神棚に祈るということ(82話目)
三軒茶屋の本部会場には神棚が設置されています。
私とあっちゃんは、毎週土曜日の講座前にお供え物を新しくして、二人で並んで正座をしてお祈りをしています。
何を祈っているのか…というのは、お互いに聞き合ったりしないのですが、どんなことを祈っているのかはお互いに通じています。
この神棚、実は松井先生の指示によって設置したものだったのです。
松井先生が倒れた日のことは以前、記事にしたことがありますが…。
松井先生が倒れられる何日くらい前だったでしょうか。
ある日、私にこんなことを言ってきたのです。
「僕ねぇ、まーくん達にお願いがあるんだけど。」
「お願いなんて珍しいですね。なんですか?」
「会場に神棚を設置して欲しいんだよねぇ。」
「神棚ですか?松井先生の整体院にあるようなもので良いのですかね?」
「うん、それだけはお願いね。」
その後、松井先生が倒れられてから、バタバタしていてそのままになっていたのですが…。
松井先生が亡くなられた後、ふとした瞬間に思い出したのです。
「あ!松井先生が神棚のことを言っていた!」
それから、当時の麹町会場に神棚を設置しました。
後ろの棚の上に写っているものです。
その神棚にお願い事をして、今の三軒茶屋会場が見つかって移転することになったことは、以前少しだけ触れたことがあります。
三軒茶屋会場になって神棚を設置出来るようになったので、引っ越し作業の時に外枠だけ購入して、受講生のJさん&たきぞうさんに設置して頂いたのが、今現在、本部会場にある神棚です。
私は無宗教で特定の神様を信じているわけでもないのですが…。
松井先生が「最後は信仰なんだよねぇ。」と言っていて、松井先生の影響で我が家にも神棚を設置するようになりました。
で、何を祈っているかというと、お願い事をしているわけではありません。
ご縁のあった方々や一切環境を含め、神様にも感謝しているだけなのです。
松井先生は神様と繋がれる不思議なお方でしたが…。
「思い」というものには大きな力があるのです。
以前、こんな記事を書いたこともありますが…。
信仰というものは強い力にもなりますが、誤ってしまうと頑固になってしまうのです。
だからこそ盲目の信仰にならないように、まずは「この世の道理」を学んでいく必要があるのですよね。
神様と通ずることが出来た松井先生が常日頃仰っていたのは、「心が大切」ということです。
その心の教えとして、仏教をベースにお話しておりましたが、本来仏教というのは、とても理論的で盲目の信仰にはなり得ないものです。
人は色眼鏡というフィルターを持っているからこそ、仏教の教えでさえも捻じ曲げて都合よく解釈してしまうのですが…。
その色眼鏡を外していく為にも、仏教の学びというものが必要なのだと今は実感しています。
色眼鏡が薄くなっていくと、信仰というものも、今まで私達が思っているものとは違ったものになってくるのですよね。
人間は弱いものだからこそ、何かを信じていないと心が折れてしまうこともあるでしょう。
ですが、その時に誤った信仰へ向かってしまうと、怪しげな教えに引っ掛かってしまい、逆に大変な思いをすることもあります。
信じるということは感性の働きだからこそ、しっかりと理性も働かせていかないといけません。
そうやって私達は成長していくのですよね。
松井先生から教わったことは、今でも心の勉強会で引き継がれています。
そんな心の学びをしてみたい方は、心の勉強会やこころセラピスト講座に参加されてみて下さいね。
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松井先生が残された心の学び。
松井先生が亡くなられた後も、道に迷わないように行き先を示してくれています。
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