人間の寿命と生きる意味(42話目)
人間には寿命というものがあります。
ブッダでも、その理には逆らえません。
誰でも最後は土に返っていくものです。
昔、松井先生の所にお母さんの体調について相談されてきた女性がおりました。
そのお話を聞いた松井先生の答えは次のようなものでした。
「誰でも寿命があるからねぇ。」
そうか…と、その女性も松井先生の言葉を受け入れたようで、それから間もなくお母さんは亡くなられたそうです。
今まで松井先生が「もう治らない」と言われた様々な方を救ってきた実話をお伝えさせて頂きました。
【数々の難病を治すゴッドハンド(18話目)】
https://ameblo.jp/mikatakakumei/entry-12365629505.html
こんな話をすると、さぞかし松井先生は健康だったのだろうと思われる方もおりますが…。
私がお会いした時も、松井先生の体は長年の酷使でボロボロだったのだと思います。
こういうお話をすると勘違いされる方がいるので先にお伝えしておきますが、気功を使ったから相手の悪いものをもらったということではありません。
以前にお伝えしたことがありますが、松井先生はほぼ休みなく目の前の人を救うために施術をしておりました。
【気功の力で繋がるご縁(14話目)】
https://ameblo.jp/mikatakakumei/entry-12364829705.html
毎日10人以上施術をされていたそうですが、一人60分として毎日10時間以上も施術をしていたら、それは誰でも体にきますよね。
どうして松井先生がそこまで出来たかというと、神様との約束があったからです。
【目の前に現れた神様からの神命】
https://ameblo.jp/mikatakakumei/entry-12365446959.html
そして、その弁財天様と出会う以前に、こんな誓いをしていたからです。
「神様、もし今後、少しでも自分の欲の事を考えて行動するようなことがあればどうか殺して下さい。」
私が松井先生に出逢う以前に、一度死の淵までいくような経験をしたことがあるそうです。
過労から貧血になり顔も真っ青になり、脂汗が出て息苦しく、歩くのもやっとの状態。
鎌倉の病院に入院し、翌朝4時頃に胸がムカムカしてトイレにかけ込むと大量に吐血したそうです。
巡回していた看護師さんに発見されて、集中治療室にて4500cc輸血。
胃の中を内視鏡で調べたものの、中が曇っていて傷口が見つからなかったのです。
お医者さんに手術を勧められても、松井先生は拒否したそうです。
3日後、また胸がムカムカしてきた時、お医者さんや看護師さんは大慌てで胸の所に氷枕を沢山乗せて冷やします。
その時、お医者さんが「もう死ぬかもわからないから家族を呼びなさい。」と言ったそうです。
連絡を受けてお姉さん、妹さん、祖母、息子さんが駆け付けるのですが…。
松井先生は、その時ふとこんなことを考えていたそうです。
「人間、亡くなる時はどのような状態になっていくのか。よし、見ていよう。」
ところが死なずに峠を乗り越えます。
その翌日からお医者さんがしつこく手術を勧めるので、Mさん(19話目参照)にお願いして神様に聞いて頂いたのですね。
以前にもお伝えしたことがありますが、松井先生は自分の欲の為には生きないと決めていたので、自分自身のことを聞いたのは、この時が初めてだったのではないでしょうか。
そして、弁財天様の答えは次のようなものでした。
「医者の言われる通りにしなさい。大丈夫だ。」
神様がそう言われたので、松井先生も承諾し、6日後に手術が決定。
昼頃に病室から手術室に向かい内視鏡の検査。
いよいよ手術かと思っていると、看護師さんがストレッチャーを引いて病室に戻り、後から担当の先生もみえて説明を始めます。
「切らなくて良かったよ。あなたがあまり嫌がるので再検査をしたら傷口がどこにもない。十二指腸まで詳しく調べたが不思議だ。大出血だったのに。」
と言われたそうです。
退院後、一ヶ月ほど蒲郡で静養し、また仕事に戻られたということでした。
私が松井先生と一緒にいて思ったことですが、松井先生は自分に対しての執着が無いのです。
「無頓着」などと言いますが、元々は仏教用語で、欲望のままに執着(頓着)することが無いということです。
ある日、松井先生が何かの会話の折、こんなことを言っていたことがあります。
「長生きしたいですか?そんなに長生きして良いことありますかねぇ?」
当時の私の心に残った言葉です。
みんな健康を気にして生きて、長生きすることが良いことのように思っているけれど、一体何の為に長生きしたいのでしょう?
松井先生は自他の境があまり無いのです。
だから、目の前の人を当たり前のように助けてきたのですよね。
でも勘違いしないで頂きたいのが、「自己犠牲」と「無我」は、まったくの別物だということです。
誰かの為に何かをするという行為の裏に「我慢」のような気持ちがあるのなら、それは「無我」とは程遠く、無理に我慢するといつか爆発します。
少し難しい話になりますが、そういうことが学びたい場合には、心の勉強会に参加されてみて下さいね。
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これを読んでいるあなたは長生きしたいと思いますか?
人間は一体何の為に生きているのでしょうね?(^-^)
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