神様に伺う人生相談(19話目)
18話目の続きです。
前回は松井先生が実際に治されてきた難病の方々について書きました。
松井先生が神様と繋がれるようになってから、体のことだけでなく、目に見えない世界のことだったり、悩んでいることだったりを神様にお伺いを立てて答えられるようになっていったそうです。
そんな話の一例をご紹介させて頂きます。
松井先生がお世話になっていたIさんという方がいらっしゃいます。
Iさんはビルのオーナーをされているのですが、膝が悪く横座りも出来ないくらいだったそうです。
東京の自宅まで来て欲しいとのことで、そこで人を呼んで頂いて施術をしていたことがありました。
そのIさん宅での施術を辞して数年後、Iさんの長女より「母が亡くなりました。」と連絡がきます。
松井先生が葬儀場に付き待合室にいると、頭の上からIさんの声が聞こえてきたそうです。
「先生!先生!私、どこにいるの?真っ黒だ。一体どうしたの?」
「お母さん、お母さんは亡くなって今棺桶の中なの。」
「え?私、死んだの?死ぬのは嫌だ。まだまだしなければならない事が沢山ある。」
「でも亡くなったの、お母さん。この世でのお勤めはもう終わったの。お母さんが一番頼りにしていた弁天様を今お呼びするから連れて行ってもらいな。」
一生懸命説得し、弁財天様にお願いして連れて行ってもらったそうです。
そのIさんの事業を二男が継いでいたそうですが、六本木にクラブを出すと言うので、弁財天様にお伺いを立てたところ「絶対にダメ」とのこと。
それでも出したところ、やはり失敗。
次に銀座に出すと言うので、再びお伺いを立てたものの、前回同様「絶対にダメ」だと言われたそうです。
それでもやりたいということで出店したものの、またもや失敗。
膨大な借金になり、借金取りが押し掛け倒産してしまい、全財産が無くなり、失意のうちに癌で亡くなったとのことでした。
鎌倉でお店を経営しているKさんの奥さんの大腸癌が再発して余命三ヶ月と言われたそうですが、松井先生の施術で徐々に良くなり、18年過ぎた頃、グレてしまった娘さんと共に相談に見えられたことがあったそうです。
松井先生は娘さんに「あなたの人生だから好きなように生きたらいいよ。でも今の生き方ならロクな人生は送らないな。それも仕方ないな。君の人生だから。」と言ったそうです。
その時は一言も発せずに出て行ったそうですが、松井先生は後でご両親にこう伝えたそうです。
「あの子は今はあのようですが、卒業後はあなた達を助けて一生懸命働くよ。とても良い子になるよ。」
そしてその通りになります。
松井先生のことを信頼していた娘さんは、困ったことがあると相談に来たそうです。
30歳近くなって「赤ちゃんが出来たので結婚したいです。神様にみてもらって下さい。」と言うので、神様に伺いを立てたところ、こんな回答だったとのこと。
「赤ちゃんが出来たから結婚をしたくなったのだろう。定職もない男と一緒になってもすぐに離婚する。恋愛と結婚は違うのだ。子供のことを考えたら止めなさい。」
と言われ、子供をおろし結婚も諦めたそうです。
半年後、又子供が出来て相談にきたものの、神様にお伺いを立てると「暴力を振るう男だからダメだ。」とのこと。
一度目も二度目も、相手の男性のことを聞いてもいないのに、神様は的確に答えられたそうです。
松井先生は、よく考えて行動するよう助言したのですが、それから一年後、「また子供ができちゃった。どうしよう…。」と相談に来て、今度は自分から相手の男性のことを「やはりダメね。」と、自分で判断するようになりました。
「こんなことをしていると身体に悪いし、子供を産めない身体になるよ。」と忠告すると、「医者からもきつく言われた。」と。
その後、四度目の赤ちゃんが出来、今度は結婚して無事に男の子を生み幸せに暮らしているそうです。
M民宿(14話目参照)に出入りしていた女性の一人娘が中学生の時、暴走族に入り夜遊びをしだしたとのこと。
その時は、Mさん(15話目参照)の所に親子を連れて行って神様に拝んで頂いたそうです。
Mさんに神様が乗り移ると、神様は娘さんを近くに来るように呼び、Mさんの両腕で娘さんを抱き締め「○○○(娘さんの名前)、○○○。お前より先に死んでしまって悪かったが、お前だけが頼りだ。母さんを大事にして、兄さんが出来なかった分、どうかお前がしてくれ。頼んだよ。」と兄さんが降りてこられたそうです。
その時も、お兄さんのお話は一切していなかったらしいのですが、娘さんは大泣きして、それから立ち直り、大人になって結婚し子宝にも恵まれています。
横浜のFさんの娘さんから、松井先生の元に夜11時頃、電話が入ります。
「お父さんの会社が潰れてしまう。助けて下さい。明日従業員の五人が会社を辞めるらしいのです。」とのこと。
「よし、明朝弁財天様の所においで。Mさんに拝んでもらうから。」と言うと、ご両親と娘さんの三人で朝7時頃に飛んで来たそうです。
Mさんに拝んで頂くと、神様は次のようなことを告げます。
「五名のうち一人が皆に辞めるように焚き付けている。これから会社に行き、その男だけを別室に呼び辞めさせなさい。そうすれば四名は残り、会社は安泰だ。だが、あなたの住んでいる家の土地が悪い。昔、池だった場所の上に建っている。浄めなさい。」
その通りにすると、会社も無事。
土地は、神様の仰った通りで、昔は大きな鯉などがいた大きな池だったらしく、そのまま埋めたそうです。
庭の一ヶ所だけ花を植えても枯れて育たなかったそうだが、浄めた後は咲くようになり、不思議がっていたとのことでした。
と、そんな形で時には松井先生が答え、時にはMさんが答え…と、そんな形で相談に乗られていたそうですが、しばらく後、Mさんが亡くなります。
松井先生が告別式の始まる5分前に着くと人で一杯だったそうです。
「席が空いているのでどうぞ。」と係の人に言われ前に行くと、親族方が前で、その後ろに来賓の焼香台があり、通路をはさんで左右に席があります。
来賓席の前から二列目通路側に一つだけ席が空いていたので、松井先生はそこに腰かけたとのことでした。
読経が始まり、途中で司会者が「焼香をお願いします。」と告げると、つかつかと松井先生の所まで来て「どうぞ。」と言われたそうです。
どこの告別式でも焼香は一番近い身内の人から始まるのに、と松井先生も不思議に思ったそうですが、司会者にうながされ一番で焼香をさせて頂くことになります。
焼香を済ませると奥さんの声が聞こえてきたそうです。
「先生、今後とも弁財天様との繋がりを頼みます。息子の力になって下さい。色々ありがとうございました。」
Hさん、Mさんと続いてきた神様との繋がりですが、息子さんの方に神様が降りることはありませんでした。
松井先生の方には、引き続き神様が降りてきていたのですが、松井先生にはどうにも分からない疑問があったそうです。
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