むと、どうして彼がRCサクセションを好きなのかがよくわかるのですが、その理由がとても私と似ている、いや、私以外のあまたのファンとも、きっと相通ずるんじゃないかと思います。
引用させて頂きますと、
〜僕は中央線沿線にアパートを借り、今までとは違う景色の中を、それまでとは違う気分で歩き始めた。その当時、いつも口ずさんでいたのは「夜の散歩をしないかね」と「僕の自転車のうしろに乗りなよ」。そう、清志郎の歌がその時の僕の心に、すっぽりはまったのである。いや、というよりは、忌野清志郎が描く世界に自分が迷い込んだと言う べきかもしれない。〜
これって、絶対、「そう、そう、そうなんだよ!自分と同じだ!」と思う人、多いんじゃないかな。エイト・ジャムで、渡辺大知さんも、
「目線が同じ」と表現していたし、曲の内容が自分ごととして意識の中に次々投影されてくるんじゃないかな、きっとみんな。
🔷忌野清志郎
ロックンロールショー
2011年、忌野清志郎ロックンロールショーが武道館で初開催されました。宮沢さんは
『僕の自転車のうしろに乗りなよ』と、
「RCサクセションの子供たち」でも演った、
『うわの空』
の2曲を熱唱しています。とても腑に落ちる選曲です。上記の宮沢さんの文章とも重なる思いがします。
🔷坂本冬美さん、
さくらももこさんとのユニット
坂本冬美さんが、
さくらももこさんと、宮沢さんと組んだユニット、
坂本冬美with M2があります。
坂本さんにとっては、清志郎&細野晴臣さんと組んだHIS以来のユニットです。M2とは、宮沢&さくらの意味です。
「花はただ咲く」は、作詞さくらさん、作曲宮沢さんです。清志郎はかつてさくらさんと、ちびまる子ちゃんのテーマソング「宇宙大シャッフル」を共作してますので、とても清志郎と縁の深い3人によるユニットとなりました。
このように清志郎を挟んで、清志郎をリスペクトする方同志の交流も新たに生まれて来てたんだなと、思います。これからも清志郎は、人と人を繋げていくんじゃないかな。
このblogを書きながら初めて知ったのは、宮沢さん、腰の病気で一旦活動を停止していたこと、今はまた元気で精力的に活動中である事です。
殆ど同世代の宮沢さん、まだまだ活躍する姿をみたいですね。
以上です。
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