神通力が付いた女性への相談(16話目)

 

「不思議なおじいちゃんとの出会い(1話目)」
 

「鬱病に至るまでの経緯(2話目)」
 

「光の見えない暗黒時代(3話目)」

 

「大好きな祖母との別れ(4話目)」

 

「心の琴線に触れた松井先生のお話(5話目)」

 

「虹の戦士の集い(6話目)」

 

「魂の器(7話目)」

 

「神様からの言葉(8話目)」

 

「嘘みたいな本当の話(9話目)」

 

「様々な病気が改善していく小顔施術(10話目)」

 

「医療関係者にも認められる気功整体施術(11話目)」

 

「常識破りの松井式(12話目)」

 

「松井先生の誓い(13話目)」

 

「気功の力で繋がるご縁(14話目)」

 

「弁財天様と白い蛇(15話目)」

 

15話目の続きです。

 

 

 

Mさんのお母さん(Hさん)の病気が治ってから、その後、先が分かるようになったりと神通力が身に付くようになります。

 

その神通力を求めて、多くの人がHさんの元を尋ねてくるようになっていきます。

 

 

 

Hさんは自宅の庭にある井戸で、夜中に水浴びを繰り返し、殿様達を埋葬した後に立てたお社の前で一心にお経をあげ修行もしたそうです。

 

あるご縁で群馬県にある妙義神社に参拝の折、突然声が聞こえ、「今日から21日間ここで修行しろ。」と言われ、妙義神社の下にある旅館に宿を取り、夜中に宿の番頭さんの提灯の灯りで足元を照らしてもらい階段を上っていったそうです。

 

 

一番山奥に国の重要文化財に指定されている立派な神社があるのですが、その前の石畳の上でお経を上げ修行されたそうです。

 

修行が終わりの頃は、「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」と九字を切ると、石畳の所から本殿まで正座したまま飛び上がってその床に座られる様になったとのことでした。

 

 

妙義神社で旅館に泊まっていた時、Hさんの言うことがズバズバ当たるので、ある村の方々が「私達の村に住んで下さい。」と家まで準備してくれて、一時期そこでお世話になっていたこともあるそうです。

 

私がその話を初めて聞いた時、「そんなバカな…」と正直思いましたが、これが本当だったということは後に知ることになります。

 

 

 

妙義神社での修行後、益々神通力が付き、多くの人々が相談に来られるようになったそうです。

 

その中には著名な方々も大勢いたとのことでした。

 

お名前は控えさせて頂きますが、皇族直系の方や日本を代表する作曲家の方、某政治家の方が相談に見えたり…。

 

ファッション関連の専門学校の先生が来年流行する色・形などを聞きに来ていたり…。

 

某有名カバン店の方は、どのようにしたら売れるかを聞き、「こういうマークを付けなさい」と言われ、その通りにしたところブランドバッグとして有名になったり…。

 

某有名デパートは、Hさんの助言で月賦(クレジット)を始めたり…。

 

 

 

今では有名な商店街があるのですが、当時の理事長が某会社の社長だった時、これから町を発展させる為にはどうしたら良いか…と聞きに来られ、Hさんが神様にお伺いをたて、「このようにしなさい。」と図を描いて頂き、それから今の某有名商店街が出来上がったそうです。

 

先ほどお話に出た妙義神社は、当時の宮司さんが赴任した時は荒れ放題の神社で、雨漏りで御殿の畳などは湿ってフカフカだったそうなのです。

 

そんな折、妙義神社に皇族の方々が訪れる事になり、Hさんのおかげで発展した商店街の方々が多大な寄付をし、無事に迎える事が出来たとのことでした。

 

その後、災害で妙義神社が被害を受けた時も、商店街の方々が復興の為に大いに寄与したそうです。

 

 

その宮司さんは、現宮司さんのお父さんに当たるのですが、Mさんが神社を訪れる度に「逗子の方に足を向けては寝られません。大変お世話になりました。」と言われ、歓待して頂いていたそうです。

 

このようにHさんが神事をしていた時には大いに栄え、弁財天様の大祭の前日には一升餅を何個もつき、神社に供え、新橋の芸者衆もつめかけ、ドンチャン騒ぎだったとのことでした。

 

 

 

そのHさんが衰えてきて亡くなる前、養子の娘であるMさんに「次はあなたが引き継いでいくのよ。」と言われたそうですが、Mさんは大変なのを見ていたので嫌で嫌でたまらず、一ヶ月程寝込んでしまわれたそうです。

 

そんな姿を見かねたHさんは、「そんなに嫌ならしなくて良い。」と言い、その後亡くなられてしまったとのことでした。

 

Hさんが亡くなってから徐々に信者さんも減り、今は10人足らずになってしまったそうで…。

 

Hさんが亡くなってから八年、そんな時に松井先生に出会い「もう神棚も片付けて子供の部屋にしようかと考えている。」と相談されたのですね。

 

 

 

Mさんが、母でもあるHさんの一部始終を語り終えた時、松井先生が先ほどから疑問に思っていたことを質問したそうです。

 

「私は連絡もせずにこちらに伺ったのですが、Mさんは門の前で待っていて下さいました。どうして私が来るのが分かったのですか?」

 

「私が居間にあるテレビの前でウトウトしていると、母の声が聞こえてきたのです。『この家にとって大事な人が向かってきている。すぐに出てお迎えするように。』と言われ、外に出たらちょうど松井さんが見えられたので手を振ったのです。」

 

「私の家の神様は前からものすごく恐い神様といわれ、皆さんが恐る恐る訪ねる神様でして、駅前でお供えのお菓子など『これでは高すぎる。』『これでは安すぎる。』などと選んで持って来ると、母が『何をやっていたの。高いの安いの。要は心の問題だ。気持ちがあれば玄関の前の水道水の一杯の水でも良いのだよ!』と怒ったとか。」

 

「母は何人も警備を付けている実力者の方を平気で怒鳴りつけることもありました。私は幼稚園頃から母の横に座っていましたが、今まで一度も迎えに行ったことはなかったのです。なので余計に、どなたが来るのかと思い外に出てみると、あなたが車に乗ってみえたのです。」

 

 

 

Mさん宅の弁財天様の由来やHさんの話を聞いた松井先生は、Mさんにお願いをしてみることになります。

 

 

<17話目に続く>

 

 

 

 

 

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